
会場のマイクロソフトブースに設けられたシアターにて、“シアタープレゼンテーション”という形で、『Starfield』の最新映像が公開。開発者のコメントなどを交えながら、2024年9月30日(日本時間では10月1日)にリリース予定の新ストーリー拡張コンテンツ、『Shattered Space』の概要などが明らかにされた。以下、その内容を紹介していこう。
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映像での開発者のコメントによると、「『Starfield』の広大なオープンワールドはすでに素晴らしいが、計画の初期段階から、もっと人里離れた秘境的なロケーションを作りたいと考えていた」とのこと。ヴァルーンには多くの謎があり、孤立しているので、独立した探検に最適だという。
物語は、母星ヴァルーン・カイを中心に展開。プレイヤーが発見するすべて、訪れる場所すべて、探求するサイドミッションすべてが、ここで何が起こったのか、そしてヴァルーンの人々がどのように人類から切り離された過酷な環境で生き残ってきたのかを物語るとのこと。
ゲーム全体を通しての主要なテーマのひとつは、人類の知識への探求。『Shattered Space』もその探求をテーマにしており、それが行き過ぎたときに何が起こるのかにも焦点を当てている。ヴァルーン家の人々にとって、行き過ぎた探究は悲惨な結果をもたらしたようだ。
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事故のわずか数週間後に、プレイヤーはヴァルーン・カイにやって来ることになる。街には巨大なクレーターが残っており、再建は始まっていない。人々は行方不明の家族を探している状態だ。物資は不足しており、ヴァルーン政府の権力機構があった要塞は、エネルギーを失ったフィールドに閉じ込められている。
行方不明者の中には、ヴァルーンのリーダーであり、グレート・サーペントの預言者なども含まれている。彼が不在の中、ヴァルーンを構成する小さな家系は、派閥の未来を巡って争っている。
かつてヴァルーン社会の一部だった狂信者たちは、サーペントの聖戦を続けようとしている。彼らは莫大なクレジットや武器を要求し、最悪の場合、高等評議会の席や、さらには一族の復権を求めるかもしれない。
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ヴァルーン・カイは非常に過酷な環境の惑星で、彼らはグレート・サーペントに導かれてこの星に辿り着いたと信じている。彼らはグレート・サーペントの帰還を待つためにこの星にいる。危険な惑星なので、多くの住民がダズラに居住している。
一部のエリアは打ち捨てられ、狂信者やスペーサー、クリムゾン・フリート(紅の艦隊)に占拠されている 。惑星の荒野では、人間だけでなく、異世界のクリーチャーも脅威となる。現実と“The Voltex”(あちらの世界)の境界が崩れると、あちらの世界のクリーチャーがそれを感知して現れる。
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『Shattered Space』では、ダズラの街や周囲の惑星を探索する中で、過去の真相を知り、派閥間の政治闘争に巻き込まれ、最終的にはヴァルーン家の運命を決定することになる。その決断は、ほかの定住システムにも影響を及ぼすかもしれないという。
『Shattered Space』は9月30日(日本時間では10月1日)にリリース予定。さらなる情報は追って明らかにされる予定とのことだ。