コーエーテクモゲームスより、2025年3月27日に発売される恋愛アドベンチャー『Venus Vacation PRISM - DEAD OR ALIVE Xtreme -』(ヴィーナス バケーション プリズム - デッド オア アライブ エクストリーム -。以下、『VVプリズム』)。対応ハードはプレイステーション5(PS5)、プレイステーション4(PS4)、PC(Steam、DMM GAMES)。
本作は現在サービス中のバカンスゲーム『デッド オア アライブ エクストリーム ヴィーナス バケーション』(以下、『DOAXVV』)から派生した新作で、同作に登場する一部の女の子たち6人と恋愛をくり広げる、スピンオフタイトルです。開発は同じく、コーエーテクモゲームスのTeam NINJAが担当しています。
本記事では、事前に製品版を遊んだプレイレビューをお届けしましょう。
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あなたと出会う6人の女神たち
物語の舞台となるのは、常夏の楽園“ヴィーナス諸島”。プレイヤーは、美しさと強さを競う“ヴィーナスフェス”が開催されているこの島のオーナーとして、女の子たちをサポートしていきます。女の子たちは“女神(ヴィーナス)”と呼ばれる存在となり、島のフェスを盛り上げていきます。
立場的にヴィーナスとは何なのか問われると、『DOAXVV』をもう約7年以上遊んでいる筆者も「な、なんだろうね?」と具体的な回答は難しいのですが、アクティビティに挑むスポーツ選手? なんでも挑戦するアイドル的な立ち位置? プレイヤーにとっての女神様? まあ、フェスを盛り上げてくれる素敵な女の子たち、といった感じでしょうか。
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基本的な設定部分は『DOAXVV』とほぼ同じですが、『VVプリズム』では、ヴィーナスであり島のアルバイトとしてオーナーをサポートする女の子・みさきとの出会いから物語が始まります。遊んだことがない人にとっては自然な導入で、すでに『DOAXVV』をプレイしている人にはちょっと懐かしさも感じられるスタートとなるでしょう。
そこからプレイヤーは5人の女の子をヴィーナスとしてスカウトし、オーナーとしての仕事をこなしながら、フェスのファンを増やしていきます。そんなある日、オーナーはみさきから、この島で見られる“プリズム流星群”のお話を聞きます。
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みさき
「星が降り注ぐ夜、七色の光に願ったふたりは結ばれる」。そんな伝説を耳に挟みながらも、ヴィーナスフェスの運営事務局から、オーナーとしての成績が芳しくないことを指摘され、このままではオーナーがクビになってしまう事態に。といった中で、女の子たちを取り巻いた本作ならではのストーリーが展開されていきます。
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オーナーが出会うのはみさきだけでなく、ほのか、たまき、フィオナ、ななみ、エリーゼの計6名が登場。いずれも『DOAXVV』に登場する女の子で、ほのかのみ『DOA』シリーズから登場したキャラクターで、ほかはすべて『DOAXVV』オリジナルの女の子です。
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ほのか
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たまき
いずれも出会う瞬間から本作独自の物語が展開されるので、『DOAXVV』を遊んだことがない人はもちろんのこと、すでにファンである方々にも楽しめる内容となっています。
全体的にはこの6人の女の子だからこその物語というよりも、それぞれの女の子たちの関係性による展開が重視されています。結末的なものや大筋はほぼ変わらず、そこにいたるまでの道筋で誰と仲よくなったのか、といったストーリーです。
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フィオナ
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ななみ
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エリーゼ
女の子たちの掛け合いの部分が新鮮かつ本作ならではの魅力で、選択肢によって女の子の反応が変化するため、選択肢と女の子×女の子でのリアクションを楽しむことができました。『DOAXVV』にもそういった要素はありますが、あまり見ない組み合わせでの会話も見どころのひとつです。
