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『スノーブラザーズ2 スペシャル』1000m登らないと出られない部屋。懐かしのアクションに5時間熱中したら年末年始の実家みたいだけどデスゲームなんだぜ、これ

byオクドス熊田

更新
『スノーブラザーズ2 スペシャル』1000m登らないと出られない部屋。懐かしのアクションに5時間熱中したら年末年始の実家みたいだけどデスゲームなんだぜ、これ
 2025年3月某日――

 ふたりの男はファミ通オフィスの会議室へと呼ばれていた。

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画像奥がオクドス熊田(文中では熊田)。手前にいるのが猫塚きてぃ(文中では猫塚)。
熊田
 ……。

猫塚
 ……。

熊田
 なんで呼ばれたんですかね、これ。

猫塚
 いやあ、僕にもさっぱり……。

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ブゥーン
熊田
 あっ。

猫塚
 なんか始まりましたね。

熊田
 え、これもしかしてデスゲーム!?

猫塚
 どうしてちょっとうれしそうなんだ。

熊田
 最近、忙しいからイベント的なものに参加してなくて……。

猫塚
 デスゲームを春の行楽扱いするな。

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??? ご機嫌よう、諸君。梅の花香る3月末の小春日和によく来てくれた。

猫塚
 すみません、春の行楽でした。

熊田
 妙に風情あるな。

猫塚
 その仮面、かっこいいですね。

??? わかる? お気に入りなんだよね。

熊田
 デスゲームの主宰者と世間話するなって。

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??? というわけで、キミたちにはこれから『スノーブラザーズ2 スペシャル』をプレイしてもらう。

猫塚
 どういうわけで?

??? 言い忘れていたが部屋のドアはロックさせていただいた。とある条件をクリアーするまで外には出さないから、そのつもりで。

熊田
 とある条件……?

??? それは――

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本記事は『スノーブラザーズ2 スペシャル』の提供でお届けします。
??? 『スノーブラザーズ2 スペシャル』リメイク版のオリジナルモード“SKY RUN”で1000mを突破することだ――。

熊田
 失敗したら?

??? なんやかやあって、すごく辛い目にあいます。

猫塚
 その「なんやかや」の部分を説明してほしいんだよな。

SKY RUNをわちゃわちゃ攻略。多様なキャラクターで『スノーブラザーズ2 スペシャル』を満喫

 『スノーブラザーズ2 スペシャル』は、グラビティゲームアライズより2025年4月10日発売のNintendo Switch、PC(Steam)用ソフト。Switchはパッケージ版も4月24日に発売予定。過去の名作アーケードゲーム『スノーブラザーズ2』を現代風にリメイクした一作だ。

 ライターのオクドス熊田と編集者の猫塚きてぃがこの部屋に軟禁された理由は、そのリメイク版にしかないSKY RUNモードをクリアーさせるためらしい。「なにも軟禁する必要までないじゃないか」、「ふつうに仕事として発注してくれ」という両者の声が会議室に響きわたる。が、もちろん誰も聞いてはくれない。

猫塚
 では、『ス○ブラ』をやっていきましょう。

熊田
 それ以上はいけない。

猫塚
 なにを言ってるんですか。『スノーブラザーズ2』だから『スノブラ』ですよ。

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熊田
 これふたりで協力したほうがいいと思うんですけど、プレイ中の記録はどうしましょう? 不正防止も大事ですし。

??? ごめんごめん。ちょっと待ってて。

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ガチャリ
ミス・ユースケ(猫塚きてぃの同僚)
 おれが記録係やるね。

猫塚
 それでいいんだ。

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猫塚
 ふつうに遊び始めるな。

ミス・ユースケ
 楽しそうだったし、やっぱり別室はさみしくて。ドアもロックしてないから好きにご飯食べたりしに行っていいよ。そのあいだはおれがプレイしとくし。

猫塚
 友だちの家か?

熊田
 さっきまでのデスゲーム感なんだったんだよ。

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 とはいえ愚痴を言っても始まらないのでさっそくプレイ。まずは初期キャラクターである“ニック”と“リチャード”を選択し、SKY RUNモードに挑戦する。

 このモードではジャンプ、しゃがみ、攻撃というシンプルな3種類のアクションを駆使して、アスレチックのようなステージをひたすら登っていく。画面下の数字が登った距離(メートル)で、1000mに到達すればクリアーだ。

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熊田
 こいつ(リチャード)しゃがむとめちゃくちゃ腹立ついい顔しますね。

猫塚
 いや、下からトゲきてますよ!

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熊田
 あっ。

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想像以上にアホな死にかたをしてしまい爆笑。
猫塚
 なにやっているんですか!

熊田
 いやその、キャラクターの仕草がおもしろくてつい……。

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猫塚
 あっ。

熊田
 猫塚さんのニックが鳥に……!

猫塚
 え、じゃあ初回の記録は。

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猫塚
 57m……?

熊田
 目標1000mなので20分の1ですね。

猫塚
 このチャレンジ、正気か……?

