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『ブレイブリーデフォルト』リマスター版試遊でCOMタロウにまた会えた! 新規ミニゲームではRevo楽曲の音ゲーに、マウス操作でハエたたきも楽しめる!?【Switch2体験会】

byロマンシング★嵯峨

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『ブレイブリーデフォルト』リマスター版試遊でCOMタロウにまた会えた! 新規ミニゲームではRevo楽曲の音ゲーに、マウス操作でハエたたきも楽しめる!?【Switch2体験会】
 2025年4月3日、任天堂はメディアや一部関係者向けに、新ハードとなるNintendo Switch 2(ニンテンドースイッチツー)の体験会“Nintendo Switch 2 Premiere”(ニンテンドースイッチ ツー プレミア)を開催。Switch2本体の展示に加えて、対応ソフトの試遊などが行われた。本記事では、スクウェア・エニックスよりSwitch2本体と同日に発売される『ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー HD リマスター』の試遊レビューをお届け。

 
『ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー HD リマスター』は、2013年に発売されたニンテンドー3DS用ソフト『ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル』をベースにしたタイトル。グラフィックのHD化、ユーザーインターフェース(UI)の刷新、新規ミニゲームの収録などがポイントだ。

 今回の試遊では、“最初からプレイする”、”艶花の国フロウエルに入るところからプレイする”、“新規ミニゲームを遊ぶ”のいずれかを選ぶことができた。記者は2回試遊させてもらい、新規ミニゲーム2種類をプレイしたほか、生まれ変わったUIを体験した。なお、本作の開発はキャトルコール(『
ダンジョンエンカウンターズ』や『レジェンド オブ レガシー』などを開発)が担当しているようだ。
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両手でマウス操作をするミニゲームは、慌ただしいが楽しい!

 新たに収録されたミニゲームは、“光で応援!! リズムキャッチ”と“リングアベルのパニッククルーズ”の2種類。どちらもJoy-Conのマウス操作を利用する。

 “光で応援!! リズムキャッチ”は、いわゆる音ゲー。全部で5ステージ(5曲)が用意されているようで、ストーリー進行によって曲が解放されるという。一度解放された曲は、メニューからいつでもプレイ可能になるようだ。

 今回の試遊では、ボス曲
『彼の者の名は』と、タイトル画面で流れる曲『希望へ向う序曲』がプレイ可能だった。また、公式サイトを見るに『純愛 十字砲火』も収録されている模様。
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 ステージは、キャラクターが歌い踊る映像が見られるものと、劇のような映像が見られるものに分かれており、記者がプレイした『希望へ向う序曲』は後者。ティズたち4人の光の戦士たちと、立ちはだかる敵(アスタリスク所持者)の戦いのシーンが、音楽に合わせて展開されていった。しかし、音ゲーあるあるだが、譜面に集中していると、映像を見ている余裕がない。そんな人向けに鑑賞モードも用意されているのはうれしい仕様。

 音ゲーのシステムはシンプルなもの。左手と右手でそれぞれJoy-Conをマウス操作して、ノーツにカーソルを合わせてボタンを押したり、左カーソルと右カーソルのあいだにノーツが入るように移動したりすればオーケー。

 複雑な仕様はないが、両手でマウス操作をするのに、最初はちょっと戸惑うかもしれない。が、この”左手と右手でバラバラの動きをする”というマウス操作と音ゲーの相性はけっこうよく、慣れるとDJになったような気分が味わえて楽しい。Switch2では今後、マウス操作を使った新しい音ゲーが生まれる可能性があるかも? と思わせてくれた。

  “リングアベルのパニッククルーズ”は、飛空艇の操縦を楽しむミニゲーム。プレイヤーは操縦席に座ったリングアベルとなり、マウス操作で飛空艇の高度・進路を調整しながら進んでいく。ステージは3種類あり、これもメインストーリーを進めると解放されていくようだ。
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 高度と進路の調整だけならそんなに難しくはないが、プレイ中は、仲間から「暑いから冷房のスイッチを入れてほしい」、「音楽をかけてほしい」といったリクエストが頻繁に来るため、それらに応えようとすると忙しい。なかには、“ハエたたきでハエを退治してくれ”というリクエストもあって……これはもしかしなくても、スーパーファミコン用ソフト『マリオペイント』のオマージュなのでは?

 飛空艇が目標地点に到達するとボス戦が始まるのだが、このボス戦でもハエたたきが活躍したので、開発スタッフはハエたたきに相当な思い入れがあるのではないか。インタビューする機会があれば聞いてみたいと思っている。

UIを刷新、すれちがい通信を活用した機能は形式を変更

 本作のベースとなっている『ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル』はニンテンドー3DSタイトルのため、UIはすべて2画面が前提の作りになっていた。

 今回のリマスター化にあたり、1画面に情報が集約されるよう、UIはすべて作り直されている。たとえばオリジナル版では、バトルのコマンドは下画面に表示されていたが、リマスター版では画面右側に表示されるように。
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 また、オリジナル版ではニンテンドー3DSの通信機能を活用した要素も多かったが、それらは現行機用に換装されているという。たとえばバトルでは、フレンドに登録しているユーザーや、すれちがい通信ですれちがったユーザーを“フレンド召喚”で呼び出し、1ターン行動してもらうことができたが、リマスター版ではSwitch2のフレンド機能を活用したものに変更になっている。

 そしてオリジナル版では、身近にフレンドやすれちがえるユーザーがいないプレイヤーのために、 COMタロウ、COMジロウという、救済措置的なフレンドが用意されていたのだが……リマスター版でもCOMタロウ、COMジロウの名前を確認! 今回も彼らをフレンドとして冒険できるようだ。

 
『ブレイブリーデフォルト』はニンテンドー3DS特有の2画面のUIや、通信機能やAR機能などを活用していたため、移植が難しいと思われていた。今回、シリーズ1作目発売から13年の時を経て、数々のハードルを超えてリマスター化されることを、いちプレイヤーとしてうれしく思う。「名前は聞いていたけれど、遊んだことがない……」というRPGファンには、ぜひこれを機にプレイしてもらいたい。倍速機能も搭載されて、かなり快適になっているはずなので!
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集計期間: 2025年04月25日10時〜2025年04月25日11時