『デジボク地球防衛軍2』初心者隊員向け攻略。まずはブラザーチェンジを会得しよう。おすすめのキャラクター(ブラザー)や武器もまとめて紹介【デジボクEDF2】
 2024年5月23日に発売を迎えた『四角い地球に再びシカク現る!? デジボク地球防衛軍2 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS』(以下、『デジボクEDF2』)。いまごろ全国1000万人のEDF隊員においては、四角い地球の防衛に向かわれていることかと思う。

 『
地球防衛軍』シリーズとはまた違った操作を求められるのがスピンオフ作品。ボクセルな世界での戦闘にお困りな隊員たちもいるだろう。そんな新入隊員の皆に向けて、『デジボクEDF2』ならではの操作を中心に攻略をお届けする。ひと足先にクリアーした筆者によるオススメのキャラクター(ブラザー)と武器もあわせて紹介していこう。
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的確な編成&ブラザーチェンジが勝利のカギ!

 『デジボクEDF』シリーズにおける代表的なシステムとして、ミッション中に操作キャラクターを切り替えられる“ブラザーチェンジ”がある。これを効果的に使えるようになれば、あらゆる状況に対応できるようになるので、まずはブラザーチェンジの重要性を覚えるところから始めよう。

弾を撃ち尽くした? ブラザーチェンジだ!

 敵がすぐ近くにいるのに武器が弾切れ、アビリティもクールタイムに……なんて悲劇、『デジボク2EDF』じゃザラに起こる。そんなときには落ち着いてブラザーチェンジ。武器のリロードはチェンジした際も続くので、ほかのブラザーを使えば体制を立て直しつつ、戦闘を継続できる。

 
弾切れのときはブラザーチェンジ! まずはこれを徹底できるようになろう。

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エース・ファイターに睨まれているのに弾がない! なんて危機も簡単に脱出。絶え間なく弾をブチ込むことが可能。

機動力が低い? ブラザーチェンジだ!

 エアレイダーなどの強力な範囲攻撃を持つブラザーは、その反面機動力に難点があることが多い。だが飛行能力などを持った、機動力が高いブラザーにチェンジすることで、そのデメリットは解消。追われている状況で機動力の高いブラザーに変わって、敵を十分に引き付けたらまたチェンジ。ノコノコと追って来た敵を一網打尽にすることもできてしまう。

 なんならビルの上なんて高台に上がってから空爆を叩き込んだり、空中から空爆をすることだって可能だ。ナンバリングシリーズでは“ヘリ空爆”なんていうテクニックがあったが、その感覚に近いものだと思ってほしい。

 
苦手なことは、得意なブラザーに変わってもらえばいい。これもブラザーチェンジを使いこなすうえで大事な要素のひとつだ。

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ビルの上に移動して、範囲攻撃が得意なブラザーにチェンジ! 敵がまとまったところに降下して叩き潰すもよし、上から一方的に殴るもよしだ。

敵に囲まれた? ブラザーチェンジだ!

 本作はスピンオフだが、それでも立派な『地球防衛軍』。となれば、少しのミスで大量のザコ敵に囲まれることもあったりする。そんなときにもブラザーチェンジ! 瞬間的な素早い移動(スラスターなど)ができるブラザーで包囲網を脱出し、範囲攻撃に優れたブラザーへと交代。こちらを追ってきた敵を一気にせん滅してやろう。近接攻撃が得意なブラザーを使って強引に道を切り開いたり、スペシャルが溜まったブラザーがいれば包囲網自体をぶっ壊してしまうなんて荒業もできるはず(もちろんスペシャルの性能にもよるが)。

 どんな危機的状況でも、ブラザーチェンジをうまく使えば切り抜けられる。とにかく
困ったらブラザーチェンジ! 一流のデジボクEDF隊員になるには、まずはこれを徹底しよう。

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敵に囲まれた状況は、逆に一網打尽のチャンスでもある。スペシャルの溜まったブラザーにチェンジして薙ぎ払え!