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物語の展開としてロマンティックな要素は充実していますが、激しい展開があったり濃厚なドラマが展開されたりするかというとそうではなく、基本的にはのほほんとした気持ちで、ゆったり読み進められる内容となっていました。
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ゲーム内のオーナーは多少しゃべりますが、舞台設定の説明や「そろそろ仕事しよう」といったものがメインで、そこまでキャラクター付けがされているわけではありません。
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ヴィーナス諸島って一般のお客もけっこういるんだ……。まだ知らないことだらけだ……。
高いドラマ性を求めている人には物足りないかもしれませんが、本作はきっと女の子たちとコミュニケーションを取る、イチャイチャすることを主眼に置いていると思います。個人的には終始リラックスしながらストーリーを楽しめる、癒しのゲームだと感じています。
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なお、バッドエンド的なものはなく、はっきり言ってしまうとプレイ内容が悪いとオーナーとしてクビにされてしまうわけでもないですし、女の子に嫌われてしまうような展開もありません。悲しい気持ちになることはないと思うので、ここは安心して遊んでほしいところでした。
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自由な主観視点で進む、ドキドキの物語
ゲーム自体は、主観で進むテキストアドベンチャーゲームです。すべてのシーンがオーナーの視点で進み、女の子が近くに寄る、立ち去っていく、手をつなぐ、いっしょにお茶をするなどなど、あらゆるシーンが主観で進むのが特徴。本作の公式ジャンル名は“イマーシブ恋愛アドベンチャー”と称していて、イマーシブ=没入感を重視した演出が楽しめます。
一般的なテキストアドベンチャーは2Dの立ち絵とテキストで進行しますが、3Dグラフィックだからこそ視点移動も人間的な範囲である程度操作可能です。女の子の表情に注目するのが基本ではありますが、隣にいる別の女の子を見てみたり、ときにはついつい胸元に目がいってしまったり……なんてことも可能です(シーンとして、強制的にそうなる場面もあります)。
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シーンは基本的にオートで進行し、選択肢を選んで女の子たちと会話を進めていくシステムです。テキストはボタンを押せば音声・モーション含めてつぎのテキストにスキップできるので、飛ばし飛ばしでシーンを見ることもできます。
テキスト表示、画面のUI(ユーザーインターフェース)をオフにしてもシーンを楽しめますが、選択肢自体はUIを一度オンにして選択肢を選ばなくてはならないため、ずっと眺めるだけではゲームは進められませんのでご注意を。個人的には、UIオフ+選択肢(またはほかのテキスト)のみ表示モードがあると、より没入感があったのかなと感じました。
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二択、三択で女の子を選ぶようなシーンも多々あります。一瞬カジュアルな修羅場シーンにもなったりもしますが、あとでフォローのシーンが挟まっていて、嫌われたりすることはありません。
チャプターごとにいくつか選択肢による会話の変化、またはルート分岐が用意されています。チャプターごとに物語の展開はだいたい決まっていますが、どの女の子と過ごすのかが分かれるパターンがほとんどです。
そして、選択肢によって女の子の好感度が上下します。好感度が高ければ、よりいいエンディングを見ることができるでしょうし、ルートによっては好感度が必要なシーンがあったり、足りないからこそ選べる選択肢があったりします。
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ときには「こんなの絶対に好感度下がるだろ!」みたいな選択肢もありますが、そこはちょっとおバカな『DOAXVV』のオーナーらしさが感じられるところ(好感度は下がります)。もちろん、丁寧なオーナーとして立ち振る舞うこともできます。恋愛ゲームでたまにある「主人公のキャラクター性がなんだかヘン!」みたいな印象は、そういった選択肢以外はとくに感じませんでした。
