モンスターを狩り、よりよい装備を求める楽しさを持つハンティングアクション『モンスターハンターワイルズ』。エンドロール後の上位環境になると、その楽しさは加速度的に増していく! ということで、上位での装備作りについて解説。
上位環境で手に入るようになるさまざまな素材
メインミッションをある程度進めるとエンドロールが流れるが、それはあくまでも上位環境の始まりを告げる節目のひとつに過ぎない。上位では、下位では見られなかったモンスターが禁足地に現れるようになり、“狂竜化”、“歴戦”といった新たな個体も姿を見せる。
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採集も含め、上位でのみ手に入れられる素材は多い。手強い上位のモンスターを狩るには、上位素材を使った強力な装備は欠かせない。なお、上位環境での変化については、以下の記事で詳しく紹介しているので、そちらも合わせてご覧いただきたい。
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下位の素材は、★3以下のフリークエストに出発すれば自由に入手できる。
スキルや装飾品スロットてんこ盛りの上位装備
上位装備は、下位のものよりも攻撃力や防御力が高いことはもちろん、発動するスキルや装飾品スロットも多い傾向がある。下位よりもバリエーションが豊富なので、コレクションのしがいがある。
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また、上位防具は同じシリーズでα、βの2種類が用意されているものが多い。αとβの違いは拡張性。αは発動スキルが多く、装飾品スロットは少なめ。βは発動スキルではαに及ばないものの、装飾品スロットが多いのでアレンジしやすい。
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上位になると、防具の強化上限も引き上げられる。
自分で性能を決めるアーティア武器作成はまさに沼!
歴戦の個体を狩猟すると、報酬でランダムなアーティアパーツが手に入る。これは、アーティア武器の作成に必要な素材アイテムで、作成には3種のパーツが必要。パーツは刃、筒、盤、装置の4つがあり、武器種ごとにどのパーツが要求されるかは異なる。
各武器種の作成に必要なパーツの種類
- 大剣……刃、刃、筒
- 太刀……刃、筒、筒
- 片手剣……刃、筒、盤
- 双剣……刃、刃、盤
- ハンマー……盤、盤、筒
- 狩猟笛……盤、装置、装置
- ランス……刃、盤、盤
- ガンランス……盤、盤、装置
- スラッシュアックス……刃、刃、装置
- チャージアックス……刃、盤、装置
- 操虫棍……刃、筒、装置
- ライトボウガン……筒、装置、装置
- ヘビィボウガン……盤、筒、装置
- 弓……筒、筒、装置
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報酬でアーティアパーツを入手した際、どんなパーツが手に入ったかは鑑定BOXで確認できる。
各パーツには“性能タイプ”というものが設定されていて、これが完成したアーティア武器の属性を決定づける。具体的には、火属性タイプのパーツを2種類以上使うと、完成品は火属性のアーティア武器となる。同じ性能タイプのパーツを3つ使ったほうが属性値は高くなるので、できるだけ属性は揃えたほうがいい。
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3つすべてが別の性能タイプの場合は、無属性のアーティア武器が完成する。
また、パーツには“アーティアボーナス”があり、これは完成品の攻撃力や会心率に影響する。アーティアボーナスが“基礎攻撃力増強”のパーツをひとつ使うたび、完成品の攻撃力は5上昇(オプションで“武器係数を使用せずに表示”にしたときの値)。“会心率増強”を使った場合はひとつにつき会心率が5%上昇する。
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攻撃力を重視するのか、会心率を重視するのかはハンターしだい。
アーティア武器の強化内容はランダムで決まる!