編成は役割分担を考慮するのが重要。おすすめキャラもあわせて紹介

 『地球防衛軍』シリーズでは、持ち込む武器の選択がミッションの成否に大きく関わる。それと同様に『デジボクEDF2』では、“どんなブラザーを連れていくか”がとても重要になってくる。ここでは編成の際に意識してほしい4つの方向性と、おすすめのブラザー&シスターについて紹介。バランスよく編成を行うことで、さまざまな局面に対応できて突破しやすくなるはずだ。健闘を祈る!

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ブラザーチェンジを活用するためにも、役割が被らないようにブラザーを編成するのが大事。とくに“飛行”アビリティを持ったブラザーは、どのミッションでも役に立つ。

必要不可欠なチームの“翼”! 必須級の能力である“機動力”

 機動力に優れたブラザーは、なにを差し置いても絶対に編成するべき存在だ。ブラザーの救助や大規模な攻撃前の位置取り、大群の引き撃ちなど、あらゆる場面での活躍が期待できる。マップにはかなり高低差があるため、できれば“飛行”持ちを採用したいところ。
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ブラザーの種類を増やすためにも、ミッション中は積極的に救助を行いたい。手札の数は正義なのだ。
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飛行手段があれば、ガブリット(赤アリ)のような、遠距離攻撃の手段がない敵の対処がとても楽になる。
おすすめキャラクター
  • ウイングダイバー(EDF4)
  • ビーシスター
 移動役として使うのであれば、なによりも飛行を持っていることが重要。序盤から中盤まではウイングダイバー(EDF4)がおすすめ。航続距離が長く、周囲の探索や高台への位置取りなどがやりやすい。ウイングダイバー(EDF5)とウイングダイバー(EDF6)は、航続距離が短い代わりに移動速度が速いので、使いこなす自信があるなら一度使ってみるのもいいだろう。

 ビーシスターは仲間になるまでが遅いものの、近接攻撃と飛行しながらのダッシュを持つ。オーナー武器も強力なので、もし仲間にできたら機動力の枠は彼女に任せるのが安泰だ。

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ウイングダイバー(EDF4)のオーナー武器も強力。オートエイムもついているので、初心者でも扱いやすい。

素早い動きに高いアーマー! 包囲網を打ち崩す“突破力”

 敵に囲まれたとき、どれだけ迅速に道を切り開けるか。それこそが突破力だ。アーマーが高く弾数無限の近接武器を持つブラザーがこれに当たる。スラスターなどの瞬発的な移動力も兼ね備えていればなおよしだ。もし敵に囲まれたり、不利な状況に陥った際の頼れる問題解決役として大いに役立ってくれるだろう。

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クライマーブラザーはかなり優秀。範囲攻撃にも優れ、敵の掃討も担当できる。
おすすめキャラクター
  • クライマーブラザー
  • フェンサー(EDF4)
 近接攻撃が可能なオーナー武器を持つブラザーがおすすめ。なかでもクライマーブラザーは、自動追尾する弾を複数放つスペシャル“ヒマラヤの精霊”が優秀で、空中の敵にも対応可能だ。

 フェンサー(EDF4)は、オーナー武器である“ブラストホールスピア”が強力。攻撃中は盾を構えるので、敵に囲まれた状況でも被弾を減らすことができる。スラスターの回数も多く、サポートアビリティのアーマードタックルと併用することで、長時間の高速移動も可能となる。

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ヒマラヤの精霊は、“とどめを刺さない”という性質を持つ。スペシャルを溜めたいほかのブラザーにチェンジすることで、より効率的なスペシャルゲージの管理が可能に。

チームの花形! 大量の敵をぶっ潰すための“殲滅力”

