
SNKより2025年4月24日発売予定のプレイステーション5(PS5)、プレイステーション4(PS4)、Xbox Series X|S、PC(Steam/Epic Games Store)用ソフト『餓狼伝説 City of the Wolves』(以下、『餓狼伝説CotW』)について、初プレイで役立つスターターガイドをお届けする。
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『餓狼伝説CotW』は、SNKを代表する対戦格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズの最新作。そんな本作は、来る9月26日(一般公開日は9月28日)より東京ゲームショウ 2024にて試遊ブース(試遊はPS5で行われる予定)が出展予定となっているのだが、試遊というのは時間が限られているのがつねだ。そこで、本記事では限られた試遊時間を最大限楽しむために、本作を遊ぶ際に押さえておきたいポイントを3step形式で紹介する。基本的な操作から、狙えると爽快な上級者向けテクニックまでをお届けするので、ぜひ最後まで目を通してほしい。
また、基本的な用語やシステムをまるごと紹介する動画が格闘ゲーム特化YouTubeチャンネル“りーさるぷらん”にてアップされているので、詳細なシステム紹介を見たい人はこちらを参照しておこう。
また、基本的な用語やシステムをまるごと紹介する動画が格闘ゲーム特化YouTubeチャンネル“りーさるぷらん”にてアップされているので、詳細なシステム紹介を見たい人はこちらを参照しておこう。
Step 1:アーケードスタイルとスマートスタイル、それぞれの特性を把握しよう
初めてプレイするゲームでは、右も左もわからない状態でコントローラーを握ることになる。そんなときは、「とりあえずこれを使おう」と指標になる使い勝手のいいシステムを把握することが肝要だ。
本作には2種類の操作方法があり、それぞれで使えるシステムが少し異なっている。ワンボタンで必殺技やコンボができる初心者向けのスマートスタイルと、従来の格闘ゲームと同様の操作方法でプレイするアーケードスタイルだ。プレイを始める前に、どちらの操作方法を使うかを決めておこう。
本作には2種類の操作方法があり、それぞれで使えるシステムが少し異なっている。ワンボタンで必殺技やコンボができる初心者向けのスマートスタイルと、従来の格闘ゲームと同様の操作方法でプレイするアーケードスタイルだ。プレイを始める前に、どちらの操作方法を使うかを決めておこう。
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なお、スマートスタイルについては、ワンボタンで超必殺技が出るなどのメリットがあるのだが、まるごと使用できないゲームシステムがいくつかあり、あくまで格闘ゲーム初心者向けのシステムとなっている。基本的には、慣れてきたらアーケードスタイルを使用するのがオススメ。
スマートスタイル
スマートスタイルでは、基本的にボタン+方向キーでさまざまな操作ができると覚えておこう。スマートスタイルで意識したいのは、プレイステーション表記でいう“〇ボタン”を連打することで出る“スマートコンボ”だ。
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キャラクターが立っている状態と座っている状態で使えるコンボが異なっており、基本的に立っている状態のほうが大ダメージのコンボを期待できる。「接近したあとは、立った状態で〇ボタン」と覚えよう。
慣れてきたら、ダッシュしてからの〇ボタン連打と、ジャンプ中にパンチ(□ボタン)/キック(×ボタン)から〇ボタンへつなぐ連係を織り交ぜると、よりスマートコンボを当てやすいだろう。
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もう一段階上を目指したい人は、画面下の星型アイコンを意識するとよりいい。これは“パワーゲージ”というもので、超必殺技を使用するのに必要なアイコンだ。ゲージが溜まっている状態で方向キー入力+△+〇ボタンで発動でき、1本なら超必殺技、2本なら潜在超必殺技という強力な超必殺技が撃てるので、ゲージが溜まっていたら積極的に使っていこう。
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アーケードスタイル
アーケードスタイルでは、スマートスタイルでは使えない“ブレーキング”と“フェイント”というシステムを意識すると、スマートスタイルとの違いを実感しやすいだろう。ブレーキングは少し使いかたが難しいので、最初はフェイントを多用するのがオススメだ。
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フェイントはその名の通り必殺技のモーションだけを取る行動で、R1+〇ボタンで出せる。簡単かつ便利なのは、近距離の通常技からキャンセルしてフェイントを出す運用方法だ。フェイントは全体の動作が非常にコンパクトなので、通常技→フェイント→通常技→フェイント……と連係していくことで相手が手を出しにくい高密度な連係を組み上げられる。シンプルにボタンもたくさん押せるので操作していて楽しい、というメリット(?)もある。