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選べない選択肢は、条件も明記されます。
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バックログ機能もあります。
グッと写実的で美麗になったグラフィック
『DOAXVV』は2012年に発売された『DOA5』から続く、10年以上前のエンジンをベースに作られています。本作はコーエーテクモゲームスの“Katana Engine”を新たに採用しており、Team NINJAタイトルで言えば『Wo Long: Fallen Dynasty』や『Rise of the Ronin』などでも採用されたものです。
新たなゲームエンジンでグラフィックの一新を図った本作ですが、本作発表時はファンのあいだで賛否両論が起こりました。イチからすべて作り直していることもあり、すでにひとつの完成形となっている『DOAXVV』のほうが「女の子がカワイイ」といった意見が少なからずあったんです。
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筆者も発表時や、その後の先行試遊などでも「カワイイ瞬間もあるけれども、そうでない場面もあるかも」と感じていたのが正直な感想。ですが、製品版相当のバージョンを遊んだところ、かなりブラッシュアップされていて、あらゆるシーンがとにかく美麗でカワイイと感じました。
もちろん、そうでない場面も少しあるのですが、それはプレイヤーがカメラを自由に動かせるようなシーンでおもに感じたことです。全体的にゲーム側が用意したシーンはどこも磨き上げられていますし、カメラを動かせるシーンでもそういった場面はかなり少なくなった印象がありました。
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また、静止画では伝わりにくいのですが、動いているシーンを見ることでより本作の目指す女の子表現のよさが伝わってくると思います。ド派手なモーションがあるわけではありませんが、キュートさが感じられる些細な仕草などが随所に散りばめられていて、目の前で女の子が動いているような感覚にはグッとくるものがありました。
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あえてそうしたのですが、ライティングやタイミングによっては「うーん」となる場面はどうしても出てくるでしょう。
また、フェイシャル(表情)の表現がすばらしく、恥ずかしがっている、ときめいている、緊張している、困っているなどの感情表現が、単一の表現ではなく、そのシーンごとに合わせて調整されていると感じました。たとえば怒っていたとしても、何パターンも表情があるようなイメージです。
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もしかしたら長く遊びすぎて目が慣れてしまった可能性はあるのですが、当初不安視されていた女の子にグラフィックまわりについては、皆さんも概ね満足できるのではないでしょうか。
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なお、一応お伝えしておくと、『DOAXVV』はかなりセクシー度の高い場面もあるゲームですが、『VVプリズム』は全体的に上品な方向性でした。もちろんドキッとするシーンや表現もあるのですが、衣装のセクシーさなども控えめ(一応そういった方向性のものもあります)な印象で、要は露骨な破廉恥さは狙っていないんだなと感じました。
もしかしたら本家『DOAX』シリーズ作品を長く遊び続けている筆者が慣れすぎているだけかもしれませんが、客観的にセクシー度を強烈に強めている印象は薄かったです。あえてそういった視点だけを重視したらそういう見えかたにもなるかもしれませんが、本家『DOAX』シリーズのような強烈なセクシーさを求めている人にはやや物足りないかもしれません。
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そういった方向性も感じられる一部のコーデです。
ちなみに3Dの重ね着表現の都合ではあると思いますが、一部コーデは身体付きがすごくいい(マッシブな感じで)ように見えてしまう点は、少し気になるところでした。
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撮影でファンを増やそう!