 範囲と威力が優秀な攻撃手段をもつブラザーであれば、敵の戦力を一気に削れる。戦略の要にもなる役割なので、必ずひとりは広範囲に攻撃できるブラザーを編成するようにしよう。とくに空爆系のスペシャルとサポートアビリティを持つブラザーは優秀なことが多いので、選ぶときの参考に。

 殲滅力の高いブラザーはたいてい機動力に難を抱えていたり、リロード時間が長かったりする。そういった欠点は
ブラザーチェンジでカバーしてあげるといい。

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空爆系のスぺシャル技は巨大な敵にも強い。射程が長いものも多く、安全な位置から一方的に攻撃できる。
おすすめキャラクター
  • エアレイド(EDF2PV)
  • エアレイダー(EDF4)
  • ボイジャーブラザー
 空爆系のスペシャル技を持つこの3人がおすすめ。エアレイド(EDF2PV)は空中の敵に強い空爆(機銃掃射)を、エアレイダー(EDF4)は大型の敵に効果的な空爆(ナパーム)を持つ。ミッションの内容によって使い分けるのがいいだろう。

 ボイジャーブラザーは、広範囲かつ超高火力なアビリティ“爆弾たる(次元式)”を持っている。爆発タイミングを見極める必要があるため非常に当てづらくピーキーなアビリティだが、使いこなせば無類の強さを発揮する。飛行アビリティを持つブラザーと組み合わせれば空中から投下することもできるので、一度試してみてほしい。
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上記には含めていないが、スペシャル技だけを見るならテンペストAAAを持つオーロラシスターがかなり強い。ゲージが溜めづらいことと、スペシャル技以外がそこまで強力ではないのが少々惜しい。

回復! 強化! オトリ! 味方を補助する“支援力”

 支援力と言ってしまうと曖昧だが、回復や味方の強化、敵の攻撃を引きつけるなど、戦術の幅を広げてくれるブラザーたちのことだと思ってほしい。敵をひとところにまとめたり、攻撃力を上昇させることで、殲滅力の高い味方のポテンシャルを大いに引き上げることができる。

 支援系のスペシャルはかなり溜めやすいものが多く、取り回しやすいのも利点。どんなミッションでも必須級になる……というわけではないが、
チームにひとりいればかなり攻略が安定する。そんな存在だ。
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レンジャー(EDF6)は、序盤で貴重な回復アビリティ持ち。武器も優秀で、さまざまな場面で活躍できる。育てておいて損はない。
おすすめキャラクター
  • レンジャー(EDF6)
  • トルーパー(EDF:IA)
  • スパルタブラザー
 レンジャー(EDF6)、トルーパー(EDF:IA)はともに支援系のアビリティ持ち。なかでもトルーパー(EDF:IA)の“EDFコール”による火力上昇は非常に使いやすく、部隊を自分の位置にまとめてから使うとより効果的に扱える。

 スパルタブラザーはアビリティによる殲滅力が高く、スペシャル技の“イモータル・ソルジャー”はオトリ役として優秀。踏みとどまっているうちに、エアレイダーで空爆をぶちかまそう。

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自分ひとりで大軍を押し返すだけの火力もある。支援系として紹介してはいるが、突破力、殲滅力もかなり高いのが魅力的だ。

おすすめの武器はコレ!

 ブラザーたちにどの武器を持たせるのか? ということを考えるのも『デジボクEDF2』における楽しみのひとつ。ここからはそんな武器の中でも「これは強い!」と、初見でHardを攻略した際に筆者が好んで使っていたものをおすすめしていこう。

リクルート・ストーク

 レンジャー(EDF6)のオーナー武器。いうなれば初期武器だが、その性能は意外とバカにならない。この武器はとにかくリロードが速いため、ブラザーチェンジをせずとも比較的戦いやすいのが大きな魅力。また、ミッションで最後のひとりになったときなど、“ブラザーチェンジが不可能な状態”を覆しやすい。「最悪この武器を持ったブラザーにチェンジすれば状況を凌げる」というのは、プレイしていてかなり“やりやすさ”を感じた点だ。

