合格者についてはすでにお伝えしているとおり、えなこさん(コスプレイヤー)、霧島聖子さん(レースクイーン)、澁谷果歩さん(タレント・著者・コンテンツクリエイター・コスプレイヤー)、本郷愛さん(セクシー女優)、みそしるさん(MC・ゲーム実況者)の5名となった。合格者は、シリーズ最新作でミナト区系女子役としての出演権を獲得。プロモーション活動での起用も行われる。
番組の前には、審査員を務めた横山昌義氏(龍が如くスタジオ 代表・制作総指揮) 、阪本寛之氏(龍が如くシリーズチーフプロデューサー)、堀井亮佑氏(『龍が如く』最新作 プロデューサー)の3名と、合格者5名への囲み取材がそれぞれ行われたので、そちらの模様をお届けする。
個性の異なる5名によって、より素晴らしい作品になると実感
堀井氏は、“ミナト区系女子オーディション”という、役柄をしっかりと伝えていない中で、開発チームを信頼して応募してくれた参加者がたくさんいたことが純粋にうれしいとコメント。合格者の5名については、それぞれ個性が異なり、合格者の存在によってより作品がおもしろくなる実感があるとのこと。5名の力を借りて、すばらしい作品を作ることができればと、作品作りへの意気込みも語った。
続いて、最終審査においてもっとも重要視した点について質問が。これについては横山氏いわく、基本的には、演技審査などで役柄に合うかどうかで審査したそう。ただ、ファイナリストにとっては、役柄が定まっていたらそれに合わせたアプローチもできたはずで、そこは申し訳ないと考えたため、審査の理由を最後にしっかりと納得のいくまで説明したとのこと。なお、合格者には、審査後にシリーズ最新作の概要も伝えられたという。その際、合格したことよりも、その内容に驚いた反応が多かったそうだ。
合格者が演じる役柄については、今後詳細を詰めていくと横山氏。各々のバックボーンを聞き取り、人生の中でどういった考えを大事にしているのか、どういった口癖があるのか、また本人が演じたいキャラクターなども調査して決定していく予定とのことだ。
阪本氏もミナコさんを挙げつつ、彼女以外にもオーディション参加者はこれまで見たことのない個性を持つ方が多かったので、審査はかなり迷いながら慎重に行ったと振り返る。その中で、合格者の5名は、それぞれ個性が異なっていて、よい形に落とし込めたのではと語った。
えなこさんは135万円のネックレスを購入してオーディションに臨む。合格者の並々ならぬ審査への想いに迫る
澁谷さんは、昨年から『龍が如く』にハマり、夢中になってシリーズ作をまとめてプレイしたので、最新作への出演を渇望していたそう。オーディションはあっという間だったものの、無事合格を勝ち取ることができて幸せに満ちているとのことだ。
霧島さんは、過去の『龍が如く』シリーズのオーディションの様子を見ていて、いつかは参加して合格したいと思っていたとのこと。いまこの場に立てていることが夢のようで信じられないものの、選んでもらったからには、全力で活動し、ドラマチックに作品を彩りたいと意気込みを語った。
続けて、今回のオーディションでアピールしたことについて質問が。みそしるさんは、人口8万人規模の愛知県蒲郡市の出身で、現実の港区とはかけ離れた出自だが、それだけ憧れも強く、求められる役柄を演じることができると語ったそうだ。
澁谷さんは、東京都千代田区出身だが、幼稚園から高校まで港区の女子校に通っていたため、ある意味今回のオーディションに合っているのではとアピール。また、容姿もオーディションのイメージに合わせるため、10キロの減量を行い臨んだという、並々ならぬ努力も明かした。そして今後も継続的にプロポーションを磨き、各種プロモーションの際に洗練された姿を見せたいと語った。
勝利を勝ち取った喜びを最初に伝えたい相手について聞かれると、みそしるさんは、自身のゲーム配信の視聴者がきっかけで『龍が如く』をプレイし、そこから視聴者が先頭に立って魅力を伝えてきてくれたので、彼らに合格をいち早く伝え、今度は自分が先頭に立ち、魅力をアピールできたらと語った。
本郷さんは、『龍が如く』をプレイすることを勧めてくれた兄に報告したいとのこと。えなこさんは、事務所に所属してから二人三脚でがんばってきた社長に伝えたいそうだ。
霧島さんは、両親、とくに母親に伝えたいという。オーディションに受かるためにたくさんアドバイスをもらっていたことが理由で、自身としても、出身である大阪から上京して活動しており、結果を残すべくオーディションに参加しているので、この喜びを早く分かち合いと語っていた。