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『トロンにコブン』25周年。『ロックマンDASH』のスピンオフでボーン一家が大活躍。ロボットのグスタフを操縦する豪快なアクションや個性的でかわいいコブンたちが魅力【今日は何の日?】

byカワチ

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『トロンにコブン』25周年。『ロックマンDASH』のスピンオフでボーン一家が大活躍。ロボットのグスタフを操縦する豪快なアクションや個性的でかわいいコブンたちが魅力【今日は何の日?】

人気キャラクターのトロンが活躍!

 1999年(平成11年)7月22日は、プレイステーション(PS)用ソフト『トロンにコブン』が発売された日。本日で発売から25周年の節目を迎えました。

 『トロンにコブン』は『ロックマンDASH』で敵として登場した空賊のボーン一家を主人公にしたスピンオフ。100万ゼニーの借金のカタとして連れ去られた長兄ティーゼル・ボーンと次男ボン・ボーンを、長女のトロン・ボーンと彼女の手下であるコブンたちが助け出すストーリーが描かれます。

 飯塚雅弓さんが演じている主人公トロンも魅力的ですが、同じぐらい愛らしいのが横山智佐さん演じる相棒のコブンたちです。本作には、それぞれ性格が異なる40体のコブンが存在しており、ミッションをクリアーすることでつぎつぎに基地のゲゼルシャトル号に集まってくるのですが、かわいすぎて見ているだけで幸せになれます。
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 戦闘で活躍するコブンのほかにも料理が得意なコブンや掃除が好きなコブンなどもいて、彼らが基地のいたるところでワチャワチャしている様子に癒やされます。自室であるトロンの部屋ではお気に入りコブンを設定できますが、ラストミッションではこのお気に入りコブンが……これ以上はネタバレのため伏せておきます。

 なお、雑誌付録のディスクのデータから呼び出せる41体めのコブンも存在。ただ、いまではゲームソフト以上に入手が難しいかも……。

 本作のジャンルはアクションバラエティー。さまざまなミッションをミニゲーム形式でクリアーしてお金を貯めていくことになります。このミッションは多彩な種類が用意されていますが、なかでも注目は“お宝をディグアウト!”。アドベンチャー色の強い物語メインの内容となっており、お人好しのダンツや、どこか憎めないペールなど個性的なキャラクターが登場して場を盛り上げてくれました。

 また、“銀行をおそえ!!”というミッションは警察を追い払いつつ銀行の金塊を狙うことになりますが、ここで立ちはだかる新人婦警のデニッシュ・マーマレードもいいキャラクター。おっちょこちょいで愛嬌があり、愛すべきポンコツでした。
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 ゲームの基本操作は『ロックマンDASH』と同じですが、トロンは戦闘ロボットのグスタフに乗り込んで戦うのでダイナミックなバトルが楽しめます。重い物を引っこ抜いて投げたり、建物を破壊して回ったりと爽快でした。『ロックマンDASH』のロックのような機動力はありませんが、その全体的に重量感がある感じも巨大なロボを操っている感覚が味わえてよかったです。

 グスタフはお金を使って武器や防御などの強化が可能。最終的に100万ゼニーを貯めることが目的の本作では、強化のためにお金を使ってしまうとゲームのクリアーは遠のいてしまうの一方、アクションが苦手な人でも楽しめるような救済処置になっていました。もともと難度が低めのゲームとはいえ、グスタフの強化によってさらにラクにクリアーできます。
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 『ロックマンDASH』と同様にリメイクやリマスターはされていない『トロンにコブン』。PSゲームアーカイブスで配信されたこともありましたが現在は配信終了しています。遊ぶハードルは高いものの、コロコロと表情を変えるキャラクターはみんなかわいらしく、遊べば皆さんも世界観のトリコになるハズ。そのためにも、現行機向けに移植してほしい!
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      集計期間: 2025年04月24日12時〜2025年04月24日13時