 地上から輸送船をしっかり狙える程度には射程があり、火力もそれなり。
どんなミッションでも万能に対応できるのも優秀なポイント。オーナー武器として扱えるレンジャー(EDF6)であればさらに高い威力で運用できるので、序盤のうちはレンジャー(EDF6)にこの武器を持たせて編成にいれておくと重宝するだろう。
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説明にもある通り、器用貧乏感は否めない。だが、ゲーム序盤においてはかなり使い勝手がいい武器なのは間違いない。

速射砲プラン

 エアレイド(EDF2PV)のオーナー武器。ビーコンを射出し、当てた相手に空爆が行われる。火力が高く、Hard程度のザコ的であればだいたい一発で処理することができるのが大きな魅力。ただしリロードにかかる時間がそれなり長いうえ、射撃してから実際に攻撃が始まるまでに少し時間が空くのがネックだ。

 エアレイダー(EDF4)などの“強力だがクールタイムが長いアビリティ”を持つ兵科に装備させて、
アビリティといっしょに撃ったあとすぐブラザーチェンジ……という感じで運用すると扱いやすい。射程も長く、強力な武器ではあるので、うまく運用できれば無類の強さを発揮する。
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上から一方的に空爆! 射程の長さを活かして立ち回ろう。

エレキ・ツインショーテル

 コーヒーシスターのオーナー武器。撃った弾は一定距離を進んだ後、その場に留まりダメージを出し続ける。これが真価を発揮するのは超大型生物(ソラスなど)と相対したとき。適当に使ってもその場に留まった弾がヒットしつづけ、とんでもないダメージを叩き出してくれる。テクニカルで扱いづらい武器だが、使いこなせると非常に強力。

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弱点部位をうまく狙えるようになればさらに強力に。使いこなすのも楽しい武器なので、いろいろなミッションに持っていってほしい。

ハイロゥビームProt

 フォレストブラザーのオーナー武器。少しだけ前方に飛んだ後水平方向に拡散する光線を撃つ。拡散は全方位に向かって飛び、さらに敵を貫通する。言ってしまえばめちゃめちゃ範囲が広くて使いやすいザコ処理用の武器だ。洞窟でも地上でもどちらでも運用できる。

 唯一の問題点は、この武器を持ってくるフォレストブラザーがまともにこの武器に対し説明をしてくれないことだろうか。

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空爆の使えない地下での貴重な範囲攻撃。見た目もかっこいいのが好き。

ブラストホールスピア

 フェンサー(EDF4)のオーナー武器。前方に貫通効果のある突きを行う近接攻撃武器。そしてこの武器のカテゴリは“近接格闘”ではなく“剛撃”。つまりウイングダイバーなどの近接格闘武器をスキルが低い状態だと使えないブラザーでもスキルを上げることで装備させることができてしまう。

 弾数は無限(リロード不要)で射程もそれなり。貫通効果を持ち威力も高く、武器を撃ったときは盾を構えて前方の攻撃はシャットアウトしてくれる。近接武器としてはかなり優秀な性能をしているにも関わらず、意外なブラザーに装備できるというのが個人的にかなり刺さった。
いろいろな活用法を考えるのが楽しい武器だ。

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筆者はたまにウイングダイバーに持たせていた。射撃中に高度が下がってしまうのは難点だったが、敵の殲滅力がかなりあがる。やはり貫通は正義だ。

 今回のおすすめはあくまで初見のHardを攻略した際に“オススメ!”と感じた武器たち。クリアーした後に解放されるより高い難易度ではまた違ってくると思うので、そこだけはご留意いただけると幸いだ。この記事が、侵入デジボクEDF隊員たちの武器選びの一助になればうれしい。

 それでは、最後はこの言葉で締めたいと思う。
EDFッッ! EDFッッッ!
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