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『龍が如く』“真島のマジ祭り”札幌会場リポート。会場はまさに“真島吾朗のテーマパーク”! ゲスト&開発陣へのインタビューもお届け

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『龍が如く』“真島のマジ祭り”札幌会場リポート。会場はまさに“真島吾朗のテーマパーク”! ゲスト&開発陣へのインタビューもお届け
 2025年2月21日に発売予定の『龍が如く』シリーズ最新作『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』(パイレーツ イン ハワイ)。その発売に先駆け、2024年12月~2025年1月にかけて全国6都市をめぐるイベント“「龍が如くスタジオ」真島のマジ祭り”が開催される。
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 それぞれの会場では、東京ゲームショウ2024にて出展された『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』(以下、龍が如く8外伝)の試遊のほか、スペシャルゲストとのフォトセッション、等身大真島吾朗フィギュアとともに撮影可能なフォトブース、龍が如くスタジオメンバーとの交流会、グッズ販売コーナーなど、さまざまな企画が用意されている。

 その中で『龍が如く8外伝』の先行試遊体験、ゲストとのフォトセッション、グッズ販売コーナーへの入場(一部フリー入場の時間帯あり)などは事前抽選となっているが、それ以外のコーナーは誰でも自由に来場して楽しむことが可能だ。またグッズについては各会場の先行販売となるが、セガストアでも受注受付を実施している。

 この“真島のマジ祭り”について、その皮切りとなった12月1日の札幌会場のリポートをお届け。あわせて、ゲストである宇垣秀成氏(真島吾朗役)、松田賢二氏(ジェイソン・リッチ役)と、『龍が如く』シリーズチーフプロデューサーの阪本寛之氏、『龍が如く8外伝』プロデューサーの堀井亮佑氏にインタビューを行い、さまざまなお話をうかがった。

リアルなパイレーツ真島と記念撮影! お面やシールなどの配付グッズも豊富

 札幌において“真島のマジ祭り”の会場になったのは、1876年創業のビール工場“開拓使麦酒醸造所”の跡地に立てられた商業施設・サッポロファクトリーのアトリウム。さまざまなショップやレストラン、アミューズメント施設が集まったショッピングモールだけに、非常に多くの人が行きかう会場となっていた。

 まず会場に入って目を引くのが、等身大真島吾朗フィギュア! こちらは東京ゲームショウ2024の会場でも展示されていたもので、今後すべての会場にお目見えする予定。もちろんいっしょに記念撮影をすることも可能だ。さらに会場では真島吾朗お面を無料配付。2種類のうちいずれかを選ぶことができた。
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精巧に作られたパイレーツ真島の等身大フィギュアは超リアル!
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『龍が如く8外伝』のアクションと同様、お面も狂犬スタイルとパイレーツスタイルの2種類から選択可能。
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会場ではご当地スタンプも大人気。来場記念としてお面の裏に押す人が多かった。
 また会場では、“ゴロー海賊団船員証”シールも配付。こちらは龍が如くスタジオの公式Xアカウントをフォローし、各会場の写真をハッシュタグ“#真島のマジ祭りフォトキャン”を付けて投稿するか、QRコード経由でアンケートに回答することでもらうことができる。

 なお“ゴロー海賊団船員証”シールを受け取った人なら、ゴロー海賊団への入団キャンペーンに参加可能。こちらは、後日配信予定の公式配信番組“龍スタTV”内において、会場で記入した名前(ペンネーム)がゴロー海賊団の一員として紹介されるというものだ。
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左が“ゴロー海賊団船員証”シール。右の龍が如くスタジオロゴステッカーは、YouTubeの龍が如く公式チャンネルのメンバーシップに加入しているともらうことができる。
 さらに会場では、スペシャルゲストである宇垣秀成氏、松田賢二氏とのフォトセッション(事前抽選制)や、龍が如くスタジオの阪本寛之氏、堀井亮佑氏との交流会も実施。交流会参加者にはグリーティングカードも配付されており、とにかく『龍が如く』ファンならぜひ訪れたい“真島吾朗のミニテーマパーク”となっていた。
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交流会参加者に配付されるグリーティングカード。

バラエティ豊かなグッズはまさに“真島づくし”!

