『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』試遊レビュー。バトルあり、採取あり、仲間といっしょに世界を巡るのが楽しい【TGS2024】

byソムタム田井

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『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』試遊レビュー。バトルあり、採取あり、仲間といっしょに世界を巡るのが楽しい【TGS2024】
 2024年9月26日~9月29日の期間、千葉県・幕張メッセにて開催中の“東京ゲームショウ2024”(TGS2024)。※26日、27日はビジネスデイ。

 レベルファイブのブースでは、2025年4月発売予定のNintendo Switch用ソフト『
ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』がプレイアブル出展されている。さっそくプレイしてみたので、その模様をリポートしよう。
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 『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』とは、自分の分身となるアバターを作り、さまざまなライフ(職業)に就いて、思いのままにファンタジー世界での生活を楽しむことができるRPGシリーズの最新作。

 2024年10月の発売が予定されていたが延期され、先日のレベルファイブビジョンにて2025年4月が新たな発売時期として発表された。
 マルチプレイも可能なオープンワールドでの冒険に加え、農業、漁業、林業といった生活に必要な素材の採取、武器や防具、料理、家具、さらには街そのものも自由に開拓できるクラフトなど、やり込み要素が満載で、時間を忘れてのめり込める作品となっている。

いつでもどこでも気軽にライフ(職業)をチェンジ

 試遊版のプレイ時間は15分程度。今回はバトルと素材の採取が楽しめるということで、さっそくフィールド上のモンスターに戦いを挑むことに。

 戦闘職のライフは、直接攻撃が得意な“王国兵士”と、遠距離から魔法で攻撃できる“魔法使い”の2種類。

 攻撃手段は連続でくり出せる通常攻撃と、強烈な一撃を放つ強攻撃があり、デフォルトの王国兵士では、ボタンをガチャガチャ押すだけで敵を一掃する爽快な戦闘が楽しめた。このあたり、グラフィックもそうなのだが、かなり低年齢のプレイヤーでも安心して楽しめる仕様になっているように感じた。たとえば、マルチプレイで親子でいっしょに冒険を楽しむという遊びかたも想定されていそうだ。本作は最大4人までのローカル/オンラインマルチプレイに対応している。
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 続けて魔法使いも使ってみたものの、遠距離から敵を狙い、ちょっとずつ体力を削っていくというスタイルは性に合わず、敵の群れに突っ込んでは、その中心で強力な魔法を炸裂させるという、王国兵士と同様の立ち回りになってしまった。このあたりは改めて製品版で、じっくりと各ライフの特性の違いを確かめたいところだ。
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 また、戦闘の合間に、付近にあった巨木にふと近づいたところ、斧のイラストが描かれた吹き出しが表示された。こちらでAボタンを押すと、ワンタッチで採取職の“木こり”に変身できる(試遊版ではこのほかに、“採掘師”と”釣り人”も選択可能)。

 木こりのライフになっているときには斧で木を伐採することができ、さまざまなクラフトに必要な“木材”を採取できる。

 何度も斧を打ち込み、木のHPを0にすれば素材を入手できる仕組みで、木の周辺を見てまわり、スイートスポット(弱点)にうまく斧を当てれば、より大きなダメージを与えられる……など、単なる作業にならないよう、採取要素にも遊び心が満載な点がユニークに感じられた。
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 そうしてスタート地点の砂漠エリアをある程度探索し、全体マップを開くと、草原エリアが隣接していることがわかる。高速移動が可能な馬を呼び出してそちらに乗り、続けて草原エリアも探索してみることに。

得意分野の異なる個性的な仲間キャラがずらり

 橋を渡って草原エリアに入ると、カカシを相手に剣の練習をしているキャラクターの姿が見える。さっそく話しかけてみると、探索に同行してくれることになる。
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 こちらは傭兵のグレンというキャラで、モンスターの群れと戦う際、主人公とは別の敵から優先して戦ってくれる。

 序盤の戦闘ということもあり、ひとりでも苦戦はしないのだが、やはり仲間がいっしょというのは心強い。馬に乗って移動すると姿が見えなくなってしまったが、移動した先で下馬すると、ちゃんと後についてきてくれていたのでホッとした。
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 そんな感じでフィールド上を見渡すと、ほかにもちらほらと人間のキャラクターの姿が確認できる。グレンのときと同じように話しかけて、木こりのモニカと、狩人のホークも仲間にできた。

 ホークは見た目の通り、弓で遠くから敵を射抜く攻撃が得意のキャラ。一方のモニカは戦闘にも参加してくれるのだが、本領を発揮するのはやはり、そのライフが示す通り、木を伐採するとき。自身も木こりになって木を切ろうとしたところ、彼女も作業を手伝ってくれて、より短い時間で切り倒すことができた。
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 キャラごとに得意な分野は異なるので、戦闘メインの冒険のときは戦闘職、素材採取がメインのときは採取職のキャラでパーティを組むと、より効率よく探索をこなすことができそうだ。
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 こうして4人パーティとなり、さらにガンガン進みたいところだが、ここで「もうすぐ試遊終了」のアナウンスが入る。全体マップには、通常の敵とは異なるボス級のモンスターがアイコンで表示されるので、そちらをたよりにそのモンスターに近づき、試遊の締めくくりとして、ひとまず(勝手に!?)ステージボスに指定した敵を倒して、今回の冒険は終了した。
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 このたびの試遊では体験できなかったが、フィールド上にはさまざま野菜が育つ田畑のエリアもあり、そちらにはにんじんや玉ねぎ、かぼちゃなどが大量に育っていた。それらを収穫して料理を作る……というクラフト要素にも非常に興味があるので、クラフトが楽しめる体験版の配信にも大いに期待したいところだ。
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 ちなみにレベルファイブのブースでは、同作のほかにも『
レイトン教授と蒸気の新世界』や『イナズマイレブン 英雄たちのヴィクトリーロード』が試遊可能となっている。

 2回目以降の試遊の際は、通常よりも短い待ち時間で試遊できるプライオリティパスも導入されるので、本稿で興味が沸き、9月28~29日の一般公開日に『ファンタジーライフi』を遊んでみたいと考えている人は、こちらのパスを利用して、ほかのタイトルもいっしょに楽しんでみてはいかがだろう。
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