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フェイント連係中に相手が手を出してくるようなら、フェイントではなく必殺技を撃ったり、フェイントからジャンプ攻撃をかぶせにいったりというような駆け引きが可能。『餓狼』シリーズ固有の要素なので、積極的に使っていくと本作ならではのスピーディーさを体感できるだろう。
Step 2:REVゲージはREVアーツ/REVブロウに使おう! 使い過ぎには注意
各スタイルのおもな狙いがわかったところで、続いて実際の立ち回りで役立つ情報をお届けしていこう。それが、本作の対戦の要となる画面下部のゲージ、REVゲージの運用方法だ。
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REVゲージに関わるアクションはたくさんあり、その一覧は以下の通り
- REVアーツ
- REVアクセル
- REVガード
- REVブロウ
これらの行動を消費するごとにREVゲージは増加していき、100%を超えると“オーバーヒート”状態になる。オーバーヒート中はこれら一切の行動ができなくなるほか、相手の攻撃でガードクラッシュするなどデメリットが多いので、使い過ぎに注意しよう。
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REVアーツ→REVアーツの流れが重要
「いろいろ言われても、どれを使えばいいかわからないよ!」と思ったかもしれないが、基本的に覚えておくのはREVアーツとREVブロウのみでOKだ。
REVアーツとは、必殺技を撃つときにボタンをふたつ同時押し(スマートスタイルなら任意の方向と□+△)することで出せる強力な必殺技で、REVゲージが増加するかわりに性能が高めに設定されている。REVアクセルは、REVアーツからREVアーツへと連続でキャンセルしていく用語であり、「REVアーツからREVアーツはキャンセル可能」と覚えておけばいいだろう。
REVアーツとは、必殺技を撃つときにボタンをふたつ同時押し(スマートスタイルなら任意の方向と□+△)することで出せる強力な必殺技で、REVゲージが増加するかわりに性能が高めに設定されている。REVアクセルは、REVアーツからREVアーツへと連続でキャンセルしていく用語であり、「REVアーツからREVアーツはキャンセル可能」と覚えておけばいいだろう。
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スマートスタイルなら〇ボタンを連打すれば勝手に、REVアーツ→REVアクセルの一連をオートでやってくれるため気にしなくていいが、アーケードスタイルならみずからの手で入力しなければならない。
筆者が使いやすいと感じたのは、通常技→REVアーツ(飛び道具)→REVアーツ(突進技)とつなぐルートだ。通常技→REVアーツ(飛び道具)とここまでの動作でヒットしているかどうかを確認できるので、当たっていた場合のみ突進系のREVアーツへとつなげられるのがオススメポイントとなっている。
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S.P.G.中はREVブロウで突っ込め!
REVゲージのもうひとつの使いかたはREVブロウだ。こちらは、自分の体力がS.P.G.と書かれた範囲内にある時のみ使用できる。
動作中はつねにスーパーアーマーがついており、相手の攻撃を受けてものけ反らずに攻撃を続行できる強力な技だ。空中からでもくり出せるため、相手に無理やり近づきたい時に重宝する。ボタンを押してから技が出るまで比較的早いため、S.P.G.中に距離を詰めたいときはガンガン使っていこう。
動作中はつねにスーパーアーマーがついており、相手の攻撃を受けてものけ反らずに攻撃を続行できる強力な技だ。空中からでもくり出せるため、相手に無理やり近づきたい時に重宝する。ボタンを押してから技が出るまで比較的早いため、S.P.G.中に距離を詰めたいときはガンガン使っていこう。
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ここからは中級者以上向けになるが、溜まりすぎたREVゲージは、ジャストディフェンスをすることで回復する。ジャストディフェンスとは、相手の攻撃をギリギリでガードすることで発生するシステムで、ゲーム用語で言うところの「直前ガード」や「ジャストガード」に相当するものだと考えてもらっていい。体の周囲に白いオーラが発生したら、ジャストディフェンスに成功した証拠だ。
そこそこの受付猶予はあるものの、スピーディーな本作でジャストディフェンスを決めるのはなかなか難しい。そのため、【REVゲージをいっぱい使う→オーバーヒートをしのぐ→またREVゲージを使う】というサイクルでもOKだ。
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格ゲー上級者向けに難しい話もしておくと、大技の“ヒドゥンギア”を当てることでREVゲージを全回復させることが可能だ。“ヒドゥンギア”の発動条件は、体力ゲージがS.P.G.中かつパワーゲージが2本以上とやや厳しめになっているが、一気にREVゲージを回復させられるので非常に強力。
REVアーツ→REVアクセル→ヒドゥンギアとつなぐことで、コンボ中に溜まったREVゲージをリセットする使いかたが理想的な流れだ。ゲームスピードに手がなじんできたら狙ってみよう。
