
3gooは、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)用ソフト『ホットラップ レーシング』を2024年7月25日に発売した。
本作はシングルシーター、GT、EVなど、さまざまなマシンが⼀挙に楽しめるリアルレースゲーム。ルノー、シトロエン、アルピーヌ、プジョー、アルファ ロメオ、アバルトなど世界を代表するメーカーから、モータースポーツの歴史を代表する名車が50台以上登場している。
多彩なマシンを操縦し、レースに勝利する手応えのある操作性や、さまざまな対戦モードなど本作の見どころを紹介していこう。
※この記事は3gooの提供でお届けしています。本作はシングルシーター、GT、EVなど、さまざまなマシンが⼀挙に楽しめるリアルレースゲーム。ルノー、シトロエン、アルピーヌ、プジョー、アルファ ロメオ、アバルトなど世界を代表するメーカーから、モータースポーツの歴史を代表する名車が50台以上登場している。
多彩なマシンを操縦し、レースに勝利する手応えのある操作性や、さまざまな対戦モードなど本作の見どころを紹介していこう。
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シフトチェンジで華麗なコーナリングを決める!手応え抜群の操作性
本作は多数のメーカーの実車が登場しており、憧れのマシンを操縦できる点が見どころとなっている。また、マシンだけでなく30人以上の歴代チャンピオンも写真で登場しており、チャンピオンたちとタイムを競えるのも大きな魅力だ。
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マシンはそれぞれ馬力や最高速度などの性能が異なるのはもちろん、挑戦するモードによって操縦できる物が異なる。かなりクセの強いマシンもあるが、それを乗りこなせたときの心地よさは最高だ。
パーツの交換など細かなカスタマイズ要素はないが、カラーリングについては自由に変更可能。当時のカラーそのままに走ったり、自分好みに変えてレースに挑戦しよう。
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レース中の操作についても、詳しく触れていきたい。マシンの操縦はそこそこ難しいが、コマンド自体はシンプルにまとまっているため、動かすのに手間取ることはなかった。
アクセル、ブレーキのほか、頻繁に使うシフトアップ・ダウンはA、Bボタンに配置されており、すぐにシフトを切り換えられる。トラクションコントロール(TC)、トランスミッションも途中で変更可能だが、こちらはレース前に設定したらほぼ弄る必要はない。
本作ではAT、MT操作を自由に選べるので、気軽に遊びたい人はATで、より本格的な操縦を楽しみたいならMTに切り換えればオーケー。レースゲームに慣れていない人でも、AT操作ならアクセル、ブレーキ操作だけで簡単に走れるはずだ。
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今回はMT操作をメインでプレイしたのだが、かなり手応えのある操縦が楽しめた。シビア過ぎない難易度ながら、油断すると一瞬でコースアウトするため、プレイヤーのテクニックや判断が大きく影響してくるのがおもしろいところ。
MT操作の場合、シフトチェンジの判断をしているだけでも、うまく操縦している感覚が味わえる。操縦でとくに楽しいのがシフトチェンジで、最初からシフトを上げすぎてもかえって速度が出なくなるため、タイミングを見極めなくてはいけない。
速度を落とさぬようエンジン音を聞きわけたり、回転数を見てシフトチェンジをすると、明確にスピード差が出てくるためうまくいったことが実感しやすくなる。AT操作でもいいのだがMTにするとよりリアルで、操縦していて楽しくなるバランスがちょうどいい。
慣れないうちはATで、より高度なテクニックを求めるならMTという風に習熟度に合わせて切り換えてもいいだろう。
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シフトチェンジの操作と合わせてレースで熱くなれるのが、相手を追い抜くタイミングとコースの把握だ。コースによっては相手を抜けないような狭い直線を走ることもあり、追い抜けるタイミングが限られてしまう。
相手と差を出すならコーナリングがメインになるのだが、これがけっこう難しい。速度を出し過ぎると曲がれずにコースアウト、落とし過ぎれば相手は抜けずに順位は変わらないままだ。
極力速度は落とさずに完璧なコーナリングを決めるのがベストなのだが、言うはやすし。実際には欲張ってコースアウトしたり、ほかのマシンに追突したりと、ドライバーの操縦技術が試される。
また、コーナーを前に事前にシフトチェンジをして4速に落としておいたりと、MT操作ならよりこだわって動かせるのもポイントだ。コースの把握、適切なシフトチェンジとスピード管理、そしてコーナリングの操縦テクニック。すべてがうまくいったときの絶妙な手応えがたまらない。
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ちなみに、マシンにもよるがスピードが出ているときに追突したり、タイヤが擦っただけでもコースアウトに持っていかれることもある。TCがオンなら多少の衝突は問題ないが、オフのタイミングでぶつかろうものなら、あっという間に場外行きだ。
完璧なコーナリングをするためには、ほかのマシンがどの程度密集しているかも関係してくるので、早めに先頭を取っておきたい。
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紹介してきた操作性はよりこだわるなら重要になるが、AT操作、TCオンならそこまで事故が起きることはない。難しい操作抜きでレースを楽しみたい人も、気楽に遊べるだろう。
また、初心者にやさしいレーシングラインという仕組みもあるため、操作に不慣れでも問題ない。レーシングラインは進むべきコースとともに、速度の案内もしてくれる優れもの。緑色のラインが出ているならスピードを出す、赤色なら減速と覚えておくと、コースアウトすることなくきれいにコーナーを曲がれる。
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ゲームで走ることになるコースが実在の物というのも、レースファンには見逃せないポイント。本作には、有名なライセンスコースが、70種類以上収録されている。12台が並んで走る光景や、心を震わすエンジン音と、クルマのデザインや音を操縦しながら堪能してほしい。
