Subnautica サブノーティカ(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
つねに空腹と喉の渇きに悩まされるSFサバイバルですが、おもな舞台が海底というのが異彩を放ちます。PDAだけを頼りに生存の道を探らねばならず、序盤は放り出された感で茫然としますが、理解が進むほどにワクワク。とくに深海の探索は、ひさびさに冒険心をくすぐられた思いです。クラフト要素も充実して、海底基地作りもまた楽しい。プレイスタイルの異なるモードが選べるのはいいですね。
週刊ファミ通1632号より
一面が海に覆われた惑星を舞台にサバイバルを行うのが目新しく、好奇心を刺激される。海中の探索では幻想的な風景に感激すると同時に、暗闇に包まれた深海で、得体の知れない海洋生物にいつ襲われるかわからない恐怖を味わうことにもなり、海の美しさと恐ろしさが表現されているのが出色。手探り感が強いプレイはちょっと面倒さもあるものの、謎めく物語にも興味を惹きつけられて、夢中になれます。
週刊ファミ通1632号より
探索エリアがほぼ海中という、ほかにはないサバイバルゲーム。未知の生態系の中、食料や水にも事欠く状況で試行錯誤をくり返し、やがて乗り物を作ったり、居住エリアを拡張したりとできることが増えるにつれ、時間を忘れて潜ってしまう。海は深さによって表情が異なるし、巨大生物との遭遇にもドキドキ。道具の使いかたなど、説明が少なくて手探り状態になるが、そこさえ乗り切れればハマる作品。
週刊ファミ通1632号より
海中を舞台したサバイバル、というシチュエーションが新鮮。ただただ海中を泳ぎ回るだけでもおもしろく、自分よりも大きな未知の生物に遭遇したときの恐怖は、まさにホラーゲーム級。ただ、何の説明もなく海に放り出されるため、手探り状態が続く。サバイバルのリアルさはあるものの、最低限のルールは教えてほしかった。装備が整い、いろいろな物がクラフトできるようになると楽しくなるのだが。
週刊ファミ通1632号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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