 そしてアトリウムに隣接するルームでは、『龍が如く8外伝』の先行試遊体験とグッズ販売を実施。いずれも事前抽選の当選者が入場できる形となっていた(グッズ販売は夕方からフリー入場に移行)。まず先行試遊体験は東京ゲームショウ2024の試遊内容と同様のもので、かなりの台数が用意されており、主人公の真島吾朗を操作してバトルを体験したり、ハワイの街でさまざまなぴプレイスポットを体験することが可能。
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試遊した方にはオリジナルメッシュトートバッグがプレゼントされた。
 グッズ販売でまず目を引いたのが、パッケージ限定版である“真島吾朗コンプリートボックス”の特典グッズの展示。なかでも“真島吾朗危機一髪 ジュニア”と“真島吾朗の眼帯レプリカ”の実物はインパクト大! さらにセガストアで予約受付中のDXパックに付属する、セガストア限定グッズの数々も展示されていた。
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真島ファンにとって眼帯はぜひゲットしたいアイテム!
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展示されていた3点以外にも、描き下ろし特製BOXやDLCプロダクトコードが付属。
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こちらはセガストアのDXパックの同梱内容。中央のB2タペストリーがシブい!
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手配書ポスターを摸したパスケースと、真島の顔マークのピンズもDXパックに同梱。
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架空の8ドル紙幣を摸したステッカー2種セットも!
 会場ではほかにも膨大な数の真島グッズが販売! なかには早くも昼過ぎに売り切れるグッズがあるほどだった。ここではその中でも一部のグッズを紹介!
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真島グッズがここぞとばかりに盛りだくさん!
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部屋にあったらインパクト特大のバスタオル。
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ふたつのスタイルの真島が上下にあしらわれたアクリルブロック。
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さまざまな真島がアクリルスタンドに!
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『龍が如く』アクリルフレークパーツ『8外伝』。サンプルのように使用すればスマホケースを真島づくしに!
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トレーディングアクリルカード。これがあれば、どこでも真島と記念撮影できる!
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各種キーホルダーや缶バッジにも狂犬スタイル&パイレーツスタイルが登場。ご当地アクリルキーホルダーも。
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ご当地Tシャツやご当地マフラータオルもあるので、ぜひイベント参加記念に!
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税込3,000円のお買い上げごとに、ランダムでステッカーをプレゼント。

会場にてゲスト&龍が如くスタジオメンバーにインタビュー

 1回目にして大盛況だった“真島のマジ祭り”。取材の最後はスペシャルゲストとして全会場に参加する真島吾朗役の宇垣秀成氏と、ジェイソン・リッチ役の松田賢二氏、そして『龍が如く』シリーズチーフプロデューサーの阪本寛之氏と、『龍が如く8外伝』プロデューサーの堀井亮佑氏にお話をうかがった。
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左から堀井亮佑氏(文中は堀井)、宇垣秀成氏(文中は宇垣)、松田賢二氏(文中は松田)、阪本寛之氏(文中は阪本)
――いよいよ“真島のマジ祭り”の第1回が札幌で開催されましたが、初日の感想をお聞かせください。

阪本
 だいたいこういったイベントの1発目は札幌で、『龍が如く8』のときも札幌からスタートしましたが、お客さまにどう楽しんでもらうかも含め、回を重ねるごとによい内容になってきている実感があります。

――とくに今回は単なる体験会だけではなく、いろいろな形で楽しめるようになっていますね。

阪本
 はい。グッズもさまざまなものを用意させていただきました。ただお昼すぎの時点ですでに完売しているものもあり、我々の想像以上の反響を感じています。うれしくもありますが、これを踏まえて以降の会場もしっかり準備していきたいと思います。

堀井
 先ほど阪本も言いましたが、これまで体験会イベントを重ねてきたことで、いままでのイベントよりも満足度も高い内容にできているかなと感じています。ちなみに僕自身は札幌でのイベントは初めてなのですが、熱量の高い北海道のファンの方々とようやく触れ合うことができてうれしかったですね。ちなみに「今年から『龍が如く』シリーズのファンになり、これが初めての体験会です」という方もいました。