アドベンチャーゲームとしてユニークなのが、撮影によってファン数を増やす要素があることです。会話シーンやイベントシーン、ほとんどの場面でカメラを構えることができ、シチュエーションにもよりますがある程度自由な撮影を楽しめます。
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『DOAXVV』では技術的にできないという、雨の演出もあります。
撮影した写真はチャプターの終わりにフェス事務局へ最大6枚提出することができ、得点の高い写真を送れば、対象の女の子のファン数獲得量がアップします。ファン数はおもにコーデや髪型の解放のために必要です。なお、コーデは衣装のこと。『DOAXVV』ではすべて水着と呼びますが、本作はコーデです。
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また、ごく一部の分岐、またはゴールのみ、獲得ファン数が求められる場合もあります。言ってしまうと最終局面、つまりは女の子とのエンディングを迎える手前では一定数ファン数が必要となるので、ある程度は写真撮影をがんばる必要があります。
写真の得点は100点ならばほぼ満点レベルで、100点を超えることもあります。どういった評価基準なのかは不明ですが、見た目的にいい写真であればいいのかというとそうではなく、基本はチャプターごとに定められた目標があるので、そこを押さえておけばハイスコアを狙いやすいです。
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実際の出来栄えとは関係なく、写真の点数がいいものを選べばいいと思います。
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さすがに女の子が映っていない、風景写真などでは点数はだいぶ低いようです。
とはいえ、目標をただ収めたから高得点かというとそういうわけでもなく、まったく関係のない写真で100点を超えることもあれば、「いい写真なのに点数が低い!」といったこともあるでしょう。評価基準は具体的に明記されるわけではないので、あくまでゲーム的な要素として捉えておくのがいいでしょう。カワイイ写真を撮ったのに、評価が低いとガッカリするでしょうし。
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いろいろと試してみたのですが、女の子を暗くしてみるとか、ボケ感を強めてみるなど、あの手この手の小細工では点数が変わりにくいようで、たとえば目が半開きで撮影してしまっても高得点になったりもします。また、デフォルトのカメラ位置で撮影するだけではハイスコアになりにくい印象でした。
全体的には、女の子たちの表情変化がポイントになっているのかなと感じました。決まった撮影ポイントよりも、会話などから見えてくる自然な女の子たちの一面が求められているのかなと。もちろん、撮影目標をしっかり押さえれば100点近くの点数にはなりやすいです。
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基本、目標を押さえておけば高得点になりやすいです。バラつきはありますが。
物語に集中したいので撮影が面倒だという人も中にはいると思いますが、いつでも“簡易撮影”機能によりワンボタンでカメラを構えなくともそのシーンの撮影が可能です。一度だけすべて簡易撮影で進めましたが、いちばんいいエンディングを迎えられたので、面倒な人は簡易撮影だけで進めてしまっても基本は問題ないでしょう(エンディングを見る、という観点だけで言えばですが)。
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うまくいけば女の子全体のファン数を大幅に稼ぐこともでき、最終スコア的なものも記録されるので、ひとつのやり込み要素になっています。なお、チャプターごとに最大50枚の写真が記録され、最大数を超えると古いものから消えていきます。
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筆者は毎回試し試しやっていたこともあり、いずれのチャプターもだいたい50枚超えが多発。撮影した写真は画像ファイルとして保存されるので、最大数を超えることはとくに気にしていません(保存されない設定にもできます)。筆者のフォルダには1万画像以上は軽く保存されています(笑)。気になる人は画像保存にご注意を。
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ファン数は自然に増えていく部分もあり、周回によって上がるオーナーレベルでより増やしやすくなります。
メッセージアプリ演出がイイ!
物語とは別に、スマートフォンのメッセージアプリのような機能で、女の子とチャットを楽しめます。チャットは、要は選択肢の一種で選んだ発言によって女の子の好感度が上下します。
また、女の子がスタンプを送ってくれるコミュニケーションが楽しめたり、ときには自撮り写真をくれることも。自撮りなのにいずれも横画面なのは若干気になりますが、そこはゲーム的に仕方ないのかなと思いつつ、やはりうれしくなってしまいます。
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チャット自体は女の子の好感度が高いほど発生し、特定のチャプターまでに特定のチャットを閲覧しておけば、3つずつ用意された女の子ごとの専用エピソードを見ることができます。
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専用エピソードは、女の子のパーソナルな部分を知ることができるような内容となっており、『DOAXVV』プレイヤーならば、女の子エピソードをギュッとまとめた、またはピックアップしたようなシーンを楽しめます。なお、恋愛ゲームとして攻略自体にはさほど影響しません。
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イマーシブなミニゲーム!