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 その後もわーきゃー騒ぎながら

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 ひたすらに。

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 ひたすらにプレイを重ねる。

 その後1時間ほどプレイしたが、到達したのは最高で147m。つまり我々の成長速度は時速147メートルである。ちなみに人間の徒歩が時速4000mぐらいらしい。あまりにも遅すぎる。

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熊田
 めちゃくちゃ煽ってきてません? かわいいけど。

猫塚
 悔しい~~~!!!

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がっくりと肩落とす猫塚。憎たらしくも愛らしい敵キャラクターにノックアウトされた。

 そう、難しい。マジで難しいのだ、このゲーム。プレイしていて少しずつうまくなっていく感覚もあるが、足りない。成長を高度という数字で実感できるのは楽しいが、圧倒的に時間が足りない。

 あのひたすらジャンプで登っていくゲームを彷彿とさせるので、実況者のみなさんは挑戦してみたらいいと思う。

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 しかし我々はめげずに作戦会議。あーでもないこうでもないと意見をぶつけ、気分を変えたいときはプレイヤーチェンジ。3人の友情パワーで『スノーブラザーズ2 スペシャル』のSKY RUNモードを攻略してみせる!

熊田
 しれっと3人目に加わるなって。

ミス・ユースケ
 ちなみに、仮面のせいで画面が見にくいです。

猫塚
 そりゃそう。

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そんな中、ミス・ユースケがとあるキャラクターに目を付ける。
ミス・ユースケ
 なんかさ、このキャラクター強くない?

熊田
 息抜きでアーケードモードやったときに出たキャラクターですね。

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条件を満たすと、敵キャラクターをプレイアブルキャラクターとして使えるようになる。このキャラクターは“ニンタロウ”という名前。
猫塚
 『ス○ブラ』……。

熊田
 だからさぁ。

ミス・ユースケ
 ジャンプと上方向を入力するとめちゃくちゃ高く飛べるんだよね。

熊田
 ほんとだ。コマンドとかあったんだ。

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 なんとニンタロウは、コマンド入力で特殊なハイジャンプをくり出せるキャラクターだった。上に登った距離を競うこのモードでは明らかに強い。

 じゃあもっと強いキャラクターがいるかもしれない。ということで一度“アーケードモード”でキャラクターを集めに行くことに。ジャンプマンガで言うところの、いわゆる修行編である。

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またもプレイヤーチェンジ。このふたりでアーケードへ挑戦。

 アーケードモードは、画面内の敵をすべて倒すとクリアーというシンプルなモードだ。クリアーするとつぎのステージへと進み、最後には強力なボスが待ち構える。

 ひたすらアスレチックを攻略するSKY RUNとは違い、敵をばんばん倒せるので気分爽快。アクションは同じなのに、モードが違うだけで全然楽しさが変わってくる。

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この敵を全部倒せばOK。
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攻撃を当てると敵を“弾”にすることができる。その弾を蹴ると……。
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転がって別の敵を撃破!
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全部の敵を即座に倒すと、上からご祝儀が降ってくる。楽しい、うれしい。

 さっきまでSKY RUNモードをプレイしていたこともあり、お互い操作は慣れたもの。アーケードモードのステージをどんどん攻略していく。道中で全滅することもあったが、『スノーブラザーズ2 スペシャル』はクレジット入れ放題なのでいくらでもコンテニューができた。死を気にせずに遊びまくれるの、楽しい……!

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熊田
 ボスのビジュアル濃いですねえ。

猫塚
 往年のアーケードゲームって感じしますね。

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 撮影が長丁場になったため、途中で猫塚がまったく別の仕事をしだすターンもあった。

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 そういうときはミス・ユースケが代打でプレイ。ミスしようといくらでもコンテニューできるため、人を変えながら気楽に遊べるのが楽しい。修行編らしい雰囲気はゼロのまったりした空間となっており、ほぼ年末年始の実家みたいな空気感で進めていく。

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「どう倒すんだよ!」と言いながらコンテニュー頼りのゾンビアタックで無理やり攻略したときもあった。それでもいいのだ、楽しいし。

 そしてアーケードモードの後半、ついにSKY RUN適性がありそうなキャラクターを発見する。

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熊田
 これです! こいつですよ猫塚さん!

猫塚
 壁貫通して飛んでるぞ! 明らかにズルい!

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左の足場を頑張ってジャンプしていくニックをあざ笑うように、壁の中を飛ぶ。
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その姿に「こんなんズルじゃん」とツッコまずにはいられない。最高のチートキャラが現れた。

 このキャラクターに気づいた瞬間、アーケードモードの攻略は“蹂躙”へと変わった。どんな足場も、どんな障害物も、すべてのステージギミックを無視しながら悠々と飛び、敵を倒していく。

 その姿を見て「これしかない!」と我々のテンションもマックス。その勢いでアーケードモードも一気にクリアーし、いざSKY RUNへ!

