
現体制では西野氏をSIEのプラットフォームビジネスグループCEOに、ハーマン・ハルスト氏をスタジオビジネスグループCEOに据えてSIE全社でのシナジー最大化を目指してきたが、更なる進化に向けて新経営体制を決定したという。ハルスト氏は新体制後も引き続きスタジオビジネスグループCEOを務める。
ソニーグループ社長COO兼CFOの十時裕樹氏は同日付でSIEの会長職を退き、社長CEOに就任。SIEのファイナンス、コーポレートデベロップメント&ストラテジー担当SVPを務める陶琳氏はSIEを離れ、ソニーグループのCFOに就任する。
ソニー・インタラクティブエンタテインメントの新経営体制について -西野秀明を社長CEOに任命-
2024年5月に発表したSIEの現体制では、西野をSIEのプラットフォームビジネスグループCEOに、そしてハーマン・ハルストをスタジオビジネスグループCEOに2024年6月1日付で据え、SIE全社でのシナジー最大化をめざしてきましたが、更なる進化に向けこの度の新経営体制を決定しました。ハルストは引き続きスタジオビジネスグループCEOを務め、西野にレポートします。
あわせてソニーグループ株式会社およびSIEは、ソニーグループ株式会社社長COO兼CFOの十時裕樹が4月1日付でSIEの会長職を退きソニーグループ株式会社の社長CEOに就任する旨、加えて同日付で現在はSIEでファイナンス、コーポレートデベロップメント&ストラテジー担当SVPを務める陶琳がSIEの職を離れ、ソニーグループ株式会社のCFOに就任することも発表しました。陶のSIEでの後任は改めて発表する予定です。
SIE会長、ソニーグループ株式会社社長COO兼CFO 十時裕樹のコメント
西野は2000年にソニーでのキャリアをスタートし、現在はSIEのプラットフォームビジネスグループCEOを務めています。現職では技術、製品、サービス、プラットフォームエクスペリエンス、サードパーティのパブリッシャー・デベロッパー対応、そしてハードウェア、サービス、周辺機器の販売・マーケティングを含むビジネスオペレーションを担当しています。現職に就く前は、SIEのプラットフォームエクスペリエンスグループ担当SVPを務めていました。
SIEプラットフォームビジネスグループCEO 西野秀明のコメント
西野はプラットフォームビジネスグループCEOの職を継続し、またハルストはスタジオビジネスグループCEOとして、SIEのファーストパーティコンテンツの開発、パブリッシング、ビジネスオペレーションをリードしていきます。加えてハルストはプレイステーションコンソールやPCを含む多様なデバイスに向けたゲーム開発、さらにゲームIPを新たなメディアに展開するPlayStation Productionsの取り組みも担当します。