

※今回の試遊で使用したバージョンは、3月17日に予定されている“バトルバランス調整”反映前の体験版を使用しています。そのため、一部仕様が異なる場合があります。- 必殺技は超シンプル! 突進、対空、コマ投げの“3種の神器”でわかりやすい技構成
- スーパーアーツは3種+特殊なレベル2。ケニー・オメガ選手の代名詞“Vトリガー”や“片翼の天使”は必見
- 『スト6』アレックスの新要素、“ブレイカースタンス”をチェック
- そのほか強そうな要素をピックアップ!恵体から繰り出される通常技がやはり強力か
- 総評:スタンダートな立ち回りから構えを使った攻めへ移行するシンプルだけど奥深そうなキャラ
必殺技は超シンプル! 突進、対空、コマ投げの“3種の神器”でわかりやすい技構成

従来の作品では“タメ技”を多く持っていたが、本作からはコマンド技で統一されている。さらに、新しい構えや派生技を習得しており、趣向を凝らした立ち回りも楽しめそうだ。









フラッシュアックス/フラッシュチョップ
先端でヒットしたケースを除けば、弱版のコマンド投げ=“パワーボム”が届くので、打撃と投げの攻めを展開できる。
中版はコンボ用で、ヒット時にダウンを奪える。さらに、ヒット時限定で特殊技“ブレイカー・スタンス”(後述)に移行できるのが特徴だ。その分、ガード時の隙は大きいのでコンボ用として使おう。

一方で発生がかなり遅いので、ホールド版強パンチやドライブラッシュを絡めないとコンボには組み込みにくくなっている。
リーチは長い印象だったので、従来の作品同様に牽制技として使うのもアリだろう。

エアニースマッシュ
弱・中版は地上の相手にヒットしないが、強版は発生が遅い代わりに地上の相手にもヒットする。おもに中攻撃以上から強版がヒットするので、ヒットが確定している状況のコンボで活躍するだろう。

パワーボム/パワードロップ

ダメージも大きいので画面端と自分の位置関係を見ながらうまく使っていこう。

スーパーアーツは3種+特殊なレベル2。ケニー・オメガ選手の代名詞“Vトリガー”や“片翼の天使”は必見
さきほど紹介したOD版パワードロップ(相手の背面やられに対してOD版パワーボム入力)からパンチボタンを2つ入力することでくり出せる技となっている。



その分コンボダメージも高めな印象であったし、なによりプロレスファンなら一度は見てほしい素晴らしい演出面のこだわりが楽しめるので、ぜひ実装後に読者の皆様にも鑑賞してほしいところだ。
『スト6』アレックスの新要素、“ブレイカースタンス”をチェック
イメージとしては春麗の“行雲流水”に近いが、春麗のように“必殺技キャンセル不可の技でも行雲流水はキャンセル可”のような仕様はない。必殺技キャンセル可能な技でも通常技→“ブレイカースタンス”と連係できない点は注意が必要だろう。

中パンチ派生は相手を浮かせる“ショルダーランチャー”。試遊環境の都合上、筆者の目視確認となるので正確なところは不明だが、どうやら相手のジャンプ攻撃に対して無敵があるか初動がものすごく低姿勢になるようだ。対空攻撃として上手く使っていこう。
強パンチ派生で“ヘビーラリアット”。ガードの上から有利フレームが取れる技で、ホールド時にはアーマーもつく。ガードができない分、このホールド時のアーマーを頼りにする機会は多そうだ。



中キック派生で過去作からおなじみの“エアスタンピート”。空中から相手を踏みつける技で、どうやらガードの上から有利フレームが取れるようだ。左右入力で軌道の調整も多少は効くようなので、うまく相手を踏みつけていこう。
強キック派生で下段攻撃の“スイープコンビネーション”。後述する投げ派生を嫌がる相手に二択として使用するほか、先端を当てるスライディングのような感覚でも使える技だ。



続いて、下+投げ入力で派生する“デンジャラスアプローチ”。立ち状態の相手に飛びつき腕ひしぎをくり出す移動投げだ。“ブレイカースタンス”中は細かい距離調整ができないので、後ろにさがる相手を無理やり追う手段のひとつとして持っておくといいだろう。
最後に、前+パンチ入力で出る“スラッシュエルボー”。カウンター時に相手を浮かせる突進系の技で、見たところ隙が少なそうだった。“エアスタンピード”や“タクティカルリープ”を警戒する相手に対し、横から接近する手段として使っていくのがよさそうだ。




そのほか強そうな要素をピックアップ!恵体から繰り出される通常技がやはり強力か
まずは、立ち強パンチ&立ち強キックだ。この2つの技の強みはシンプルにその圧倒的なリーチ。とくに立ち強パンチにおいてはホールドすることでキャンセルが可能になるという破格の性能で、長いリーチの技にありがちな“ドライブインパクトに弱い”という弱点がなくなっている。
ホールド版なら通常ヒットで“フラッシュチョップ”がつながるので、当たったときのリターンも破格の性能だ。その分、ジャンプ攻撃には弱いので、うまく使い差し込んでいきたいところ。

手前側に方向制御した“エアスタンピート”も併用すれば、なかなか落としづらいジャンプ攻撃が仕掛けられそう。しかも個人的な趣味ではあるが、今回のアレックスならではのムーブという感じがしてカッコいい。
強いかどうかは……人間を相手に試していないのでわからないがカッコいいのは間違いない。

総評:スタンダートな立ち回りから構えを使った攻めへ移行するシンプルだけど奥深そうなキャラ
最後に総評として、試合全体を通しての使用感などを話していこうと思う。まず、PV公開時点では筆者は「構えを絡めて複雑なセットプレイもできる投げキャラなのかな~」という印象を持っていた。
しかし、実際に使ってみると立ち回り自体はしゃがみ中パンチや立ち強パンチを差し込んでいくシンプル系で、それらがヒットした後に“ブレイカースタンス”などを絡めて攻めを展開していくのがよさそうだった。
つまり、シンプルな立ち回り→構えを使った複雑な起き攻めというフローチャートになるので、思っていたより操作難度は低かったのがもっとも印象に残った点だ。

シンプルにコマンド投げと打撃の二択が十分強力なので、自分の手元ではなく画面に集中できた印象があった。手ごたえとして、わかりやすさだけで言えばサガットの試遊の時に近い印象である。

PV公開時点で投げ技の多さが話題になっていたが、キャラクターが複雑にならないようカウンターヒット時など特定状況の“演出”として色々なプロレス技が組み込まれており、操作を阻害せずシンプルにカッコよさが楽しめるようになっている点が素晴らしい。
プロレスファンもそうでない人も、ぜひアレックスを通してプロレスならではの“技の美学”を感じてほしいところだ。


















