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『アマガミSS』15周年イベントはまさに輝日東高校の同窓会。懐かしの思い出エピソードや朗読劇から接種する栄養素で我々“アマガミスト”は今後の15年も戦える

byリプ斉トン

『アマガミSS』15周年イベントはまさに輝日東高校の同窓会。懐かしの思い出エピソードや朗読劇から接種する栄養素で我々“アマガミスト”は今後の15年も戦える
 過去のできごとからクリスマスに悪い印象を持ってしまい、女の子に積極的になれない主人公を操作して、個性豊かなヒロインたちとの恋愛や友情を楽しむ恋愛シミュレーションゲーム『アマガミ』。

 2009年にプレイステーション2で発売され、その翌年にはアニメ
『アマガミSS』が放送。多くのファンたちが、アニメーションになって動き回る橘さん(※)の勇姿に目を輝かせていたことも、懐かしい思い出だ。
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※主人公のデフォルトネームは橘純一というが、その主人公の常軌を逸した行動から、ファンたちのあいだでは畏敬の念を込めて「橘さん」と呼ばれている。
 その『アマガミSS』シリーズが、2025年7月で祝放送15周年を迎える。それを記念し、2025年2月16日には、千葉県旭市にある千葉県東総文化会館にて“15周年記念前夜祭 アマガミSSシリーズ スペシャルトークショー in 銚子 2025”が開催された。

 ゲーム版のリリースは2009年なので、あの青春からなんともう16年が経過したとは……。もはや同窓会の雰囲気すらある本イベントの模様をリポートしよう。
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 なお、前日である2025年2月15日には、メインヒロインのひとりである七咲逢役のゆかなさんが、『アマガミSS』シリーズの聖地である千葉県銚子市の各地を巡るリポート記事も掲載している。

 現在はスタンプラリーイベントも開催しているので、ファンなら要チェック! 記事を読みつつ、ぜひ自分でも銚子市に足を運んでみていただきたいところだ。

会場限定グッズも販売! 旭市に多くのファンが集まる!!

 前述のとおり、本イベントは、『アマガミSS』シリーズの放送15周年を記念して行われたもの。今回は2022年開催のイベントよりも規模が拡大し、なんと倍以上もの人数が収容できる千葉県東総文化会館にて開催されることとなった。
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 会場ロビーでは、
『アマガミSS』シリーズの各種グッズを販売。この会場で初めて販売されるものや会場限定グッズも登場。物販スペースは開場からすぐに多くの列を作っていた。
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ポストカードセットはやけに肌色面積が多い気がする。
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会場限定グッズの“水揚げ魚ミニキャラ マフラータオル”。
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イベントのお祝いに、ファンからスタンド花が届けられていた。
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特別ジャケット仕様の『ASMRボイスドラマ アマガミ Vol.1 桜井梨穂子編 LPレコード・ジャケット仕様CD』の展示も。『ASMRボイスドラマ』はダウンロード専売のアイテムだが、CD版も欲しい、手元に残したいという人に向けたアイテムだ。
 イベントはコンサートなどが開ける大ホールにて開催。「座席が多すぎるのでは……」と不安になるかもしれないが、そんな心配は御無用。

 イベント開始間際には、物販ブースにこの人だかりが! 放送から15年近く経ったとは思えない、根強い人気に筆者も驚きを隠せない。アマガミスト(
『アマガミ』ファンのこと)恐るべし。
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 多くのファンが詰めかけるなか、いよいよイベントがスタート。ステージには、長きにわたっていっしょにインターネットラジオ番組
『良子と佳奈のアマガミ カミングスウィート!』でMCを務めていた桜井梨穂子役の新谷良子さんと橘美也役の阿澄佳奈さんに加え、七咲逢役のゆかなさん、棚町薫役の佐藤利奈さんが出演した。

 まずは、新谷さんと阿澄さんが登場。おふたりは座席に座っているファンの人数に驚きの声を上げた。「15年前から? 
『アマガミ』知っている人たち?」と問いかけると、それに答えるようにファンからは大きな拍手が贈られた。
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「ようこそ銚子の近くへ!」とファンを歓迎(イベントを開催したのは、銚子駅から電車で数駅離れた旭市にて開催したため)。
 「というか(15年も経過したのに)『アマガミ』のイベントやってる……」と阿澄さん。2022年からは約3年ぶりであること、ゲームのリリースから16年も経過していることを振り返って率直な感想を述べた。

