
サバイバルホラーの原点を目指した作品
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原点回帰した純粋なサバイバルホラーを目指して作られた本作は、得体のしれないものへの怖さを重点的に描き、プレイヤーは生理的な恐怖に震え上がった。
有刺鉄線で顔をぐるぐる巻きにされた人物が叫び声を上げているようなビジュアルが描かれたパッケージは非常にインパクトが強く、いまでも覚えている人が多いんじゃないかな。
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驚かされたのは、冒頭からいきなり夢とも現実とも区別の付かない世界へ迷い込んでしまうところ。気づいたら宙吊りにされていて、解体を待つ状態。何が起きているのかわからないまま、チェーンソーを持った男からひたすら逃げるはめになったのが不条理で恐ろしくて、いまでも忘れられない。
つぎつぎにセバスチャンに襲い来る恐怖を追体験しながら断片的に情報を入手し、やがてそれがつながっていく物語は難解ではあったが、知的好奇心をほどよく刺激してくれたし、「そうだったのか」と理解したときの快感も堪らないものがあった。
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爆弾やワイヤートラップ、トラバサミといった基本的なもののほか、電撃や硫酸、有刺鉄線など多種多様なトラップが登場。また、トラップを解体してトラップパーツとして入手すれば、クロスボウの矢として使える“アガニ・ボルト”を制作することもできた。
クリーチャーの造形も多種多様でおぞましいヤツらが多かったのが印象深い。ゾンビ的な存在でバリエーションの多い“ホーンテッド”をはじめ、4本の腕を持つ焼けただれた“ラウラ”、頭に金庫(?)をかぶっている“キーパー”、枷を身体に括り付けられたままの“トラウマ”など、それぞれがさまざまな攻撃を繰り出してきた。セバスチャンのやられかたもたくさんあったので、それもある意味見どころだったかもしれない。
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