宇垣
 僕はこのような形で体験会に参加するのは初めてですが、寒い北海道でもファンの人たちはめちゃくちゃ暖かい人たちばかりで……。コワモテな作品を作ってるはずなのに、ファンの人たちはすごく優しくてフレンドリーな人ばかりなんです(笑)。だからいっしょに写真を撮影するときも、つい喋りたくなっちゃうんですよね。ここから全国をまわるにあたり、いいスタートを切れたじゃないかなと思います。つぎの会場も楽しみですね。

松田
 今日のイベントで改めて「まだまだ僕は『龍が如く』を舐めていたな」と思いましたね。最初お仕事としてお話をいただいたときは、単に「有名なゲームだ! すごい!」という感想だったのですが、今日来場者の皆さんと写真を撮るとき、みんな真島吾朗=宇垣さんに対して神様を見るように接していて感動しました。

宇垣
 いやいや、松田さんに対しても「『仮面ライダー(響鬼)』のころからのファンでした」と感激する方がたくさんいましたよ。真島の兄さんもまだまだで、「ライバルはライダーか!」と(笑)。

松田
 いえ、やはり主役は真島ですよ! ですから自分の演じるジェイソンも、いずれこのような形で受け入れてほしいなと思いました。

阪本
 ジェイソンはきっと発売後に反響を呼ぶと思いますよ。

松田
 ちなみに自分は先日『龍が如く8』をクリアーしたのですが、終わったあとはすべてのキャラクターに愛着がわきました。ですからジェイソンも同じように愛してもらえたらうれしいですね。

――真島吾朗というキャラクターがここまでフィーチャーされたイベントはこれが初めてだと思いますが、改めてそれに対する感想はいかがですか?

宇垣
 本当にうれしいですし、まずここまで来るとは思っていませんでした。1作目のときはいつ死んでもおかしくないキャラクターだったのが、それから約20年で主役ですからね。もちろん『龍が如く0  誓いの場所』では主人公のひとりになりましたが、その後の作品ではエッセンス的に登場する“エッセンスおじさん”の時代が続きましたから(笑)。それがここに来て単独主人公になり「本当に主役で大丈夫かな……?」とも思っていたのですが、今日も『龍が如く』ファンの皆さんが本当に暖かく迎えてくれて……。

松田
 最初は脇役だったと聞いて驚きました。すごい成り上がりじゃないですか。

――今回は真島が主人公ということで、阪本さんや堀井さんから見て、これまでの作品とのお客さんの反応の違いは感じられますか?

阪本
 真島はやはりシリーズ中でも人気キャラクターなので、喜ぶファンの方は多いだろうなと想像はしていました。ただ外伝という枠組みで、さらに海賊で……と、いままでにない組み合わせの作品になっていることから「どのような反応になるだろうか」と思っていたのですが、今年の東京ゲームショウなどの反応はすごくよかったですね。新しいチャレンジを評価いただいていて、「真島ファンの皆さんは懐が広いな」と(笑)。

堀井
 当初の予想では「え、海賊~?」という反応が多いと思っていたのですが……。

宇垣
 「ふざけすぎだよ!」みたいな反応ですよね。

堀井
 はい。そういった意見が多いかなと思っていたのですが、真島+海賊という突飛な組み合わせを、ポジティブに「楽しそう」と思ってくれる方が多く、これこそが真島が主人公だからこその懐の広さかなと。「真島だったら海賊もやりそうだ」というか(笑)。

――さらに今回は海賊というだけでなく、バトルでサメやクラゲも召喚したりしますからね(笑)。

堀井
 せっかくの海賊ものなので、いままでやってこなかったことをやろうとした結果、サメでも召喚しておくか、と(笑)。そういったユニークなエッセンスはほかにもゲームの随所に採用していて、それによって真島ならではのクレイジーさ、そして龍が如くスタジオらしい“バカバカしさとシリアスさが共存している感じ”をうまく表現できたかなと思います。
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――ゲームの要素のひとつとして、海賊船で戦う海賊バトルの詳細も気になりますね。

堀井
 現在開発中ですが、すごくいい感じになっていますよ。いままで『龍が如く』は“陸地を歩くゲーム”でしたが、海が舞台になることで、世界観が広がり、冒険感も一気に出すことができました。操作がアクションのためちょっと難しそうに見えるかもしれないですが、実際にプレイしてみれば、アクションが苦手な方でも楽しく遊べるような形になっていると思います。あとは、海賊団の仲間を集めるのがムチャクチャおもしろくなっていますね。

――仲間はどのような手段で集めることができるのでしょうか?