 続いて、今回のイベントのゲストとして、ゆかなさんと佐藤さんが登場。新谷さんと阿澄さんは3年ぶりだが、おふたりはそれ以上に久しぶりの
『アマガミ』のイベントということで、より懐かしさを感じていたとのこと。「前回の会場も大きくびっくりしたけど、今回はさらに大きくてびっくりした。作品をずっと愛してくださっている人がこんなにいるのかと思いました」と語る新谷さん。
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左から、新谷さん、阿澄さん、ゆかなさん、佐藤さん。
 最初のコーナーは、ファンからのお便りを紹介する“ふつおた”のコーナー。根強いファンたちから届いた熱いメッセージが読み上げられた。

 「今回のイベントは15周年“前夜祭”ということなので、今後は大きなイベントの発表があるのかドキドキしながら待っています。今後やってみたいイベントなどはありますか? 僕はゲームのリメイクや新作アニメや新作フィギュアが出てほしいと思っています」というコメントを紹介。ゆかなさんが「前夜祭って前日のことだから、本祭はあるの? と聞いたら、なんとも言えないという返答がありました」と語る。実際の周年タイミングは2025年7月になるのだが、その前に開催したイベントなので“前夜祭”というイベント名になったとのこと。前夜祭ということは本祭があるのか……どうかは定かではないが、ファンの声が届けば開催されるかもしれない? 欲を出せば後夜祭も?

 続いてのお便りは、「結婚式で
『アマガミ』の楽曲を流したり、娘の名前を『アマガミ』のキャラクターからもらったり、家族で銚子市に『アマガミ』旅行に行ったりと、私の人生は『アマガミ』とともにあると言っても過言ではありません。15周年本当におめでとうございます」というファンからの熱いコメントを佐藤さんが読み上げ。「15年だからそれだけ人の人生を変える年月ってことですよね」と、新谷さんは月日の長さを改めて実感していた。
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会場に「ちなみに15歳以下の人いますか?」と問いかけると、なんと家族連れで参加しているファミリーも。
 「『アマガミ』にもらった元気と勇気が原動力となり、以前からやりたかった農業を営んでいます。私の人生を変えてくれた大切な作品です。将来の目標は作物の水やりに大切な施設、“あの”ポンプ小屋(※)を建てることです」というお便りが読まれると、会場からは大きな笑いと拍手が巻き起こった。
※ポンプ小屋:主人公の橘さんが、たびたび紳士的な行為をしている様子が目撃される、ファンのあいだでは“そういう場所”としておなじみとなっている。[IMAGE]
「ポンプ小屋と言われると急にいかがわしくなったね」と佐藤さん。本来の役目に使われることを願う。
 「そろそろ『アマガミ』を最新機種に移植して発売してもいいんですよ」という、ファンなら思わず頷いてしまうお便りを阿澄さんが読み上げ。『アマガミ』は現行機ではダウンロード販売などがされておらず、新規に購入してのプレイができないのが残念なところ。阿澄さんの「スマホアプリとかも作ってほしいですよね。いつでも会えるよ的な」というコメントに対して新谷さんが「『アマガミスリープ』?」と答えると、会場からは笑いの声が。ASMRボイスドラマも発売しているので、ヒロインたちと添い寝した気分が味わえる睡眠アプリは、相性がよいかも?
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「ヘソを舐めたりするのは大丈夫なの?」と、レーティングの心配をする佐藤さん。「ギリギリを狙いますよ」と阿澄さんは自信満々に返答した。
 「七咲さんの魅力に勇気づけられ、僕は自分が続けているスポーツで世界チャンピオンになることができました」という報告が。この投稿者の方は会場に来ており、何のスポーツかを聞くと、スポーツチャンバラで世界一に輝いたとのこと。「貢献できたみたいでうれしいです」とゆかなさんが答えると、会場からは祝福の拍手が巻き起こった。

 続いては「実況配信で
『アマガミ』を知り、無事(?)に沼にはまってしまいました」というお便りが読み上げられた。「ここ1~2年で『アマガミ』を知った人はいますか?」と会場に問いかけると、なかなかの人数が挙手。動画の実況配信によって、新たなアマガミストが着々と誕生していることも明らかとなった。

 また、「自分の名前を打つと予測変換で“梨穂子”と出てくるため、誰なのかを調べたところ
『アマガミ』の存在を知りました。友だちへの布教も成功し、いまでは友だちと『アマガミ』トークを楽しんでいます」というファンからのコメントも読み上げられた。令和になっても新規ファンを獲得できるのも、『アマガミ』の魅力の成せる技かもしれない。
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「男性が多いですけど女性がプレイしても楽しいですもんね。主人公がおかしいもんな(笑)」と阿澄さん。
 最後のお便りは、「お宝自慢をさせていただきます。アニメの放送直前の放送順予想クイズに全問正解して、キャストサイン入りポスターが当たりました。そこに書かれていたコメントを引用させていただきます。今後とも『アマガミSS』をはじめ『アマガミ』の世界を応援くださいますようよろしくお願いいたします」というもの。

