The Lord of the Rings: Return to Moria(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報

卵を守る雨宮
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8

『ロード・オブ・ザ・リング』ガチ勢ではない自分も、ほの暗い地下を探索しながら、コツコツ素材を集め、新たな拠点や武具を作り、さらなる奥地を目指す行為で、ドワーフ気分を満喫。クラフトによるサバイバル要素と、昼夜の変化、睡眠、空腹が探索や戦闘にメリハリをプラス。舞台となる地底は、色彩とともに情報も不足気味だが、逆に地下世界の雰囲気作りの一助となり、没入感を高めた部分も。

週刊ファミ通1853号より

ジゴロ☆芦田
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7

『ロード・オブ・ザ・リング』の世界でドワーフとしてクラフト&サバイバルを行うのは、渋い味わいながら原作が好きな人なら魅力的に感じるかと。クラフトは定番的な要素ではあるけど、新たなアイテムを作り出していくのは喜びを感じられます。一方、戦闘に関しては、爽快感やメリハリがもう少し欲しいかな。若干説明不足な部分があったり、カメラの感度の設定がない点など、気になる部分もちらほら。

週刊ファミ通1853号より

くしだナム子
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8

主人公はドワーフ、舞台は暗い鉱山と、とことんシブくて地味! 通好みのする作品世界は味わい深く、『ロード・オブ・ザ・リング』の知識も不要です。メニュー画面が使いにくかったり、和訳がわかりにくかったりもしますが、それを上回る確かな魅力があります。敵の脅威にさらされながら、素材を集めて必要なものをビルド&クラフトし、少しずつ探索範囲を広げていくのは、中毒性を覚える体験でした。

週刊ファミ通1853号より

戸塚伎一
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6

敵の襲撃に対応しつつ、クラフト・ビルド用素材を闇雲に集めている最中は、静かな充実感があります(とくに掘削時は無心になれます)。いざ作成となると“〇〇を作るには××が必要”といった諸条件のシビアさから、スッキリする機会が少なめに。“焚火のそばの焼けた肉”がただの背景物……など、グラフィックのディテールの細かさと、システム面の自由度の低さのアンバランス具合が引っかかります。

週刊ファミ通1853号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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7.2

ドワーフとともに地下都市“モリア”の復興を目指すサバイバルクラフトRPG。広大な鉱山で資源の採掘やアイテムクラフトを行い、さらなる奥地へと探索の場を広げていく。

発売日
2024年5月23日
価格
5,800 円+税
ジャンル
RPG
メーカー
H2インタラクティブ
関連サイト
公式
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