
本記事では、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド Nintendo Switch 2 Edition』(以下、『ブレワイ』)と『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム Nintendo Switch 2 Edition』(以下、『ティアキン』)をプレイしてわかった情報を、Switch版との違いを中心にお伝えしていく。
今回の体験会では、携帯モードでゲーム冒頭からの5分間、TVモードである程度進行したセーブデータから開始して5分間をプレイすることができた(『ブレワイ』と『ティアキン』のいずれも同様)。なお、今回のバージョンでは、追加要素の中でもとくに大きなポイントである”ZELDA NOTES”は含まれておらず、残念ながら体験することができなかった。
ロード短縮・高精細化・高フレームレート化で文句なし!
まず体験を始めて最初に実感するのが、ロード時間の速さだ。体験会用に、オープニング終了後の操作できるようになった段階でのセーブデータが用意されており、このデータをロードしてスタートしたのだが、この時点でロード時間短縮の恩恵ははっきりと感じられる。
そして、『ブレワイ』をプレイした人なら誰でも印象に残っているであろう、回生の祠を出て、ハイラルを見下ろしてロゴがドーンと表示されるシーン。はるか遠景までくっきりと視認できる精細感や、HDRによりさらに鮮やかになった日差しの眩しさ。Switchでプレイした際にも心が震えた場面だが、改めてSwitch2の画面で見ると、より鮮やかに堪能することができる。
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携帯モードについて言えば、やはりSwitch2で画面が大きくなったことの恩恵が大きい。もともと本作のUIは、Swtichの画面でも十分に視認できるように計算してデザインされたものだ。しかし情報量が多いゲームなだけに、画面がひと回り大きくなったことで、アイコンや数字もひと回り大きくなり、より視認性がアップ。これにより、一段と遊びやすくなっているように感じる。
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TVモードでは、高精細化の恩恵をさらにはっきりと感じることができた。何しろ、はるか遠くの山々の稜線まで、クッキリハッキリとよく見える! 本作では、「遠くに何か気になるものを見つけたので、がんばって進んでたどり着いてみたら新たな発見があり、そこでまた遠くに何かを見つけて……」という具合に、自分の目で発見したものを自由に探索していく遊びができるのも魅力。Swtich2エディションでは、はるか遠くまでクッキリ視認できるようになったことで、そうした本作の本質的な楽しさとも言える部分がさらに向上しているわけだ。とくに『ティアキン』では、空からはるか遠い地上の建造物を見下ろしながら、探索計画を立てる……といった楽しさが向上し、攻略もしやすくなっていると言えそうだ。
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高精細化と並んでうれしいのが、フレームレートの向上だ。Switch版では、オブジェクトの多い場所ではフレームレートが低下することがあったが、Swtich2版では極めて安定している。とくに草木などのオブジェクトが多いコログの森で、駆け回ったり、カメラをグルグル回したりしてみたが、フレームレートの低下を感じることはなく、非常に滑らかな描画がなされていた。
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そして冒頭でも触れたロード時間の短さ。これはファストトラベル時にも強く実感することができた。とくにSwitch版『ブレワイ』ではファストトラベル時のロードが長めだったため、目的地までの距離が微妙な遠さだった場合など、歩いたほうが早いかも? と悩むこともあったが、Switch2エディションではより気軽にファストトラベルを使うことができそうだ。
全体に言えるのが、ビジュアルの強化やロード時間の短縮などのハードウェア的な強化でありながら、それがゲームの本質的な部分である“広大な世界を探索する楽しさ”の大幅な向上につながっているということだ。実際筆者は、短時間の試遊では物足りず、発売された暁には、Switch2でまたイチから冒険を堪能してみたいと強く感じさせられた。
なおすでにアナウンスされている通り、Switch版を持っている人なら、アップグレードパスを購入してSwitch2エディションを遊ぶことができる(Switch版を持っていて、“Nintendo Switch Online + 追加パック”に加入している人なら追加料金なしで遊べる)。また、セーブデータを引き継ぐことが可能で、セーブデータをふたつ作れるようになったので、引き継いだデータで“ZELDA NOTES”を駆使しつつ収集物のコンプリートを狙いつつ、新しいセーブデータでいちからプレイし直してみる、なんて遊ぶかたもアリ。これはもう、遊ばない手はないでしょう!
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