
好きなことを、好きなだけ
『どうぶつの森』は、任天堂から発売されたコミュニケーションゲーム。村のどうぶつたちと交流したり季節行事へ参加したりしながら、気ままなゆったりとした暮らしを楽しんでいく。
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最大の特徴は、ゲームの中で現実世界と同じように時間が流れている点。四季があるのはもちろん、土日や祝日、朝昼晩などもあり、それぞれ景観や発生するイベントが変化する。この試みは当時も非常に画期的で、ゲームの中の世界が現実と地続きであるかのように錯覚させられたものだった。
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ロムカセットのゲームではカセット内にゲームデータを保存するのが通例ゆえに、本作ではニンテンドウ64のコントローラーに装着するコントローラーパックに自分のキャラクターデータを保存し、それを持ち歩くことでほかのプレイヤーの村へのお出かけを実現していた。
いま考えるとちょっとひと手間だが、それでも多くのユーザーがお出かけを楽しんでいたことと思う。週刊ファミ通編集部では、自分の席にニンテンドウ64を設置していた編集者が多かったので、かなり気軽にほかの村へお出かけできたと記憶している。
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