デイヴ・ザ・ダイバー(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
潜水探索と寿司屋経営のありそうでなかったマッチングのおもしろさを、トコトン引き出す各種要素の作り込み。できることが増えるにつれ、少しずつ広がる深海世界が、寿司メニューの相乗効果で、プレイヤーを本作の沼へ。プレイ時間とできることの分量が、重すぎず軽すぎない、絶妙のバランスで手軽に遊べるのもいい。それゆえ場所切り換え時のロード時間は気になった。10点は手ごろな価格込みで。
週刊ファミ通1824号より
昼はダイビングで海中を探索し、夜は寿司屋で働く構造がユニーク。海では寿司ネタとなる魚を捕らえるほか、ロマンを感じる海底の調査もあり。寿司屋では料理の提供だけでなく、経営シミュレーションの側面もあるなど、多彩な要素が詰まっていて、なおかつ遊び心があちこちに散りばめられているのがすばらしい。ユーモラスなイベントやミニゲームも豊富で、とても味わい深い作品になっています。
週刊ファミ通1824号より
なんてオシャレな経営シムなの。ダイバーと寿司屋のスタッフ、二足のわらじで忙しい主人公を、ゆる〜いアートとサウンドが包み込みます。多種多様な魚を発見し、ユニークな料理に仕立てて提供するサイクルに夢中に。海中の美しさに癒やされつつ、探検気分まで味わえるのは、釣りではなくダイビングとしたグッドアイデアのおかげ。バトルやチャレンジなどイベントも豊富に用意され、退屈しません。
週刊ファミ通1824号より
メインミッションを意識しつつ、遭遇した魚やアイテムの獲得運次第でひたすら脱線してもいい、奔放な “海底宝探し”。装備の強化項目・レべルは多めですが、探索時のリスクとリターンのバランスが絶妙なため、つねに“いまできる最大限”を発揮する意識を刺激されます。あまりに毛色が違う寿司店営業パートには割り切りが必要ながら、指関節の動きにこだわった一連のイベントアニメは一見の価値あり!?
週刊ファミ通1824号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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