また、特定のチャプターではミニゲームが発生し、女の子とのドキドキ感を楽しめるカンタンなレクリエーションを味わえます。ミニゲームは絶対に発生するもので、うまくいけば好感度を高められますし、失敗してもそれはそれでおいしいシチュエーションが楽しめたりもします。
“手押し相撲”は、手を押し合って体幹を鍛えるトレーニング。勢いあまって壁ドンしてしまったり、自分が倒れて女の子に押し倒されてしまうようなシーンが楽しめます。
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“腹筋”は、そのままの意味で腹筋運動をします。上体を起こす女の子を眺めながら、応援して腹筋回数を稼ぎましょう。目のやり場に困るトレーニングですが、回数を重ねるごとに女の子が汗ばみ、衣服が透けてしまうことも。またまた目のやり場に困ります。
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“水かけ遊び”は、女の子ふたりと水を掛け合う、言わば1対2のミニゲーム(笑)。ゲーム的には水を掛けられたら回避し反撃するので、それが成功した女の子の好感度が上がります。狙った女の子を成功させ、隣の女の子はわざと失敗するようなイメージです。見どころは新機能の“部分濡れ”による一部分だけ透ける要素です!
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濡れ透けがあるので、上着付きの水着で真価を発揮します。
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“大縄跳び”は、女の子といっしょに縄跳びに挑戦するゲームです。目の前で何かが揺れ動くわけですが、その誘惑に負けずジャンプし続けましょう。失敗すると、足がもつれてやはり押し倒してしまったり(笑)。
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ただ水かけ遊び以外は、はっきり言ってマジメにやると女の子を見ている余裕はありません。鑑賞する楽しみがやや薄いので、オート進行のような観賞用のモードもあればよかったなと感じました。
一応もうひとつミニゲームがありますが、本当の本当にミニミニミニゲームで、物語に少し関わる部分なのでぜひご自身で体験してみてください。
ファンを増やしてコーデ変更
ファン数を増やせば、女の子のコーデと髪型が解放されていくのは先述の通り。これらのカスタマイズは、エピソードでも着用する設定にすれば、いずれのチャプターでも変更した姿で女の子が登場してくれます。
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コーデ数はそこまで多くなく、女の子専用のコーデがひとつと、汎用的なコーデのカラー違いがいくつか用意されています。一見少ないようにも感じますが、コーデによっては上着の有無などのカスタムもできますし、靴の有無やアクセサリのオンオフなども可能なので、そこそこのバリエーションを楽しめます。
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コーデ解放は周回プレイの累計ファン数によって決まるので、1回のプレイで稼ぐ必要はありません。『DOAX』シリーズの水着はコンプリートしようものなら、ものすごいやり込みが必要でしたが、『VVプリズム』はかなりやさしいので、不安に思っているファンの方はご安心を。
なお、エピソード内でも女の子たちは自分でさまざまなコーデに着替えてくれたりするので、解放しなくては見られない部分もあるにはありますが、1着のコーデだけでゲームが進行するわけではありません。あくまで自身で撮影したい、絶対にそのコーデを見続けたい場合に活用するような要素だと感じました。
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恋愛ゲーム的なあれこれ
『DOAX』シリーズは、女の子自体を攻略するような要素のハードルもかなり高かったゲームでした。そこも安心してほしいのですが、『VVプリズム』は恋愛ゲームとしての攻略部分が、とてもやさしく作られています。
ときにはプレイヤーに選択を迫る場面もあるのですが、基本的には攻略したい女の子を選べるような選択肢になっていて、その女の子さえ追いかけていればグッドエンディングを迎えられるでしょう。
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ただ選択肢自体はそこそこ難しく、女の子のことを理解しないと好感度をうまく上げられないかも。とはいえ単に浮わついたようなことを言うだけで好感度が上がるわけではないですし、褒めても「お世辞を言っている」と思われることもあります。突然のドキッと発言で、女の子がビックリしてしまうこともあるでしょう。このあたりはキャラクターの性格や好みを見極めながら、恋愛アドベンチャーらしい選択肢の駆け引きが楽しめました。ちなみに選択肢はかなり多いです。