 ゆかなさんは「各ヒロインの物語を全員分放送してくれてうれしかった」とアニメ放送当時の思い出を語る。新谷さんは「こういった放送の形式は画期的でうれしかったです。前野さん(主人公の橘純一役)はたいへんだっただろうけど(笑)」と、当時を振り返っての感想を語った。

 今回のイベントでも、多数のお便りが届いていたようだが、時間の都合で抜粋して読み上げられた。15年の歴史のある作品なだけあり、懐かしの思い出をつづったコメントが多い印象。今後も節目節目でこういったイベントがあればお便りを送ってお祝いをしていきたいところ。
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 続いてのコーナーは、“銚子クイズ劇場”。このコーナーでは、
『アマガミSS』の舞台となっている銚子市に関連するクイズに回答し、いちばんポイントを稼いだ人に銚子市の御当地グッズがプレゼントされるというものになっている。
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ここからのコーナー進行は、『アマガミ』でイカ男役の大橋隆昌さんが担当。赤と白の衣装がめでたさを演出。
 最初の問題は、銚子方言クイズ。銚子の人々が話す方言がスクリーンに表示されるので、標準語ではどういう意味になるのかを答えるものだ。

 第1問は「先輩って、ぼったおしゃらくですね」という方言。観客には先に答えを見ることができ、正解は「先輩って、お洒落ですね」という内容。

 これに対してゆかなさんは、「先輩、オシャンティーだね」と回答するが、無意識にスクリーンに目をやってしまい、まさかのカンニング! 大橋さん(イカ男役)の判断でギリギリオーケー&正解というジャッジが下り、ゆかなさんが1ポイントを獲得した。
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 見事正解を獲得したゆかなさんだが、このイベントの前日に実施した銚子市の聖地巡礼ツアーの際、地元の方言強めの住民とお話をする機会があり、そのときの会話で銚子方言のクセやコツをつかむことができたのでは? とのこと。やはり予習は大事!?

 かなりのアドバンテージ(?)をゆかなさんが持ったまま、第2問がスタート。第2問は「にしら、どおんもんだ」という内容。

 この問題にも、ゆかなさんが先手を挙げて「あなたたちは、どこからきたんですか?」と回答し、いきなり正解! 銚子前日入りの経験の差を見せつける結果となった。
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大橋さんの「賞品を取りにきていますね!」というコメントに、会場からは笑い声と拍手が。
 3問目は、「いぎすかねえと、しっちぎりますよ」という問題。3問目ともなると、意味を予想するのが難しくなってきた印象。新谷さんの回答は「嫌いな奴はギッタギタにやっちまうぞ」というバイオレンスなもの。
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 大橋さんが「もっと詳しく」と質問すると、新谷さんは「まず、つかみかかって……」とギッタギタの内容を説明しようとしたが、周囲に静止されるひと幕も。さらに「もっと細かく」と聞かれると、「みじん切りにするぞ」とコメント。若干話が噛み合っていない雰囲気に、来場者も大盛り上がり。

