
パラレルワールドがテーマのRPG
『クロノ・クロス』は、スーパーファミコンで発売された『クロノ・トリガー』の続編としてリリース。ただ、本作はパラレルワールドがテーマとなっており、ストーリー自体も『クロノ・トリガー』とは毛色が違います。
難解なシナリオなので、『クロノ・トリガー』と『クロノ・クロス』の関係がわかりづらいですが、しっかりプレイして考察するとふたつの作品が密な関係であることがわかります。なお、ゲーム内では明かされない謎も多く、関連書籍にだけ公開されている設定も。
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仲間になるキャラクターは45人とかなり多いのも特徴。おばちゃんだったりカブ人間だったり、藁人形だったり、キノコだったり……「え? 仲間になるの?」というキャラクターも多くてバラエティー豊かでした。
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エレメントは各キャラクターの“エレメントグリッド”にあらかじめセットすることで使用でき、誰でも装備できる“共有エレメント”とキャラクター専用の“固有エレメント”が存在しました。“固有エレメント”を組み合わせて発動する“連携技”は『クロノ・トリガー』と同じ技もあってニヤリとさせられましたね。
もうひとつ特徴的なのは“レベルスター”。本作では経験値によるレベルアップではなく、ボスを倒すと入手できるレベルスターで仲間全体のレベルが上昇するという仕組みでした。
ザコ戦を行うことで少しだけ能力は上昇しますし、倒すと武器を強化するための素材なども手に入るので、ザコ戦も意味がないわけではないですが、レベル上げをしなくてもボス戦に挑めるシステムは斬新でした。
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2022年4月7日には、リマスター版の『クロノ・クロス:ラジカル・ドリーマーズ エディション』がNintendo Switch、プレイステーション4(PS4)、Xbox One、PC(Steam)で発売。3DモデルのHD化やバトルの強化などいろいろな部分が調整されていますが、最大の特徴は1996年にサテラビューで配信されたノベルゲーム『ラジカル・ドリーマーズ -盗めない宝石-』が収録されていること。ファンは要チェックですよ!