
ファミ通の編集者がゴールデンウィークに遊んでほしいゲームを紹介する連載企画。川島KGがおすすめするタイトルは、カプコンのゾンビワラワラアクション『デッドライジング デラックスリマスター』です。
【おすすめポイント】
【おすすめポイント】
広告
- 遊び要素とゾンビが盛りだくさんのショッピングモール
- 物資調達や時間配分の戦略性と、自由度の高さが両立
- ゾンビよりもむしろ主人公のほうが人間離れしちゃう
川島KGがおすすめするゲーム
Writer:川島KG
趣味や仕事で『ペルソナ』シリーズなどのアトラス作品、『原神』などのHoYoverse作品、『勝利の女神:NIKKE』などを遊んでいる編集者。かわいくて強い女の子キャラクターを推す毎日。
趣味や仕事で『ペルソナ』シリーズなどのアトラス作品、『原神』などのHoYoverse作品、『勝利の女神:NIKKE』などを遊んでいる編集者。かわいくて強い女の子キャラクターを推す毎日。
『デッドライジング デラックスリマスター』
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/40534/a548337fd75d3aca94f66fda6887c8c2a.png?x=767)
- プラットフォーム:PS5、Xbox Series X|S、PC(Steam)
- 発売日:2024年9月19日発売/カプコン/5990円[税込] ※PS5のパッケージ版は2024年11月8日発売
- 発売元:カプコン
- 価格:各5990円[税込]
ほら、男子はみんな、かわいい女の子と無敵のオヤジが好きじゃん?
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/40534/aa987225fd26d96c8a27fb00ea47d7cdf.png?x=767)
プロフィール文の通り、社内ではかわいい女の子が登場するゲームばかり遊んでいると思われがちな自分だが、安易な決めつけはご遠慮いただきたいものである。かわいい女の子を愛でることと、人間やめてる無敵のオヤジやイケメンが敵を無双するさまに惚れる感情は両立するだろう?
カプコンの作品には仕事であんまり関わっていないが、『バイオハザード』の新作が出れば夜を徹して周回するくらいには大好きだし、かつてXbox 360でめちゃくちゃ遊んだ『デッドライジング』が豪華にリマスターされた本作も、とある仕事が修羅場の真っ最中に発売されたけれどガマンできなくて初日からガッツリ遊んだ。夢中になりすぎて、かわいい女の子が登場するゲームのログインボーナスをいくつか取り損ねてしまったくらい。遊ぶ前から絶対におもしろいことを確信できるゲームなんてそうそう出ないんだから、しかたないね!
本作の何がサイコーかと言うと、序盤は体力も歩くスピードも心もとない主人公・フランクが徐々に人間やめてるレベルで強くなっていく“爽快感”と、ある程度の時間制限はありつつも時間内であれば自由に攻略できる“やりたい放題感”が絶妙に融合したゲームデザインのすばらしさだ。ゾンビの大群がうろつくショッピングモールでスクープ写真を狙うもよし、極限の状況でイカれてしまったサイコパスを成敗したり生存者の救出に励むもよし。広大なショッピングモールのあちこちで武器や食料などの物資を豊富に入手できるのもストレスフリーだが、サイコパスや生存者もあちこちに現れるし、放っておくと彼らに関連する出来事を見逃してしまうので、攻略の優先順位や時間配分は自分なりに考える必要がある。
このあたりの自由度は、フランクがレベルアップするにつれて格段に増していくので、レベルを引き継げる2周目以降はさらに好き放題のプレイが可能。誰もがきっと、フランクに蹴散らされるゾンビたちのほうがかわいそうに思えてくるかもしれない……いや、彼らを観察すると挙動にどことなく愛嬌があったり、なぜかショッピングカートを押しているヤツもいたりして、むしろ愛おしさすら芽生えてくる。サイコパスの方々もその強烈すぎる個性が印象に残っていたので、令和の時代に彼らと再会できたのもうれしかったなぁ。『バイオハザード』シリーズが“サバイバル”なら、本作はまさに“ゾンビパラダイス”。フランクがやや心もとない1周目の序盤さえ乗り越えれば、やりたい放題の楽園があなたを待っている。もともとは『アイドルマスター』が目当てでXbox 360を買った自分が同ハードでいちばん遊んだのが『デッドライジング』なので、間違いない!
カプコンの作品には仕事であんまり関わっていないが、『バイオハザード』の新作が出れば夜を徹して周回するくらいには大好きだし、かつてXbox 360でめちゃくちゃ遊んだ『デッドライジング』が豪華にリマスターされた本作も、とある仕事が修羅場の真っ最中に発売されたけれどガマンできなくて初日からガッツリ遊んだ。夢中になりすぎて、かわいい女の子が登場するゲームのログインボーナスをいくつか取り損ねてしまったくらい。遊ぶ前から絶対におもしろいことを確信できるゲームなんてそうそう出ないんだから、しかたないね!
本作の何がサイコーかと言うと、序盤は体力も歩くスピードも心もとない主人公・フランクが徐々に人間やめてるレベルで強くなっていく“爽快感”と、ある程度の時間制限はありつつも時間内であれば自由に攻略できる“やりたい放題感”が絶妙に融合したゲームデザインのすばらしさだ。ゾンビの大群がうろつくショッピングモールでスクープ写真を狙うもよし、極限の状況でイカれてしまったサイコパスを成敗したり生存者の救出に励むもよし。広大なショッピングモールのあちこちで武器や食料などの物資を豊富に入手できるのもストレスフリーだが、サイコパスや生存者もあちこちに現れるし、放っておくと彼らに関連する出来事を見逃してしまうので、攻略の優先順位や時間配分は自分なりに考える必要がある。
このあたりの自由度は、フランクがレベルアップするにつれて格段に増していくので、レベルを引き継げる2周目以降はさらに好き放題のプレイが可能。誰もがきっと、フランクに蹴散らされるゾンビたちのほうがかわいそうに思えてくるかもしれない……いや、彼らを観察すると挙動にどことなく愛嬌があったり、なぜかショッピングカートを押しているヤツもいたりして、むしろ愛おしさすら芽生えてくる。サイコパスの方々もその強烈すぎる個性が印象に残っていたので、令和の時代に彼らと再会できたのもうれしかったなぁ。『バイオハザード』シリーズが“サバイバル”なら、本作はまさに“ゾンビパラダイス”。フランクがやや心もとない1周目の序盤さえ乗り越えれば、やりたい放題の楽園があなたを待っている。もともとは『アイドルマスター』が目当てでXbox 360を買った自分が同ハードでいちばん遊んだのが『デッドライジング』なので、間違いない!
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/40534/ac72cf81e7c3d5fcaa010cb2cbcbdf348.png?x=767)