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足場を器用に使わなきゃならないボスも、燃える足場も彼の前には関係ない。あまりにも強すぎる。

 しかしSKY RUNはなお手強かった。瞬く間に300m、500mと、1時間かけて100mしか進まなかった我々の成長がなんだったのかを考えさせられる速度で進行するが、それでも1000mにはなかなか到達しない。

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 800m地点まで進んだときには「これでクリアーか……?」と思ったが、SKY RUNのゴールはまだまだ遠かった。

 このゲームは下のトゲだけではなく、上から急に落下してくる敵にも気を付けなくてはならない。基本的に1回でも接触するとミス扱いとなる。つまりは

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上にいた緑色の敵が急に落ちてきて……
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ぶつかるのもミスとなる。これで800m越えの記録がふいに。

 これがなんとも予測しにくい。予兆があるタイプの攻撃ならいいのだが、そういうやつばかりとも限らない。

 こういう落下は敵の位置を注意深く見る以外には防ぎようがなく、動作も派手じゃないのでつい意識の外にいきやすい。しかも端にいるから絶対に落ちてくるわけではなく、ふつうに折り返すときもある。ランダム性もあるのがさらにハラハラを加速させる。

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ちなみに熊田はだいたい早期にミスして脱落していたため、記録の塗り替えはほぼ猫塚ひとりで行われていた。でも見ているだけでも手に汗握って超楽しい。

 それでもめげずに何度も挑戦し、ついに迎えた2度目の800m越え。未知のギミックが続くが、驚異の対応力で猫塚がぐんぐん高度を上げていく。

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猫塚
 いける……! 900m超えてもまだ残機残ってる!

熊田
 頼む! いってくれ……!

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猫塚
 火の玉が怖いけど、こいつならこのルートが使える!

ミス・ユースケ
 夢を見せてくれ!

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熊田
 あ、これって……。

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うれしすぎて思わず立ち上がったときの写真。猫塚は奥で放心中。
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満面の笑み。

 猫塚、見事にゴール!

 企画開始からおよそ5時間。平日の昼間より始まった長い長い旅路は、ようやく終わりを迎えた。

 はじめは“SKY RUNをクリアーする”ことだけが目的だったが、なんやかんやアーケードモードもクリアーしている。さらには多数のキャラクターを使ってどういう性能化を確かめるなど、結果的に『スノーブラザーズ2 スペシャル』で体験できるさまざまなコンテンツを一気に味わうことができた。

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とはいえ、最終的に解放できたキャラクターはこれぐらい。まだ半分ぐらいは未知のままだ。

 シンプルな操作感ながらも多様な遊び。そして見ているだけでも手に汗握る画面。筆者は世代的にアーケードゲームの遊びに触れてきたわけではないのだが、同ジャンルが持つ、“その場にいるだけで楽しい”という独特なおもしろさを体験できたような気がする。

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操作がシンプルだから、飛び入りの人間でもすぐに遊べる。
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見ているだけでもおもしろい。だから先に倒されてもずっと楽しい。

 大きな画面で、大勢でわいわい言いながらやる『スノーブラザーズ2 スペシャル』は、非常におもしろいものだった。5時間ぶっとおしでプレイしたがまだやりたい。そう思わせてくれるだけの魔力があった。

 今回はローカルでの協力プレイだったが、オンラインでの通信にも対応しているとのこと。実際に顔を合わせるのが難しい場合でも、ぜひとも通話などを繋いで誰かといっしょに遊んでみてほしい。

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ソロでもくもくと進めるのも楽しいが、やっぱり協力プレイがおもしろい。
 『スノーブラザーズ2 スペシャル』はデジタル版のみ2025年4月10日発売、パッケージ通常版限定版は2025年4月24日発売予定。アーケードゲームならではの骨太なおもしろさに、ぜひとも一度どっぷりと漬かってみてほしい。
 
熊田
 デスゲームのくだり、必要でした?

ミス・ユースケ
 とくには。

猫塚
 なんなんだ。

発売記念! Switch限定版&アマギフ(1万円)プレゼント企画

 『スノーブラザーズ2 スペシャル』の発売を記念して、ファミ通.comのXアカウントにてプレゼントキャンペーンを実施。本作のSwitch限定版(5名)とAmazonギフト券 1万円分(5名)を計10名に抽選でプレゼント!

応募締切

2025年4月28 日(月)23時59分

賞品

  • Nintendo Switch版『スノーブラザーズ2 スペシャル』限定版:5名
  • Amazonギフト券 1万円分:5名
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応募方法

  1. Xのファミ通.com公式アカウント(@famitsu)START with GRAVITY スタートウィズグラビティ(@start_gravityJP)をフォロー
  2. 注意事項を確認する
  3. 本キャンペーンの対象の投稿をリポスト(RR)して応募完了!

当選発表

 当選者へのみ2024年4月30日ごろ、X(Twitter)のDM(ダイレクトメッセージ)にて「@famitsu」よりお知らせします。
※あらかじめDMを受け取れるよう設定してください。 ※ご当選の場合、2025年5月7日までに賞品送付先を専用フォームにてご登録いただく必要があります。かならず期日までにDMをご確認ください。

賞品発送

2025年5月下旬予定

注意事項 ※あらかじめご了承のうえご応募ください。

  • 応募には、X(Twitter)への登録(無料)が必要です。
  • 当選はおひとりにつき1口までとなります。
  • 以下の場合は応募をお受けできません。
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集計期間: 2025年04月24日12時〜2025年04月24日13時