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もし好感度上げがうまくいかなかったとしても、エンディングを見るという観点では通過条件の好感度またはファン数さえ揃っていればよく、終盤は好感度が大幅に上がる個別ルートに行けるので、大雑把なプレイでも攻略できるかと思います。筆者は慣れない1周目でも、ほのかのいちばんいいエンディングを見られました。
いわゆる“フラグ”が必要な選択肢も一部あるにはありますが、ロマンティックなイベントを別の女の子で見たとしても、好感度さえ高ければ最後のシーンに行けるような、ゆるめの条件になっているのもやさしいポイントでした。
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ただ終盤手前のチャプターでは、高い好感度が必要な選択肢が待ち構えているので、これを選べなくてガッカリしてしまうかも。もちろん達成せずともエンディング的には問題ないのですが、シーン的にはいい感じの内容になりません。ここは、やり込み要素として用意されているのかなと思いました。
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完璧にこなしたい人は、セーブ&ロードという古来より伝わるテキストアドベンチャーの奥義を使うといいでしょう。チャプターごとにオートセーブが入るので、失敗したと思ったらそのチャプターからやり直せばいいです。
ドキッとした、恋愛表現
といった感じで、女の子たちとの物語を堪能しつつ、最後にロマンティックなエンディングを迎えて終了します。筆者は『DOAXVV』でのエピソード的な部分や、これまでの『DOAX』シリーズでの描きかたなども含めて「いい感じの仲だけど、関係を結ぶまではいかないんだろうな」と勝手に予想していました。
“イマーシブ恋愛アドベンチャー”、舐めてました。しっかりと、女の子と愛を誓い合ってエンディングとなります。いい感じのお友だち、またはパートナーエンドみたいなことにはならないので、ぜひ女の子たちを攻略してみてください。
なお、好感度は100%以上を超えることもあり、超えているとエンディング後に後日談を楽しむこともできます。要は愛を誓い合った、その後を垣間見ることができます。そうそう、このフェーズも大事なんです! 誓い合ったら、エピソードが終わってしまう恋愛ゲームも珍しくないですから。
また、解放したエピソードはミュージアム機能で、あとからいつでも読み返すことができます。撮影も楽しめますし、ミニゲームも遊べます。チャプターごとのエピソード解放を100%にするのもやり込むポイントになるでしょう。
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一部シーンは人間の視野角のような視点となるので、静止画だと若干ヘンに感じると思いますが、実体験としては女の子が目の前にいる感覚が強かったです。
ちなみにセリフなどを飛ばさずに遊んだ初見プレイ時は、筆者の場合はだいたい1周10時間強くらい掛かりました。セーブ&ロードを使ったり、撮影要素にこだわったりすると、プレイ時間はさらに延びるでしょう。
各ヒロイン、攻略難度はさほど変わらないかもしれませんが、“みさき”だけは少し難度が高かったです。最初から登場するので選択肢がとくに多いように感じました。距離感も近いのか遠いことを言っても大丈夫なのかつかみにくい部分が少しあったり、パートナーなので仕事の内容のような会話の中から、ほかの女の子と仲よくしていたことによって好感度が下がってしまうこともあります。
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それと、ヒロインのひとりエリーゼは物語のだいぶ後半でヴィーナスとなり、攻略対象として後半に好感度などが表示されるので、エリーゼ狙いの人はだいぶやきもきしてしまうかも。もちろん、登場シーンが少ないわけではないのですが、恋愛感はやや急ぎ足なのは気になったポイントでした。
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周回プレイについて
内容としては概ね楽しめましたし、1周目はいいエンディングさえ見ることができれば、きっと皆さんが幸せな気持ちになって終了することでしょう。ただ本作の難点は、正直周回プレイが辛いところです。
まずスキップ、既読スキップがないので周回プレイでも同じテキスト、シーンを見なくてはなりません。テキスト送りはありますがそこまで早くなく、シーンによってはテキスト送り不可です。没入感を大事にしていると思うので気持ちはわかりますし、撮影が大事なゲームでもありますから、各シーン見てほしい気持ちもわかります。ただ、本筋は毎回変わらない内容なので、さすがに周回プレイでは読み飽きてしまいます。せめて早送り的なスキップ、もしくは選択肢までのスキップがほしかったです。
