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『星のカービィ64』25周年。コピー能力をミックスして使えるのが新しかった、シリーズで初めての3D作品【今日は何の日?】

byウワーマン

『星のカービィ64』25周年。コピー能力をミックスして使えるのが新しかった、シリーズで初めての3D作品【今日は何の日?】

3Dならではの立体的なギミックに驚かされた

 2000年(平成12年)3月24日は、ニンテンドウ64用『星のカービィ64』が発売された日。本日で発売から25周年を迎えたことになる。
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 『星のカービィ64』は、任天堂から発売されたアクションゲーム。『星のカービィ』シリーズの11作目で、初めての3D作品となっている。ゲーム内容的にはこれまでにもあった横スクロールのアクション作品だったが、ハードのスペックを活かした立体的なグラフィックは目を見張るものがあった。

 2022年5月20日から“NINTENDO 64 Nintendo Switch Online”で配信されているので、懐かしさを感じて遊んだという人も多いのでは?

 妖精たちが平和に暮らす“リップルスター”に突如として、宝物の“クリスタル”を狙う黒い雲が出現。クリスタルを奪われまいと妖精の“リボン”は宇宙へ逃げ出したものの、黒い雲の体当たりによってクリスタルが砕かれ四散してしまう。

 クリスタルの破片が近くの星々へ降り注ぐ中、リボンもカービィたちの暮らす“ポップスター”へと落下。そこで運命的な出会いを果たしたカービィは、困っているリボンを助けるため、クリスタルを探す冒険へと旅立つ……というのが今回の物語だ。
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 プププランドのあるポップスターで探索を終えると宇宙へと飛び出し、水で覆われた雫型の惑星“ウルルンスター”や火山が活発な“コレカラスター”など、多種多様な惑星を冒険。2Dでは再現できなかったロケーションの登場にワクワクした。

 3Dならではと言える奥行きのある景観やギミックにも胸躍らされたが、グリグリと動くフィールドをしっかりと捉えるカメラワークも見事でかっこよかった。螺旋階段を登ったり川下りをしたりするなど、シチュエーションに合わせた視点の変化がおもしろい。

 『カービィ』シリーズと言えば“コピー能力”だが、『星のカービィ64』では独自の要素としてふたつのコピー能力を合体させる“コピー能力ミックス”を使うことができた。
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※画面はバーチャルコンソール版のものです。
 基本となる能力はバーニング、ストーン、アイス、ボム、ニードル、スパーク、カッターの7種類だったが、これらを組み合わせて変化させられるのが非常に楽しかった。ミックスは能力を持つ敵を2体吸い込んだり、吸い込んだ敵をリフトアップして投げつけて合体させることで使用可能だ。

 バーニングとカッターを合わせると炎を纏う巨大な両手剣を振り回せたり、ニードルとスパークで避雷針になって雷を落としたり、あるいはアイスとカッターでスケートのように滑って攻撃したりするなど、組み合わせはいろいろ。

 同じ能力ふたつのミックスでも能力が強化されるところもイカす。どんな風にコピー能力が変化するのか考えるのもドキドキだったし、それをどう活用していくか想像するのも心が高鳴った。

 妖精のリボンのほか、おなじみの敵であるワドルディ、絵描きのアドレーヌ、デデデ大王といったキャラクターたちが冒険をサポート。さまざまな場面で助けてくれるのも楽しみのひとつだったと言える。
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※画面はNintendo Switch Online版のものです。
 最大4人まで遊べる3種類のミニゲームも存在。ひとつ飛びとふたつ飛びを間違えないように使い分けながらゴールを目指す“けんけんレース”、落ちてくる果物を受け止める“とるとるバトル”、衝撃波で床を崩して相手を落とす“おちおちファイト”をプレイできた。

 冒頭で書いたように本作は、“Nintendo Switch Online + 追加パック”に加入することでプレイできる“NINTENDO 64 Nintendo Switch Online”にて配信中。ミニゲームはオンラインで友だちと遊ぶこともできるので、25周年のこの機会に対戦するのも楽しいかもしれない。
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