![『ベイグラントストーリー』25周年。『FFT』のスタッフが手掛けたPS後期の作品。緻密なグラフィックに息を呑んだ【今日は何の日?】](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/32632/thumbnail_jnJb.png?x=1280)
豪華スタッフが手掛けた単発のオリジナル作品
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/32632/a4efdd2f969559e8b1c92e99f32ded48e.jpg?x=767)
プレイヤーは主人公のエージェント“アシュレイ”となり、魔都レアモンデを探索しながら襲撃事件の首謀者である“シドニー・ロスタロット”を追うこととなる。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/32632/af99687dd719c4e8bc6a39e946c3d9ef7.jpg?x=767)
だが、発売から12年後となる2012年にプロデューサー・ディレクション・ゲームデザイン・脚本を務めた松野泰己氏は、旧Twitterでファンの疑問に答える形で『ベイグラントストーリー』とイヴァリースの直接的な関係性を否定している。
※松野泰己氏のツイートはこちら
そんな同作で何と言っても驚かされたのは、圧倒的なまでに美しいグラフィック。プレイステーション2(PS2)本体が発売される約3週間前という時期に登場した作品だったこともあり、初代PSのマシンパワーを極限まで活用できる技術を手に入れていた側面もあるだろう。しかし、それらを差し引いても頭ひとつ抜きん出た精緻な描写を実現していた。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/32632/c2de40e0d504f583cda7465979f958a98.jpg?x=767)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/32632/a135007e7085979a7d5b41ce54c0e54d7.jpg?x=767)
当時はキャラクターをポリゴンで描き、背景はより美しく見えるCGイラストを用いる手法が流行っていたのだが、本作はキャラクターだけでなく背景もフルポリゴンで描画。そのため、ダンジョン内でカメラを動かして見ることもできたし、何より移動から戦闘に画面切り替えなくシームレスに移行することができた。おかけでバトルの臨場感はかなりのもので、探索中はつねにドキドキさせられた覚えがある。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/32632/afac4ef5554f69012fe38d2f1d4e245a6.jpg?x=767)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/32632/ce4bde0eb46b8f32ef4b4207f5344b4d4.jpg?x=767)
ボウガンがほかの作品とは比較にならないくらい強く便利だったのも風変わりで、大いに助けられたプレイヤーも多かったはず。