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気にする人は少ないと思いますが、お茶を飲むシーンでよく見るとカップにお茶がなかったりして(笑)。
もちろん分岐を埋めるようなプレイをすれば新鮮な気持ちで楽しめますが、序盤は分岐自体が二択か三択で済んでしまうことが多いです。かといって選択肢の幅を見ようと思っても、よくない選択肢は好感度が下がってしまうものですから、あまり選びたくもなくて……。
2025年4月3日追加:発売からわずか1週間で、既読スキップ機能が実装されました(ムービースキップも!)。これで周回も楽になるでしょう。ありがとうございます開発陣!
チャプターメニューではルート分岐を確認できるので、見ていないシーンを確認できるのはいいと思います。ただチャプターの途中から遊ぶようなことはできません(巻き戻しも不可)。細かい好感度の蓄積と、ファン数の要素があるので仕方ないのですが、周回プレイでうまく活用できるシステムだとよりよかったです。
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飲み物系の中身は、あんまり見ないであげてください!
奥深すぎる!『VVプリズム』撮影機能
撮影機能は『DOAXVV』とは別の機能が満載なので、ひと味異なる撮影を存分に楽しめます。基本機能は『DOAXVV』とだいたい同じですが、風を送るなどの不思議な機能は、会話シーンなどで時間を止められる“時間停止ウォッチ”のみです。時間停止ウォッチは1周クリアーで解放となりますが、特典アイテムでは早期解放も可能です。
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だいぶ遠景からでも撮影できますし
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アップにもできます。
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アップにする距離は、シーンによっては完全に目の前まで迫ることも可能です。
フレーム機能もありますが、数はそこまで多くありません。『DOAXVV』にあるフレームも採用されていますし、集中線を付けるだけの『VVプリズム』ならではのフレームも(これ個人的に『DOAXVV』にも欲しいんですけど!!)。
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『DOAXVV』にはない要素として、自由に用意された画像を配置できるスタンプ機能があります。こちらもゲーム内画像を再活用するような形で、スタンプの種類自体はそこまで多くないのですが、いろいろな使いかたができるでしょう。
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配置や大きさもある程度自由です。
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夕方帰りにとんこつラーメンで頭がいっぱいの、ななみ! みたいな表現ができるかと思います。
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ハートマークで頭飾りを……と思ったのですが、なかなかうまくいかず。猫耳スタンプとかほしいなって思いました。
また、フィルター機能は『DOAXVV』とは異なり、数値なども弄ることができたり、大胆な変化を付けられるものなどさまざま。一応技術的に可能なので盛り込んだ、みたいなフィルターもあり自由度は高いですが、活用方法はかなり難しそうなフィルターも多いです。
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大きな要素としては、ライティング変更が自由なことがいちばんのポイントです。まず露出を上げたり下げたりして、画面全体の光の量を増やすか減らすことができます。減らせば暗い写真なりますが、それはそれで味がある形に。光の量は、増やしすぎると白飛びするレベルなのですが、それくらいの自由があります。
さらに、自由にライトを3つまで設置可能です。光源の位置を自由に配置できるので、使いかたによっては女の子の顔が光りすぎて見えなくなったり、下から照らせばホラーのような見た目にもなるので、かなり扱いは難しい要素です。
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あえてやりすぎな感じにしていますが、こんな感じで自由にライティングを変えられます。
ですが使いこなせば、光の当たり具合をそのシチュエーションに左右されずに変更できるので、非常に自由度の高い撮影が楽しめるようになります。光の色も変更でき、青みがかったライトを当てて、夜の月明かりに照らされたような雰囲気を作り出すなど、さまざまなカスタマイズもできます。が、やはり難度は高いです。
