ウイニングポスト10 2024(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
かゆいところに手が届くような順当なパワーアップがうれしい。何度見てもレースシーンのできばえがすばらしく、騎手視点もド迫力ですね。アイドルホースや競馬ブームといった要素は、育成の励みになり積極的に流行らせたくなるいいアイデア。所有馬が絡めばなおさら燃える。最新データの対応だけでなく、競馬史を振り返って当時の空気感を少しでも味わえるような仕掛けもありがたいです。
週刊ファミ通1842号より
“アイドルウマップ”で競走馬への支持や期待の声を確認しつつ、アイドルホースを育成して競馬ブームを巻き起こす流れは、わかりやすい指針となるし、やり甲斐に。ブーム中にさらに活躍することでより強力な特性を得て、子にも遺伝させられるのも熱い。レースシーンを最後まで騎手の視点で見られる“ジョッキーカメラ”の機能や、当時の新聞記事も収録した“競馬ヒストリア”など、演出面の強化も○。
週刊ファミ通1842号より
前作をベースに、馬の育成を楽しむコンテンツが厚くなっています。新要素である“アイドルウマップ”は、ファンからの人気獲得が具体的な目標にもなって張り合いが出ますね。また、レース録画機能が追加されたのも地味にうれしく、大勝負で勝てた瞬間を見返してはニマニマしてしまいます。復刻された要素も多く、再登場のギャル秘書・吹里谷芽愛ちゃんのよさに改めて気づかされたりもしました。
週刊ファミ通1842号より
プレイフィールとしては無印の『10』とそれほど劇的な変化は見られないが、臨場感溢れる“ジョッキーカメラ”や、ファンの期待がひと目でわかり育成の指針にもなる“アイドルウマップ”など、いいアクセントとなる新システムが追加。また一部、過去作から復活した要素もあり、競馬ライフを多角的に味わえる作りに昇華。とくに日本競馬史を追体験できる“競馬ヒストリア”は、ひとつの読み物としても魅力的。
週刊ファミ通1842号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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