ストーリー、キャラクター、探索、アクション、育成、そのすべてがあなたを魅了する
『原神』はプレイステーション5(PS5)、プレイステーション4(PS4)、Xbox Series X|S、PC、スマートフォン(iOS、Android)でプレイできる次世代のオープンワールドアクションRPG(※)。基本プレイ無料(アイテム課金制)とは思えない作り込まれたゲーム性が世界中の人々を虜にし、配信からわずか2週間で開発費である100億円を回収するほどの人気を確立した。
テイワットにはモンド、璃月(リーユエ)、稲妻(いなずま)、スメール、フォンテーヌといった独自の文化を持つ多種多様な国が存在し、対応する元素(本作における属性魔法のようなもの)の神々が統治している。主人公は行方不明の兄妹の手がかりを捜すべく各国を巡り、神を訪問することになるのだ。
神と言えば、仰々しい存在を想起しがちだが、必ずしもそんなことはない。ある神は一般人に紛れて生活しているし、ある神は街中を散歩しながら歌を歌い民衆の注目を集めている。国が持つ文化や神のキャラクター性にも注目しながら、各国を巡ると本作の世界観をさらに楽しめるだろう。
オープンワールドの世界を自由自在に冒険できるゲーム性も大きな魅力だ。本作の舞台となるテイワット大陸にはモンスター、宝箱、試練(ダンジョン)、謎解きギミックなど、プレイヤーの冒険心をとことんくすぐる探索要素が散りばめられている。クライミングやダイビング、滑空など、移動手段が豊富なのも大きなポイントと言える。
基本的な攻撃に加えキャラクターは、クールタイム制の“元素スキル”と溜まったエネルギーを消費して放つ必殺技“元素爆発”が使える。元素による攻撃はド派手だが、それ以外にも大きな特徴を秘めている。 それが“元素反応”である。本作には炎、水、雷、氷、風、草、岩の7つの元素が存在するのだが、この中からふたつの元素を組み合わせることで元素反応が発生し、相手にさまざまな追加効果をもたらす。
育成要素の中でもプレイヤーたちを夢中にさせているのが、聖遺物だ。キャラクターに装備させられるアクセサリーのようなもので、付与されるステータスにランダム性があったり、同じ聖遺物を複数個装備するとセット効果が発動したりと、ハックアンドスラッシュのような側面を持つ。
自分が追い求める最強の聖遺物を見つけるために、ひたすらダンジョンを周回するプレイヤーも多い。もちろんこれはあくまでやり込み要素の一環なので、無理に狙う必要もない。人によってライトにも、ヘビィーにも遊び込めるのが本作の育成なのだ。