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ちなみに走るコースは時間帯もいくつか用意されている。夕日に照らされて少しコースが見えにくくなったりと、環境によるレースへの影響もユニークだ。とはいえ、極端に視認性が下がるわけではなく、操作を阻害するようなギミックにはならないので安心してほしい。
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キャリアモードでマシンを解放!GT、耐久などさまざまな条件に挑もう
続いて、メインでプレイすることになるであろうキャリアモードについても詳しく紹介したい。
キャリアモードは、さまざまな条件で大会に挑むことで、新たなマシンを解放していくモードだ。シングルシーター、GT、耐久と条件が分かれているので、好きなものから挑戦していける。
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挑戦する大会は、指定のマシンで1位を取るだけでクリアー自体は可能だ。まずは予選のタイムを競い、そのタイム次第で本選のスタート地点が決まる定番の仕組み。最後尾からのスタートになるが、予選はスルーして本選から始めることもできた。
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レースに勝つこと自体は難しくないのだが、ここでよりやり応えが増すのがライセンスのシステムだ。ライセンスはレース中の行動によってポイントが加算され、最終的なグレードが決まる仕組み。
ここで一定以上のグレードを獲得すると、より難易度の高い大会が解放されていくのだが……。このグレード、ただ1位になるだけでは最高位に到達できない。
まず、TCとレーシングラインの有無、MTかどうかでポイントが加算される。要は、難しい操縦をするほどに得られるポイントが多くなるわけだ。そして、コースアウト、追突などのペナルティを起こすたびに、マイナスポイントが発生する。
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最高グレードを目指すためにTCをオフにして走ってみたのだが、自分がどれだけマシンの機能に助けられていたかを思い知ることになった。コーナーは曲がれないし、追突するとすぐよろけて、慣れるまではまともに操縦できない。
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また、派手な追突やコースアウトはもちろん、ほんの少しコースからズレてもすべてカウントされ、マイナス評価を受けてしまう。画面右下には丁寧にコースアウト、追突回数が記録されており、レース後半になるとプレッシャーが増していく。
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1位を取るだけならガンガンぶつかったり、多少コースアウトをしても気にならないが、グレードの要素が入ることでより精密な操縦をする必要が出てくるのだ。ただ、楽しみを制限されている感覚はなく、むしろ難しい操作に挑む楽しさになっている点は好印象。
難しいからこそ、高ポイントのために操縦をより極めるモチベーションになり、骨太でおもしろい部分になっている。
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グレードを上げつつ、大会に勝ち進んでいくとパーツが手に入り、新たなマシンも解放されていく。また、大会で得られた名声に応じて、新たな選手権への参加権も獲得可能だ。
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キャリアモードを進めるとEV車も解放され、各種モードで操縦できるようになる。EVの場合、ほかのマシンと違ってエンジン音が鳴らず、加速の仕方もほかと異なるため、また違った操縦が楽しめた。
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マシンを増やしたり、やり込んでいくのがキャリアモードの楽しみだが、ほかにも歴代チャンピオンに挑んだり、特定条件で挑むホットラップや選手権、クイックレースなどのコンテンツも盛り込まれている。
キャリアモードで1大会をプレイすると20分程度かかるため、気軽に1プレイしたいときはクイックレースなどがおすすめだ。
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各種モードをプレイする際はマシンのカラーリングを自由に切り換えられるので、好きなデザインにして遊んでみよう。レース開始前にはさまざまなアングルでマシンを映してくれるため、好きなマシンを選ぶとテンションも爆上がりだ。
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また、姿を見る機会は多くないが、ドライバーの姿もカスタマイズできる。スーツやヘルメットのカラーやデザインを変えられるため、1位を取ったときのために、ドライバーのデザインもこだわっておこう。
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ソロプレイでも十分すぎるほど楽しめる本作だが、もちろんマルチプレイも用意されている。マルチはオンラインで最大12人対戦ができるほか、画面分割のローカルプレイでは4人までいっしょにプレイ可能だ。
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マルチプレイではマシンの条件やコースのほか、レイアウトやAIのレベルまで細かく設定できる。また、プレイヤーごとにTC、レーシングラインのオン・オフも変えられるため、好きな条件でプレイしよう。
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気軽に遊べる仕組みは用意しつつも、本気でプレイする際には骨太な難易度でガッツリやり込める『ホットラップ レーシング』。実在のマシンやコースが登場するのも魅力だが、操縦の面もかなりクオリティが高いのでレースゲーム好きにはぜひプレイしてみてほしい。
『ホットラップ レーシング』
- 対応プラットフォーム:Nintendo Switch
- 発売元:3goo
- 開発元:Maximum Entertainement
- 発売日:2024年7月25日発売
- 価格:5280円[税込]
- ジャンル:レース
- 対象年齢:CERO 全年齢対象
- 備考:―