フォーエバーブルー ルミナス(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
体温を感じるほかのダイバーが同じ海域にいることで、“孤独”を感じず海中探索が楽しめる。それでいてつながり自体は、“密”なものから“ゆるい”ものまで幅を選べるのもすてき。回遊魚や深海魚など各生物の生態を海中で反映しつつ、絶滅種、伝説上の生物も生息するいい意味でカオスな登場魚たちと、入るごとに構造が変化する海域が、発見の楽しさを後押し。“注目”で魚群を一気に調べられるのも気持ちいい。
週刊ファミ通1849号より
気ままに海中を遊泳し、多種多様な海洋生物を発見するなど、カジュアルにダイビング体験ができるのがグッド。図鑑を埋めていくのは満足感があります。オンラインプレイは、ほかのプレイヤーとのつながりがほどよく、気軽に行えて○。生態系のごちゃ混ぜ感やファンタジー寄りの要素は、おもしろみのうちではあるけれど、気になる人もいそう。ストーリーは、ちょっと味気なさを感じるかな。
週刊ファミ通1849号より
さまざまな角度からの賛辞が送られそうですが、「生き物好きはプレイ必須」とも語りたい。大自然の驚きに触れる体験を、ゲームに巧みに落とし込んでいます。オンラインの“みんなでダイビング”は、現実でガイドやバディと潜るのにも似た感覚。エモートタグで発見を共有するのも、声を使えない実際の体験とリンクします。進行は、生き物との出会いを大切にしたい派には、急かされているように感じるかも。
週刊ファミ通1849号より
マグロの“メカっぽさ”など、質感が再現されたさまざまな海洋生物をどアップで見られるだけでも癒されます。海域移動にあらゆるタイプのストレスがなく、ダイビングの擬似体験というよりは観光ツアーのおもむき。謎めいたアイテムや、不思議な地形の発見の喜びに夢中になれます。“みんなでダイビング”は自己表現の場というより、ミッション達成最優先の効率性重視派にとって助かるモードです。
週刊ファミ通1849号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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