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いろいろ調整して青めのライティング
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実際にはこんな明かりのシーンではないのですが、雰囲気が作れたんじゃないでしょうか。
自由にポーズを取ってもらうような要素はないので、撮影用イベントを閲覧するか、アドベンチャーパートで女の子のシーンを切り取るような形で撮影することになります。撮影シチュエーションカスタムに特化した『DOAXVV』とは異なる手法なので、個人的にはアリだと思いますが、ファンの方々は「それでも気軽に撮影だけ楽しめるモードが欲しかった」といった声が挙がりそうだと思いました。
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ちなみに操作はコントローラーでも慣れればしやすいですが、『DOAXVV』プレイヤーはキーボード&マウスに慣れていると思います。ほぼ同じような操作で撮影できるので、すぐに順応できるかと思います。
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ほのか推し企画!
さて最後に、推し女の子を紹介する企画をお届け。各メディアごとに担当する女の子が違うそうで、ファミ通.comでは“ほのか”を紹介させていただきます!
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ほのかは、『DOA5』シリーズより登場した、本作で唯一の本家『DOA』から登場する女の子。ヴィーナス諸島には観光で訪れたのですが、本来であれば大好きなおばあちゃんと来たかった、おばあちゃん子。シリーズ屈指の豊満なナイスバディの持ち主ですが、じつはその体型を気にしていたりする、元気いっぱいな女子高生です。
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そのボディもあってか、『VVプリズム』ではセクシー担当と言える立ち位置! たまきもセクシー枠ではあると思いますが、『VVプリズム』のたまきは上品な部分が強調されていて、ほのかはストレートに最大級のバストでセクシーさが強調されているように感じました。
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ただし、ほのか自体は体型を気にしていることもあり、あまりセクシーであることを直接言われると恥ずかしがってしまうことが多いです。キュートな存在ですね、と褒めてあげる方向のほうが喜んでくれますよ! と、攻略知識を散りばめておきます。
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本作でより感じたのは、ほのかの身長が150㎝なことです。みさきで156cmなのですが、ほかの女の子よりも低く、オーナーの身長から見た視点では身長差が本作ではより感じやすかったです。それがまたカワイイ。
また、各女の子たちとのエピソードでは、ほのかの設定が垣間見えるような会話も多く、知らない人には驚くような一面もあれば、シリーズファンはニヤリとするシーンもあるでしょう。家族についての会話などもあるので、プライベートなほのかの様子も垣間見ることができます。
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格闘ゲームのキャラクターなこともあってか、格闘家なんだなと感じ取れる部分も少しだけ描かれます。トレーニングでは指導役であるエリーゼの体力を上回るほどの無尽蔵のスタミナを発揮したりと、そもそものフィジカルの強さが感じ取れました。
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ちなみにゲーマーな一面もあり、とくに対戦ゲームなどで人と遊ぶことが好きな女の子です。ゲームファンとしても、好きになっちゃうポイントなのでは!?
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なお、レビュー内でも触れた「女の子といい感じの仲で終わりそう」と予想していたのは、とくにほのかでした。やはりそもそも格闘ゲームのキャラクターなので、もとの設定などを考えると、なかなか描写しにくそうですから。でも安心してください! ちゃんとあります! ほかの女の子同様に、ちゃんとオーナーとのエンディングがあります! よかった!!
登場も、みさきのつぎに出会う女の子と早いです。その魅力に、いきなり悩殺されてみてはいかがでしょうか!?
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