
ギルドやハンターの役割を知れる、『モンハン』の入リ口としても最適の物語
本作の舞台は、人が住んでいるとすら思われていなかった“禁足地”と呼ばれる地域。そこから逃げてきた少年・ナタの存在によって、ハンターズギルドは禁足地への調査に乗り出すことになる。
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プレイヤーは禁足地調査隊所属のハンター。狩猟するという概念すらなかった禁足地の人々との触れ合いによって、改めてモンスターを狩る目的やギルドの役割などが浮き彫りになっていく。これまでのシリーズ作は、ギルドとハンターの存在は比較的当たり前の世界だったので、『モンハン』の世界観を深く知るうえでも本作は重要な立ち位置にある。
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シームレスにつながった息づく世界
本作では、フィールド内に狩りの準備をするベースキャンプがあり、モンスターが生息するエリアへとシームレスに足を踏み入れられる。また、フィールドで大型モンスターを発見した場合、条件さえ整っていれば狩りを始めているうちに自動的にギルドがクエストとして承認。狩猟を終えれば報酬も手に入る。
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従来作のようにクエストを受注して出発、というスタイルでも遊ぶことはできるが、ふらっとフィールドに出かけて狩猟や採集にいそしめるというのは本作ならでは。隔ての砂原、緋の森、油涌き谷といった禁足地のフィールド自体もほぼすべてシームレスにつながっているので、散策しているだけでも楽しい。
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各地の名物料理がおいしそうすぎる! こだわりの食事シーン
禁足地の人々の暮らしぶりも本作の見どころ。たくさんの家畜と暮らすクナファ村ではとろけるチーズを振る舞われたり、火の扱いに長けたアズズの里ではゼレドロンの丸焼きを食べさせてもらえたりと、食に関する描写もこだわり抜かれている。
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『モンスターハンター4』とのつながりも……!?
リリース前からSNSなどでも話題になっていたのが『モンスターハンター4』とのつながり。『4』に登場していた加工屋の娘がジェマ、筆頭ランサーがファビウスではないか、ということで論争が巻き起こっていた。また、ゴア・マガラが初めて登場し、メインモンスターを務めた作品も『4』。
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エンドロールを迎えても終わりではない!
物語がひとつの節目を迎えると、エンドロールが流れる。多くのゲームはそこでいったん終わりだが、本作はここがスタートライン。禁足地は、より強いモンスターの待つ“上位環境”へと移行し、いままで以上に楽しいハンター生活が待っている。上位環境での変化については以下の記事で詳しく紹介。
また、本作は定期的な無料タイトルアップデートも予定。直近では第1弾が4月4日(金)に配信予定でタマミツネをはじめ、新たな拠点“大集会所”などさまざまなコンテンツが楽しめる。5月末にはカプコンタイトルとのコラボやそのほか追加機能、修正・調整を行なうアップデートも予定されている。夏には第2弾のアップデートもやってくるので、⾃分のペースで狩猟⽣活を満喫しよう。
『モンハンワイルズ』をPCで快適に遊ぶには? 「スペックは足りているはずなのにカクつく」という方はグラフィック設定を見直してみて!
「Steam版の『モンハンワイルズ』をプレイしたいけど、快適にプレイできるか不安」、「手持ちのPCでプレイしてみたけど思うように動作しない」そんな方はいないだろうか。本作はミドルクラスのゲーミングPCでもプレイできるが、PCのスペックに合った設定を行えばより快適に楽しめる。ここでは、PCでプレイする際のおすすめの設定を紹介しよう。
まずはベンチマークソフトでチェック
まずは、PCの性能をスコアで測定できるベンチマークソフトを活用し、現状のスペックがどの程度のパフォーマンスを発揮できるかをチェックしよう。ベンチマークソフトは『モンハンワイルズ』Steamストアページから無料でダウンロード可能。ベンチマークを実行するとデモプレイが映し出され、設定したグラフィックでのスコアと平均FPSを確認できる。
スコアが10250を超えていれば問題なくプレイ可能。それ未満となる場合は、PCのスペックが推奨に達しているかをチェックしよう。
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ゲーム設定をPCのスペックに合わせる
PCのスペックが足りているはずなのに快適に動作しない場合、ゲーム内の設定がハードウェアに適していない可能性がある。とくに、以下の項目を見直すといい。
ディスプレイ設定
解像度はモニターの性能に合わせて、フルHD(1920×1080)、WQHD(2560×1440)、4K(3840×2160)など適切な設定を選ぼう。フレームレートは、モニターが対応する最大値に設定するのが望ましい。また、スペックに余裕があり、少しでも快適にプレイしたい場合は無制限設定をONにするといいだろう。
ディスプレイ設定
解像度はモニターの性能に合わせて、フルHD(1920×1080)、WQHD(2560×1440)、4K(3840×2160)など適切な設定を選ぼう。フレームレートは、モニターが対応する最大値に設定するのが望ましい。また、スペックに余裕があり、少しでも快適にプレイしたい場合は無制限設定をONにするといいだろう。