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Step 3:できると“ドヤ”れる“粋なテクニック/システム”を紹介
ここまで読んでくれたあなたは、ある程度本作の動かしかたがわかっていただけたことだろう。ここからは、できると「うまい!」と観戦者に言ってもらえる(かもしれない)小技/テクニックを紹介していこう。
ワイルドパニッシュ
まずは、相手の空振りに対してこちらの技を決めることで発生する“ワイルドパニッシュ”だ。
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強攻撃でワイルドパニッシュが取れた場合、相手が非常に長くのけぞるので、さまざまな追撃が可能だ。ダッシュで近づいてからコンボするもよし、突進技からコンボするもよし、相手との距離を見て巧みにコンボを変えれば、このゲームの上級者を名乗れること間違いなしだ。
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しゃがみ強キックでワイルドパニッシュを取った場合、通常とは異なり相手がうつぶせにダウンする。このうつ伏せダウンはヒット判定が残っており、追撃が可能。しゃがみ強キック→しゃがみ強キックのような“いぶし銀”のコンボもできるし、しゃがみ強キック→パワーゲイザーのようなオシャレコンボも決められる。差し合いの中でしゃがみ強キックがワイルドパニッシュした時は、ぜひ狙ってみよう。
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空中ジャストディフェンス
基本的に空中ではガードできないのが本作のルールだが、ジャストディフェンスのみ例外的にガードができる。相手の対空攻撃をジャストディフェンスから反撃、のような駆け引きが可能というわけだ。
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一度ジャストディフェンスをした後のクールタイムは比較的短めなので、空中で数回入力する“仕込み”を行っておくとやりやすいかもしれない。一度空中ジャストディフェンスに成功したあとはガードを連打すれば自動でジャストディフェンスになるので、多段技でも初段さえジャストディフェンスできればOKだ。空中から攻め込む際には「ついでにジャストディフェンスを仕込んでおく」というイメージでいいだろう。
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ガードキャンセル
地上、空中問わず、ジャストディフェンス後に必殺技を入力することでガード状態をキャンセルして必殺技を出すことができる。相手の飛びこみに対してジャストディフェンス→対空攻撃といった使いかたもできるが、必殺技コマンドの受付猶予が非常に短いため、上級者向けのテクニックと言える。
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さらに、ガードキャンセルで超必殺技を撃った場合に限り、超必殺技の発生が0Fになるという仕様があり、ジャストディフェンス成功=超必殺技が確定するという強力なテクニックだ。
しかし、先述した通りコマンドの受付猶予が短いため、コマンドを分割(※)してジャストディフェンスをしないとなかなか技が出ない。相手の突進技にジャストディフェンス→潜在超必殺技を決めた日には、オーディエンスの注目の的だろう。
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REVブロウ返し
S.P.G.中の接近手段として紹介したREVブロウだが、じつはカウンターで斬って落とすことができる。REVブロウに対するカウンター方法は2種類あり、ひとつ目がこちらもREVブロウを撃つこと。もうひとつが上段避け攻撃(↓+R1+△、スマートスタイルの場合↓+L2)でカウンターすることだ。
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REVブロウをREVブロウで返した場合、専用のスロー演出が入り相手は膝崩れ状態になる。この間はコンボで追撃できるので、痛い反撃を叩き込みたい。避け攻撃で返した場合もスロー演出が入るが、こちらは膝崩れにはならないので、必殺技でキャンセルしてダメージを与えていく形になる。
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今回紹介したテクニック/システム以外にも、さまざまなやりこみポイントがある本作。突き詰めていけばジャストガードやREVゲージを絡めた攻略が生まれてくることだろう。TGSの試遊ブースでは、ぜひ本作の奥深さを体験していただきたい。
くり返しになるが、YouTubeチャンネル“りーさるぷらん“にて、映像付きで本作のシステム紹介をする動画がアップロードされているほか、『餓狼伝説CotW』の公式サイトにてシステム紹介ページが掲載されているので、あわせてチェックしてみてもらえれば幸いだ。いろいろと紹介してきたが、「REVゲージをいっぱい使ってREVアーツをいっぱい撃つ!」というのさえ覚えておけば十分楽しく遊べるゲームとなっているので、TGSに行く予定の人はSNKブースに行ってみてほしい。
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