Detroit: Become Human(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
PS4最高峰のグラフィックに驚愕。繊細な表情や仕草を見せる人物もそうだが、世界の作り込みが尋常ではなく、高い没入感が得られます。覚醒して自我を持つにいたったアンドロイド3体の視点による物語は興味深いし、プレイヤーの行動によって細かく分岐していく展開もおもしろい。よくあるAボタンで“調べる”方式ではなく、右スティックやタッチパッドを直感的に操作する仕様も、自然でいい。
週刊ファミ通1539号より
驚異のグラフィックと至高のストーリー、カメラワークや文字の表示のさせかた、そして、すばらしい音楽など、演出面の巧みさも光る。3者の視点で代わる代わる進行する物語もうまく作用し、先が気になる展開の連続に引き込まれっぱなしに。選択肢も非常に悩ましく、感情を揺さぶられる。フローチャートで分岐を確認できるのは便利で、違う選択ではどうなるのか……と興味をかき立てられます。
週刊ファミ通1539号より
アンドロイドに感情が芽生えていくストーリーが惹きつけて離さない。些細な行動がその後の展開を左右したり、ほかの主人公のルートに影響を及ぼすなど、綿密なシナリオには脱帽です。瞬間的な判断だけでなく、苦渋の決断もあったりして、自分が物語を動かしていると実感できる。クリアー後も、別の選択肢の結末が気になって何度もプレイしたくなる。グラフィックやカメラワーク、音楽も最高。
週刊ファミ通1539号より
プレイヤーの行動や選択によってストーリーが分岐していく、というアドベンチャーゲームの文法としては一般的……なんだけど、直感的に遊べる操作性、臨場感のある演出とカメラワーク、ぐいぐい引き込まれる物語展開など、没入感が半端ない。ストーリー分岐を細かに確認できるので、シナリオ回収プレイが遊びやすいのもいい。プレイヤーが物語を紡いでいく感が、よりダイレクトに味わえる。
週刊ファミ通1539号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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