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フレーム生成をONにすると、フレームレートが大きく向上する。より滑らかなゲーム体験を求めるならONを推奨する。なお、フレーム生成の設定が変更できない場合は、アップスケーリングの条件を満たしていない可能性があるため、後述の情報をもとにそちらの設定から調整しよう。
グラフィックス設定
テクスチャやメッシュ品質は、VRAM使用量を考慮し、適切な項目を選択。VRAMにゆとりがある場合は、グラフィックプリセットでまとめて“高”にするのもいいだろう。影や草木、水などの描画品質は“中”もしくは“高”を推奨するが、狩猟中はそこまで目立たないので場合によっては“低”にしても問題ない。
アンチエイリアスはTAAやFXAAが選択可能。画面の粗さが気になる人は設定したほうがよいが、負荷がかかるので少しでも動作を軽くしたければOFFにするのも選択肢のひとつである。アップスケーリング設定は、DLSS(NVIDIA)、FSR(AMD)対応のGPUを使用しているなら有効化するとフレームレートが向上するためONにするのがベスト。
グラフィックス設定
テクスチャやメッシュ品質は、VRAM使用量を考慮し、適切な項目を選択。VRAMにゆとりがある場合は、グラフィックプリセットでまとめて“高”にするのもいいだろう。影や草木、水などの描画品質は“中”もしくは“高”を推奨するが、狩猟中はそこまで目立たないので場合によっては“低”にしても問題ない。
アンチエイリアスはTAAやFXAAが選択可能。画面の粗さが気になる人は設定したほうがよいが、負荷がかかるので少しでも動作を軽くしたければOFFにするのも選択肢のひとつである。アップスケーリング設定は、DLSS(NVIDIA)、FSR(AMD)対応のGPUを使用しているなら有効化するとフレームレートが向上するためONにするのがベスト。
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アップスケーリングモードは、動きをよくしたいなら“ウルトラパフォーマンス”や“パフォーマンス”などフレームレート優先の設定にするとよい。
無料の高解像度テクスチャパックをダウンロードした方はこちらを確認
無料DLC“高解像度テクスチャパック”をインストールするには、16GB以上のグラフィックメモリが必要。このパックを適用すると、モンスターの質感やフィールドのグラフィックがより鮮明になり、さらに美しいゲーム体験が楽しめる。
ただし、PCのスペックが足りていないと、ゲームが重くなったりクラッシュしたりする可能性もある。そのため、導入を迷っている人はストアページなどで詳細を確認し、容量に余裕がない場合は高解像度テクスチャパックをOFFにしよう。
ただし、PCのスペックが足りていないと、ゲームが重くなったりクラッシュしたりする可能性もある。そのため、導入を迷っている人はストアページなどで詳細を確認し、容量に余裕がない場合は高解像度テクスチャパックをOFFにしよう。
VRAMの使用量を確認し、最適な設定を見つける
ゲーム内のオプション画面では、設定変更によるVRAMの予測消費量を確認できる。VRAMが不足すると、キャラクターや背景のテクスチャ品質が落ち、結果としてフレームレートの低下やカクつきが発生することがある。
VRAM使用量が上限に近い場合、各種設定を下げることでパフォーマンスの向上が期待できるので、必要に応じてテクスチャ品質や影の設定などを調整して対応しよう。
VRAM使用量が上限に近い場合、各種設定を下げることでパフォーマンスの向上が期待できるので、必要に応じてテクスチャ品質や影の設定などを調整して対応しよう。
RTX 4070 SUPERでの設定例を紹介
『モンハンワイルズ』に合わせて、RTX 4070 SUPER搭載PCに買い替えたばかりの担当ライターがふだん使用しているPC設定と、中堅クラスのRTX3060Ti搭載PCでの設定例を紹介する。これらの設定を参考にして、快適なゲームプレイのための調整に役立ててほしい。
RTX 4070 SUPER搭載PC基本スペック
RTX 4070 SUPER搭載PC基本スペック
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER
- CPU:Intel Core i7-14700
- RAM:32.0 GB
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ゲーム設定
- 解像度:フルHD(1920×1080)
- グラフィックプリセット:カスタム
- テクスチャ品質:高
- アップスケーリング(超解像技術):NVIDIA DLSS
- フレーム生成:ON
- アップスケーリングモード:NVIDIA DLAA
- フレームレートの無制限設定:ON
RTX3060Ti搭載PCおすすめ設定
- 解像度:フルHD(1920×1080)
- グラフィックプリセット:低
- アップスケーリング(超解像技術):AMD FSR 3
- フレーム生成:ON
- アップスケーリングモード:バランス
- フレームレートの無制限設定:ON
『モンハンワイルズ』を快適にプレイするには、PCのスペックに応じた最適な設定が必要だ。推奨スペック以上のPCを使用していても、設定が最適化されていなければパフォーマンスが十分に発揮されないことがある。
ここに挙げた設定はあくまでも一例であり、どの設定がしっくりくるかは実際に試してみることで見えてくる。とくに、グラフィックの好みは人によって異なるので、さまざまな調整を試しながら、自分に合った環境を作り上げていこう。
ここに挙げた設定はあくまでも一例であり、どの設定がしっくりくるかは実際に試してみることで見えてくる。とくに、グラフィックの好みは人によって異なるので、さまざまな調整を試しながら、自分に合った環境を作り上げていこう。