アーティア武器は、油涌き谷にある精錬の火釜でもらえる復元強化素材を使って5段階に“復元”できる。復元が1段階進むたびに“基礎攻撃力強化”、“斬れ味強化”、“属性強化”といった復元ボーナスの効果を獲得。この復元ボーナスはランダムで決まるので、同じパーツを使ったアーティア武器でも性能には違いが出てくる。
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ランダムで備わる復元ボーナスだが、斬れ味強化は最大でふたつまで、といったルールはあるようだ。
復元してみて性能に納得がいかなかった場合でも、解体すれば復元強化素材は戻ってくる。そのため、歴戦の個体の狩猟でパーツを集めまくり、理想のアーティア武器に出会えるまで復元を続ける、というのが本作のエンドコンテンツのひとつと言える。
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復元で戻ってくるのは強化素材のみ。パーツは歴戦の個体を狩って集め直そう。
理想の装飾品探しもまた沼
上位環境ではレベル2以上の装飾品スロットが開いた装備が多くなり、より多くのスキルの発動を狙えるようになる。装飾品のおもな入手経路はクエストの報酬。“光る珠・剣”や“古びた珠・鎧”といった具合に、最初はどんな性能の装飾品が手に入るか分からず、鑑定BOXでその内容が明らかになる瞬間がくじ引きをしているようで楽しい。
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鑑定終了後に性能を確認するときのドキドキ感がたまらない。
装飾品集めで注目すべきは、とても種類が多い武器用のレベル3装飾品。“守勢珠III【3】”のように単に“攻めの守勢Lv3”が発動するものもあれば、“守勢・鉄壁珠III【3】”のように“攻めの守勢Lv3”と“ガード性能Lv1”が発動するものもある。アーティア武器と同じく、自分の理想とする装飾品集めもひとつのエンドコンテンツだ。
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レア度8のアーティア武器には、レベル3の装飾品がスロット3つ用意されているため、こだわり派のハンターはより深い沼へとハマっていくことに……。
パーツや装飾品集めを助けてくれるマカ錬金
交わりの峰 スージャにあるマカ壺ではマカ錬金が可能。最初は未鑑定の装飾品を錬金する“竜人の錬金術”しかできないが、上位環境のメインミッションを進めていくと未鑑定のアーティアパーツの錬金も可能になるほか、指定した装飾品の入手も可能になっていく。
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ハンターランクが上がると錬金の選択肢が充実。ランク100になれば、レベル2までの装飾品はスキルを指定して錬金可能になる。
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錬金の力をもってしても、指定した内容のレベル3装飾品の入手はできない。鑑定で、いいものが出るのを粘り強く待とう。
理想の装備を追い求めることには終わりがないが、やめられない楽しさがある。この沼へ、首までどっぷり浸かってみては?
『モンハンワイルズ』をPCで快適に遊ぶには? 「スペックは足りているはずなのにカクつく」という方はグラフィック設定を見直してみて!
「Steam版の『モンハンワイルズ』をプレイしたいけど、快適にプレイできるか不安」、「手持ちのPCでプレイしてみたけど思うように動作しない」そんな方はいないだろうか。本作はミドルクラスのゲーミングPCでもプレイできるが、PCのスペックに合った設定を行えばより快適に楽しめる。
ここでは、PCでプレイする際のおすすめの設定を紹介しよう。
まずはベンチマークソフトでチェック
まずは、PCの性能をスコアで測定できるベンチマークソフトを活用し、現状のスペックがどの程度のパフォーマンスを発揮できるかをチェックしよう。ベンチマークソフトは『モンハンワイルズ』Steamストアページから無料でダウンロード可能。ベンチマークを実行するとデモプレイが映し出され、設定したグラフィックでのスコアと平均FPSを確認できる。
スコアが10250を超えていれば問題なくプレイ可能。それ未満となる場合は、PCのスペックが推奨に達しているかをチェックしよう。
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ゲーム設定をPCのスペックに合わせる
PCのスペックが足りているはずなのに快適に動作しない場合、ゲーム内の設定がハードウェアに適していない可能性がある。とくに、以下の項目を見直すといい。
ディスプレイ設定