 続いて佐藤さんは、「息吸わないと、死んじゃいますよ」と回答すると「それはそう」と新谷さんがツッコミ。新谷さんが「あすみんなら何をちぎる?」と聞くと、「あんまちぎることないな」と阿澄さん。
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正解は、「いやらしいと、つねりますよ」だった。
 4問目は「そー、おっぺしてくらっしぇー」というもの。この問題は全員同時に回答してもらう方式で進行。佐藤さんは「そう、しっぺしてください」と「おっぺ」が「しっぺ」だと予想。新谷さんは「お願いだから、おんぶしてくださいよ」と回答した。続いて、阿澄さんは「そー」を「サー」、「おっぺ」が「オペ(手術)」だと考え、総合して「サー、オペクラッシャーです」と珍回答を挙げる。最後にゆかなさんは「そー」を「それ」だと予想し、「それを押してください」と回答。正解は、まさにゆかなさんが答えた「そこを押してください」だった。ゆかなさんが連続正解を収め、現在首位を独走する結果に。
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 最後の問題は「きらっせ、みなっせ、いいとこのおほど」。これは銚子観光宣伝用フレーズとしてキャッチコピーにもなっている言葉の模様で、意味は「来てください、見てください、いいところたくさんありますよ」というもの。ちなみに、すでにゆかなさんが7ポイント獲得で独走状態なので、この問題に正解した人には10ポイントが与えられることに。昔のクイズ番組でよくある展開だ。
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 銚子方言クイズの最終問題ということもあり、かなり内容が難しく、正解を出せない4人。「このままでは一生ここの会場で暮らすことになる」と危機感を覚えた大橋さんの采配により、4人で答えを音読して、観光協会にアピールすることで正解扱いにすることになり、全員が10ポイントを獲得した。展開が緩い!
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 銚子方言クイズが終わり、最終問題として、出演者4人にお絵かきをしてもらう問題が登場。銚子市のマスコットキャラクター、ちょーぴーくんを予想して描いていただくというものになっている。
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ちなみにこちらがちょーぴーくん。体重は銚子の特産品でもあるキャベツ70個分というわがままボディ。
 まずは佐藤さんとゆかなさんの回答がスクリーンに映し出される。佐藤さん曰く、魚に食べられているのがちょーぴーくんとのこと。ゆかなさんは銚子市を調べている最中にチラ見したちょーぴーくんを懸命に思い出し、頭の灯台をばっちり再現するファインプレイ。
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左のイラストが佐藤さん作、右のイラストがゆかなさん作。「描いたイラストの右下のものは、銚子の100年マスコットキャラクター「超Cちゃん(※ちょうしーちゃん)」です(笑)。こっちのほうが似てました!」とはゆかなさんの弁。
 続いて新谷さんと阿澄さんの回答が映し出されると、会場からは笑いと拍手が。阿澄さんは「鯖ですよ鯖」とイラストのフォルムを解説。そして、「ちょー“ぴー”」という名前だから手を「P」の形にしたとのこと。最後に新谷さんがご自身のイラストを解説。ポートタワーをイメージしており、阿澄さんと同様に「P」をフィーチャー。目と口と手と足がすべてPにするデザインに仕上げたとのこと。
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左のイラストが新谷さん作、右のイラストが阿澄さん作。
 最終的なジャッジは、大橋さんの考えに委ねられ、いちばんデザインが近かったゆかなさんの正解となった。

 全問が終了し、終わってみればゆかなさんの圧倒的大差での勝利! 見事御当地グッズを獲得する結果となった。

 ちなみに、賞品は銚子の銘菓詰合せセットが贈られるとのこと。銚子といえばメロンも名産品なので、訪れた際はぜひご賞味あれ。
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 銚子クイズ劇場のあとには、桜井梨穂子、棚町薫、七咲逢を演じる新谷さん、佐藤さん、ゆかなさんによる、
『ASMRボイスドラマ アマガミ』の朗読劇が行われた。ふだんはイヤフォン越しだったボイスドラマを劇場ホールの大音量で聴けるとあり、かなり贅沢な体験に。
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 それぞれが順番にステージ中央に立ち、それぞれのキャラクターのストーリーとセリフを熱演。今回朗読を行ったのはボイスドラマのうちでも甘々な展開となっているシーンとなっており、最後に演じた佐藤さんは演技が終了したあとに恥ずかしがるひと幕も。

 どのくらい甘々な展開なのかは、ぜひ
『ASMRボイスドラマ アマガミ』をダウンロードしてチェックしてみてほしい。
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「役に入り切っているときは大丈夫なんだけど、我に返るとさすがに恥ずかしい」とのこと。
 続いては、『アマガミ』のさまざまな情報をお届けするアマガミインフォメーションのコーナーをお届け。
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 最初の情報は、受注生産による
『ASMRボイスドラマ アマガミ』のLPレコードジャケットCDの告知。以前より予約を受け付けていたが、ようやく製品が完成し、2月下旬についにユーザーの手元に届くことが発表された。当日には製品版のパッケージを紹介。壇上の新谷さんがその場でサインを入れ、購入者の中から抽選で5名にサインが入ったジャケットが贈られることに。
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 続いての告知では、2022年12月4日に開催された“
『アマガミSS』シリーズ スペシャルトークショー in 銚子”での阿澄さんのお願いが実現した形となる。橘美也がヒロインとなる、『ASRMアマガミSSシリーズ in 銚子 フィーチャリング橘美也』の制作決定が発表された。

 本作はいままでの
『ASMRボイスドラマ アマガミ』とはコンセプトが変わり、『アマガミSS』シリーズを原作とした書き下ろしの作品となっている。輝日東(『アマガミ』の舞台となる都市の名前)の各所を、美也がにぃに(主人公のこと)と散策する日常が描かれており、モチーフとなった銚子市で実際に環境音を収録した御当地もののボイスドラマとなっているとのこと。