堀井
 これまでも会社経営やドンドコ島など、仲間や顧客を集めるコンテンツがありましたが、今回も『龍が如く』シリーズらしく、いろいろなコンテンツを遊ぶことで仲間が集まり、その仲間たちとともに海賊バトルで戦う……という形になっています。ビジュアル的にもゲーム的にもおもしろいものになっているので、早く皆さんに遊んでほしいですね。

――ちなみに今回の“真島のマジ祭り”の来場者を見ると、過去作からのファンとともに、『龍が如く7 光と闇の行方』(以下、龍が如く7)以降にシリーズを知ったであろう若いファンの方も、非常に多いなと感じました。

堀井
 ですね。『龍が如く8』からファンになったという方もいらっしゃって、そこから遡ってシリーズをプレイしてくださったりしています。松田さんもまさにそうですね。

阪本
 1作目から数えると20年近くになりますからね。ですからいまの若い人たちが『龍が如く7』や『龍が如く8』、さらに今回の『龍が如く8外伝』から「おもしろそう」「やってみようかな」と感じて作品に触れてくれるのは本当にうれしいですし、「世代ってこうやって変わっていくんだな」と実感しています。これは日本以外でも感じられることですね。

堀井
 新たなファンの方の中には「『龍が如く』には興味なかったけれど、ドンドコ島に興味があってプレイしていたらハマった」という方もいましたね(笑)。

松田
 ちなみに我が家では、僕の娘も『龍が如く8』の世界を気に入っていて、神室町やハワイの街並みを眺めるのにハマってます。ほかにも先日、『龍が如く』のファン層の広さを実感することがありまして……。とある友人の家にお邪魔したら、普通に『龍が如く』のTシャツを着ていたんですよ。しかも、僕が『龍が如く8外伝』に出るのを知らずに着ていたんです。出演することを教えたら、まさに目が飛び出ていましたね(笑)。

阪本
 ゲームの発売後はさらに驚くと思いますよ。松田さん演じるジェイソンは、真島とともに冒険をする重要キャラクターで、いいコンビですから。

――それでは最後に、12月14日の仙台以降の会場を訪れる方々のために、今回の“真島のマジ祭り”の見どころをおひとりずつお聞かせください。

阪本
 先行試遊体験やゲストフォトセッション、一部の時間帯を除くグッズ販売は事前抽選となっているのですが、ぜひ応募いただいてお越しください。きっとよい思い出になると思います。『龍が如く8外伝』のおもしろさも発売前に確認でき、安心して購入いただけるかと。また、この全国体験イベント以外にも発売までにさまざまな情報出しや展開がありますので、そのあたりもチェックいただければありがたいですね。

堀井
 今回僕はすべての会場に参加予定なのですが、普段なかなかファンと交流することができないゲームクリエイターにとって、皆さんとお会いすること自体が糧になり、とても楽しみにしています。あとはせっかくの“真島のマジ祭り”ですから、真島ファンの方はもちろん、ほかのファンの方もぜひいらしていただいて、いい思い出をいっしょに作っていただけたらうれしいです。ぜひ会場でお待ちしています!

松田
 僕は今回のイベントについて“『龍が如く』の移動型テーマパーク”と思っています。今回は第1回なので、どのような立ち位置でいればよいか迷う部分もありましたが、フォトセッションでは「いっしょにハート作ってください!」といったリクエストをしていただき、とてもありがたかったですね(笑)。ぜひ仙台以降でも、ご要望があればぜひ声をかけてください。お待ちしています!

宇垣
 事前抽選が当たらなかった人や、事前抽選に気づかず間に合わなかった人にも楽しめるコンテンツがありますので、ふらっと来ていただいて、この“お祭り”を楽しんでいただけたらと思います。来ていただければ僕と松田さんで祭りをできるかぎり盛り上げますので、ぜひ仙台以降の会場にもお越しください!
[2024年12月9日17時20分修正] 阪本寛之氏の肩書と堀井亮佑氏のお名前に誤りがあったため、該当の文章を修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
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