解像度はモニターの性能に合わせて、フルHD(1920×1080)、WQHD(2560×1440)、4K(3840×2160)など適切な設定を選ぼう。フレームレートは、モニターが対応する最大値に設定するのが望ましい。また、スペックに余裕があり、少しでも快適にプレイしたい場合は無制限設定をONにするといいだろう。
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フレーム生成をONにすると、フレームレートが大きく向上する。より滑らかなゲーム体験を求めるならONを推奨する。なお、フレーム生成の設定が変更できない場合は、アップスケーリングの条件を満たしていない可能性があるため、後述の情報をもとにそちらの設定から調整しよう。
グラフィックス設定
テクスチャやメッシュ品質は、VRAM使用量を考慮し、適切な項目を選択。VRAMにゆとりがある場合は、グラフィックプリセットでまとめて“高”にするのもいいだろう。影や草木、水などの描画品質は“中”もしくは“高”を推奨するが、狩猟中はそこまで目立たないので場合によっては“低”にしても問題ない。
アンチエイリアスはTAAやFXAAが選択可能。画面の粗さが気になる人は設定したほうがよいが、負荷がかかるので少しでも動作を軽くしたければOFFにするのも選択肢のひとつである。アップスケーリング設定は、DLSS(NVIDIA)、FSR(AMD)対応のGPUを使用しているなら有効化するとフレームレートが向上するためONにするのがベスト。
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アップスケーリングモードは、動きをよくしたいなら“ウルトラパフォーマンス”や“パフォーマンス”などフレームレート優先の設定にするとよい。
無料の高解像度テクスチャパックをダウンロードした方はこちらを確認
無料DLC“高解像度テクスチャパック”をインストールするには、16GB以上のグラフィックメモリが必要。このパックを適用すると、モンスターの質感やフィールドのグラフィックがより鮮明になり、さらに美しいゲーム体験が楽しめる。
ただし、PCのスペックが足りていないと、ゲームが重くなったりクラッシュしたりする可能性もある。そのため、導入を迷っている人はストアページなどで詳細を確認し、容量に余裕がない場合は高解像度テクスチャパックをOFFにしよう。
VRAMの使用量を確認し、最適な設定を見つける
ゲーム内のオプション画面では、設定変更によるVRAMの予測消費量を確認できる。VRAMが不足すると、キャラクターや背景のテクスチャ品質が落ち、結果としてフレームレートの低下やカクつきが発生することがある。
VRAM使用量が上限に近い場合、各種設定を下げることでパフォーマンスの向上が期待できるので、必要に応じてテクスチャ品質や影の設定などを調整して対応しよう。
RTX 4070 SUPERでの設定例を紹介
『モンハンワイルズ』に合わせて、RTX 4070 SUPER搭載PCに買い替えたばかりの担当ライターがふだん使用しているPC設定と、中堅クラスのRTX3060Ti搭載PCでの設定例を紹介する。これらの設定を参考にして、快適なゲームプレイのための調整に役立ててほしい。
RTX 4070 SUPER搭載PC基本スペック
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER
- CPU:Intel Core i7-14700
- RAM:32.0 GB
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ゲーム設定
- 解像度:フルHD(1920×1080)
- グラフィックプリセット:カスタム
- テクスチャ品質:高
- アップスケーリング(超解像技術):NVIDIA DLSS
- フレーム生成:ON
- アップスケーリングモード:NVIDIA DLAA
- フレームレートの無制限設定:ON
RTX3060Ti搭載PCおすすめ設定
- 解像度:フルHD(1920×1080)
- グラフィックプリセット:低
- アップスケーリング(超解像技術):AMD FSR 3
- フレーム生成:ON
- アップスケーリングモード:バランス
- フレームレートの無制限設定:ON
『モンハンワイルズ』を快適にプレイするには、PCのスペックに応じた最適な設定が必要だ。推奨スペック以上のPCを使用していても、設定が最適化されていなければパフォーマンスが十分に発揮されないことがある。
ここに挙げた設定はあくまでも一例であり、どの設定がしっくりくるかは実際に試してみることで見えてくる。とくに、グラフィックの好みは人によって異なるので、さまざまな調整を試しながら、自分に合った環境を作り上げていこう。