カプコンから2025年2月28日に発売されたハンティングアクション『モンスターハンターワイルズ』。ファミ通.comの『モンハンワイルズ』記事担当ライターが、日々どんな狩猟生活をしているかを報告する連載企画です。
今回の担当:けんけん(ライター)
※記事内の操作はプレイステーション5版準拠で表記しています。 4月4日、大型アップデート第1弾が配信され、一部の武器や装衣をはじめとした多岐にわたるバランス調整が行われた。狩猟スタイルそのものに影響する内容も多く、操作性の改善や効果時間の見直しといった変更点は、実際に触れてみて初めて実感できるものも多い。
そこで本稿では、狩猟笛と各種装衣の調整内容について、筆者が実際に使用してみたうえでの体感や変化をもとに紹介していく。
カリピスト歓喜! △+○ボタン同時押しが修正され、狙った旋律が奏でやすく
狩猟笛に関する操作性の不具合が今回のアップデートで修正された。対象となったのは、響玉の設置時や集中弱点攻撃の発動時に使用する△+○ボタンの同時押しだ。これまでの仕様では、演奏中に同時押しを入力しても正しく判定されず、△ボタンと○ボタンそれぞれの音色が個別に発動してしまうケースが多かった。
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今回の修正によって、同時押し入力が正確に認識されるようになり、狙った旋律を安定して奏でられるようになっている。演奏と攻撃を同時にこなす狩猟笛にとって、この入力の安定化は操作性の向上に直結する。演奏のしやすさが増したことで、狩猟笛ならではの強みをより発揮しやすくなった印象だ。
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筆者は最近になって狩猟笛を使い始めたばかりだったため、演奏時の操作ミスは単なる練度不足だと考えていたが、不具合だったと知ってひと安心。今回の修正は、狩猟笛をメインに扱うカリピストにとって、大きな追い風となったに違いない。
蝕攻の装衣が弱体化。狩猟の安定感を増すなら再生の装衣が有用
今回のアップデートで複数の装衣にバランス調整が実施されたが、なかでも影響が大きいのが蝕攻の装衣の弱体化だ。これまで120秒だった効果時間が90秒に短縮され、さらに攻撃倍率と会心率も引き下げられた。実際に使用してみると、効果が切れるタイミングが想定よりも早く、わずか30秒の差であっても体感ではかなり短く感じる。火力を上げる装衣として頼っていたプレイヤーにとっては、手痛い調整となったのではないだろうか。
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一方で、不動の装衣は受けるダメージ減少効果が強化されている。ただし、被弾によって効果時間が短くなる仕様はそのままで扱いづらさが残るのは否めない。
また、再生の装衣は効果時間が60秒から80秒へと延長され、使い勝手が大きく向上した。とくに攻撃力の高い上位ゾ・シアや歴戦個体のタマミツネなど、新たに登場した強力なモンスターに対しては、回復効果が役立つ場面も多かった。今月末には本作初の歴戦王であるレ・ダウの配信も控えており、再生の装衣は狩猟の安定感を増す装衣として、さらに有用となるだろう。
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そして、回避の装衣も効果時間が90秒から105秒へと延長されている。蝕攻の装衣が弱体化されたいま、回避能力を高めつつ攻撃力を上げられる回避の装衣は、今後の狩猟において欠かせない装備になるかもしれない。選択の幅が広がったことで、狩猟スタイルに合わせた装衣の使い分けがより重要になりそうだ。