 自宅にいながら銚子観光気分を味わえること間違いなしの内容。制作状況や発売日等は、続報を待とう。
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 さらに、本日のトークショウのダイジェスト版が、mimicleにて無料配信されることも決定した。来られなかった人は会場の雰囲気を想像しつつ、来場者は当日の雰囲気を思い出しつつ、イベント音声を楽しもう。配信時期は公式Xで告知されるので、お楽しみに。

 最後の情報は、
『ASMRボイスドラマ アマガミ』の2ndシーズンの続報。2ndシーズンのコンセプトは既存の作品とは異なり、毎日聴いてほしい4つのテーマでつながった4話仕立てのASMRボイスドラマとなっている模様。おもなコンセプトとテーマは、以下に記載。

  • 《デイリー》棚町薫と過ごす、毎日聴いてほしい”穏やかで心地よい日常”の耳かきシチュエーションボイスドラマ!
  • 《アナザーデイ》棚町薫と過ごす、毎日聴いてほしい”大胆で挑発的な非日常”の耳かきシチュエーションボイスドラマ!
  • 《ドラマティック》『アマガミ』ならではのストーリーと耳かきシチュエーションが融合するドラマティックボイスドラマ!
  • 《ピロートーク》『アマガミ』アフターとして、棚町薫とふたりきりの生活が描かれたピロートークボイスドラマ!
 2ndシーズンの第1作は、佐藤さん演じる棚町薫編。イベントの翌日である2025年2月17日0時から配信されることも発表され、来場者の拍手が舞った。
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今回は耳かきに特化している内容ということもあり、佐藤さんは「『アマガミ』の人たちはどうかしているなってずっと思ってたの」と激白。いまさらかも?
 リリースから16年以上も経過しているのにも関わらず、まだまだ新展開が用意されるなど、いまだに人気が衰えない『アマガミ』。多くのファンが詰めかけ、約2時間にもわたって開催されたイベントも、いよいよフィナーレとなった。最後には、登壇者である4人からのメッセージが。

 佐藤さんは「愛に支えられているなと。ボイスドラマを収録させていただいたときもそうだったんですけど、こんなにも長い時間を同じキャラクターと歩ませていただける機会ってそんなにないので、皆さんが応援してくださることに本当に感謝しています」、ゆかなさんは「いろいろなところから来ていただいてありがとうございます。この番組がきっかけで、こうやっていまだに同じ時間を過ごせるのって、すごいことだと思っています。また、皆さんと会える日がくればいいなと思っています」と、感謝の気持を綴った。

 阿澄さんは「美也のボイスドラマを発表できて、本当にうれしいです。15年経ってもまだまだ美也を演じることができるんだというのは役者としてとてもうれしいです。まだ収録はこれからなので、私も楽しみにしていますし、がんばって演じていきたいと思います。本祭、後夜祭があればまたお会いしたいと思っていますので、これからもよろしくお願いいたします」、新谷さんは「アニメで15周年ということはゲームの発売はもっと前なわけで、そんなに昔のことなのにこれだけたくさんの皆さんが集まってくれるというのは本当にすごいことだと思っています。めったに見られない光景を見せていただけてうれしいです。私は梨穂子というキャラクターが大好きなので、その声をまた聴いていただくことができてうれしかったです。またぜひ会いましょう!」と、感謝の気持ちと、今後の
『アマガミ』のさらなる展開を期待するコメントを残した。
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 産まれた子どもが中学生まで育ってしまうくらい長い年月を過ごしてきた
『アマガミ』と『アマガミSS』。いまなおこれだけ多くのファンがイベントに参加するというのも驚きだ。

 開催される2月時点ではまだ15周年ピッタリのタイミングではないため、前夜祭という冠がつけられた今回のイベント。前夜祭ということは本祭や後夜祭も期待されるところだが、現在はまだ実施するというアナウンスはない。今後ファンの声が多く届けば実現する可能性もあるかも? 今後の公式からのアナウンスに注目しよう。
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「アマガミ!」の掛け声で記念写真をパシャリ。
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イベント終了後には、新作ボイスドラマ発表の立て看板がロビーに立てかけられていた。

トークショーのダイジェスト版がmimicleにて無料配信を開始!

 2025年3月22日(土)より、今回リポート記事を掲載したトークショーのダイジェスト版の音声が、mimicleにて無料配信を開始。各パートごとに分割して毎日配信されるので、イベントに参加した人もできなかった人もチェックをお忘れなく。

 配信は期間限定なので、楽しめるのはいまだけ!
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集計期間: 2025年04月26日09時〜2025年04月26日10時