
ファミ通の編集者がゴールデンウィークに遊んでほしいゲームを紹介する連載企画。エムエス西本がおすすめするタイトルは、特殊部隊になるFPS『Ready or Not』(レディーオアノット)です。
【おすすめポイント】
【おすすめポイント】
広告
- マガジンの目視チェックなど、リアリティーを追及した動作と仕様
- 突入時の経路や手段、編成まで指示可能。指揮官気分を味わえる
- いっしょに遊ぶ友だちがいれば(重要)、より楽しめる
エムエス西本がおすすめするゲーム
『Ready or Not』
- プラットフォーム:PC(Steam)※
- 発売日:2023年12月14日発売
- 発売元:VOID Interactive
- 価格:7150円[税込]
- ※PS5、XSX|S版は今夏発売予定。
今日からあなたもSWAT隊員、特殊部隊なりきりFPS
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/40438/5d393a53d22c94fbfabd66d81d43084b6.jpg?x=767)
皆さんは「特殊部隊の隊員になりたい!」と思ったことはないだろうか。
凶悪な犯罪者の根城に突入し、敵の攻撃なんてものともせずになぎ倒す、そんな彼らの雄姿に憧れを抱いたのは筆者だけではないだろう。その憧れを現実にできるのが『Ready or Not』だ。
本作はPvEのFPS。プレイヤーは架空の警察組織“ロススエノス市警”に所属する5名で構成されたSWAT部隊の一員となり、さまざまな場所に立てこもった容疑者を無力化し確保、犯罪に巻き込まれた民間人を救出していく。
本作の魅力は何と言ってもリアルさ。グラフィックはもちろん、残弾確認時にマガジンを抜いて目視でチェックする動作や、まるで本当に歩いているかのような画面の揺れなど、各所に本作のこだわりが散りばめられている。
反面、1マガジン……へたすれば数発でやられてしまうほど低いプレイヤーの体力や、しっかり照準を合わせないとまったく当たらない弾道など、リアルさに振り切っているがゆえに、ゲームとしてはやや高難度気味になっている部分もある。しかし、それらの要素は決してマイナス点ではない。本作に熱中する要因のひとつとして機能している。
ここで、味方のSWAT隊員(NPC)たちと連携する楽しさも紹介したい。
本作にはプレイヤーが操作するSWAT隊員のほかに4名の隊員がいるのだが、彼らに出せる指示がじつに豊富。ドアを開けてクリアリングする状況ひとつ取っても、どのような方法でドアを開けるのか、どういった手段で突入するのか、そもそも全員で突入するのか、部隊を分けて別々に突入するのか……と多種多様な戦術を指示することができるのだ。
しかも、指示の豊富さのわりに操作はわかりやすく簡単。UI(ユーザーインターフェイス)通りに指示を与えるだけで、複雑な行動をさせることができる。味方のAIも優秀なので、容疑者を見つけたら無力化から確保まで自動でしてくれるのもありがたいポイントだ。先述した本作こだわりの動作や仕様と合わさって、ゲームをプレイするうちに操作キャラクターとシンクロし、本当にSWAT隊員になったかのような錯覚を抱いてしまう。こうして本作の魅力に囚われ、難しくても何度も何度も挑戦するようになるのだ。
ドアを蹴破って、グレネードを投入! フリーズ、フリーズ! と叫びながら犯罪者を鎮圧する姿はまさに特殊部隊。
しかし、慎重に突入しないと敵に不意打ちをくらい即お陀仏&ゲームオーバー。でも、そんな結末も特殊部隊っぽくていい。
最大4人のプレイヤーとオンラインマルチプレイをすることもできる。気になった方は友だちを誘ってボイスチャットをつないで遊べばより深い没入感を得られるだろう。僕も、遊んでくれる友だち、探しています……。
Writer:エムエス西本
幼いころ、母親とともにCSIやFBIを主人公とした海外ドラマを視聴し、警察組織の魅力に開眼。その後、学生時代に『バトルフィールド3』に出会い、軍組織とFPSも大好きに。
凶悪な犯罪者の根城に突入し、敵の攻撃なんてものともせずになぎ倒す、そんな彼らの雄姿に憧れを抱いたのは筆者だけではないだろう。その憧れを現実にできるのが『Ready or Not』だ。
本作はPvEのFPS。プレイヤーは架空の警察組織“ロススエノス市警”に所属する5名で構成されたSWAT部隊の一員となり、さまざまな場所に立てこもった容疑者を無力化し確保、犯罪に巻き込まれた民間人を救出していく。
本作の魅力は何と言ってもリアルさ。グラフィックはもちろん、残弾確認時にマガジンを抜いて目視でチェックする動作や、まるで本当に歩いているかのような画面の揺れなど、各所に本作のこだわりが散りばめられている。
反面、1マガジン……へたすれば数発でやられてしまうほど低いプレイヤーの体力や、しっかり照準を合わせないとまったく当たらない弾道など、リアルさに振り切っているがゆえに、ゲームとしてはやや高難度気味になっている部分もある。しかし、それらの要素は決してマイナス点ではない。本作に熱中する要因のひとつとして機能している。
ここで、味方のSWAT隊員(NPC)たちと連携する楽しさも紹介したい。
本作にはプレイヤーが操作するSWAT隊員のほかに4名の隊員がいるのだが、彼らに出せる指示がじつに豊富。ドアを開けてクリアリングする状況ひとつ取っても、どのような方法でドアを開けるのか、どういった手段で突入するのか、そもそも全員で突入するのか、部隊を分けて別々に突入するのか……と多種多様な戦術を指示することができるのだ。
しかも、指示の豊富さのわりに操作はわかりやすく簡単。UI(ユーザーインターフェイス)通りに指示を与えるだけで、複雑な行動をさせることができる。味方のAIも優秀なので、容疑者を見つけたら無力化から確保まで自動でしてくれるのもありがたいポイントだ。先述した本作こだわりの動作や仕様と合わさって、ゲームをプレイするうちに操作キャラクターとシンクロし、本当にSWAT隊員になったかのような錯覚を抱いてしまう。こうして本作の魅力に囚われ、難しくても何度も何度も挑戦するようになるのだ。
ドアを蹴破って、グレネードを投入! フリーズ、フリーズ! と叫びながら犯罪者を鎮圧する姿はまさに特殊部隊。
しかし、慎重に突入しないと敵に不意打ちをくらい即お陀仏&ゲームオーバー。でも、そんな結末も特殊部隊っぽくていい。
最大4人のプレイヤーとオンラインマルチプレイをすることもできる。気になった方は友だちを誘ってボイスチャットをつないで遊べばより深い没入感を得られるだろう。僕も、遊んでくれる友だち、探しています……。
Writer:エムエス西本
幼いころ、母親とともにCSIやFBIを主人公とした海外ドラマを視聴し、警察組織の魅力に開眼。その後、学生時代に『バトルフィールド3』に出会い、軍組織とFPSも大好きに。