『AI LIMIT 無限機兵』体験版レビュー。美少女アンドロイドがポストアポカリプスの世界で戦うソウルライクアクションRPG。シンクロ率で能力が上下する斬新なシステムが魅力!【BitSummit Drift】
 文明が滅亡に瀕した遠未来を舞台にしたソウルライクアクションRPG『AI LIMIT無限機兵』。

 中国のSense Gamesが開発し、CE-Asiaがパブリッシャーを務めるソウルライク要素の強いアクションRPG。2024年内のリリースを目指して鋭意開発中の期待作で、プラットフォームはプレイステーション5とPC(Steam)を予定している。

そんな本作のSteam体験版をプレイする機会を得たので、ゲームの内容を簡単に紹介する。なお2024年7月19日~21日の期間開催される“BtSummit Drift”(ビットサミット ドリフト)にて試遊体験プレイも可能なので、来場した際にはぜひチェックしてもらいたい。
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アニメ調のキャラクターデザインがいい感じ! 

 再生する力を持つ機兵“アリサ”が未来の世界を舞台に、文明が滅亡の真実を探りながら、世界再生の希望を追うという物語が展開する。

 下の画像に映っているのが、主人公のアリサ。日本のアニメを意識したかわいらしいキャラクターデザインとなっている。機兵(アンドロイド)であるため、やや冷たさを感じさせる色合いなのも印象的だ。
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 敵のデザインはバリエーションが豊富。メカメカしくてカッコいい二足歩行のロボットやおぞましい異形の怪物、ボロ布を纏った人型のモンスターなどが登場する。体験版ではストーリーについては語られなかったが、敵を見る限り、ロボットと怪物が人類衰退の原因なのかもしれない。
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スマートなフォルムのロボット。機兵のアリサとは敵対関係にあるらしく、近づいただけで襲ってきた
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正気度が下がりそうな見た目の怪物。人型や四足歩行型など、多彩な種類がいた
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敵として出現する人間(恐らく)。かなり交戦的で火炎放射器をぶっ放してくる奴もいた
 そんな敵が跋扈するフィールドは探索要素が満載で、体験版でもかなりの数のアイテムや武器を拾えた。

 “結晶の枝”という休憩ポイントで、休憩するとライフが全快。その代わりにフィールドの敵が復活するというソウルライクではおなじみの仕様となっている。
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結晶の枝ではほかにもキャラクターの育成、武器の強化、ほかの結晶の枝へのテレポートが可能だ

ソウルライクの魅力を詰め込んだアクション

 アリサは武器(片手剣、両手剣、双剣など)による近接攻撃と、左腕に溜めたエネルギーを放出する“スペル”による遠隔攻撃を駆使して戦う。

 近接攻撃は振りの早い通常攻撃や威力の高いチャージ攻撃、武器スキルなどがあり、状況に応じた使い分けが重要になる。スペルも武器のように種類があり、付け換えれば攻撃内容がガラリと変化する。
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 敵の攻撃は回避や“Cフィールド”を使ってかわす。

 Cフィールドはいわゆるパリィのことで、敵の攻撃に合わせてタイミングよく発動するとダメージのほとんどを無効化しつつ、敵を虚弱状態にする。虚弱状態の敵に近づくと、 “ファタルストライク”と呼ばれる一撃必殺のアクションがくり出せる。
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Cフィールドに成功し、ファタルストライクはくり出す様子
 こんな感じで本作の戦闘は武器とスペルでダメージを与えつつ、相手の攻撃に合わせて回避やCフィールドを使っていくのが基本的な立ち回りとなる。

 操作性はまさにソウルライクといった感じで、この手のゲームが好きな人なら、すんなり本作に馴染めると思う。もちろんチュートリアルもあるので、ソウルライクを遊んだことがない人でも十二分に楽しめる。

“シンクロ率”システムでスリリングな戦闘を体験

 ソウルライクと言えば、攻撃や回避時にスタミナゲージを消費するのがお約束だが、本作にはスタミナの概念がない。

 その代わり“シンクロ率”が導入されている。これはシンクロ率に応じてアリサの攻撃能力や防御能力が変化するというシステム。シンクロ率が高ければ攻撃能力が上昇、低ければ攻撃能力が低下、ゼロになった場合は防御能力が大幅に低下する。
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 シンクロ率は敵に通常攻撃を当てると上昇。敵の攻撃を受けたり、プレイヤーが武器スキル・スペルを使ったりすると減少する。

 本作の攻略においては、このシンクロ率をいかに高く維持し続けるかが重要になりそうだ。
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骨太だけどカジュアルに遊べるソウルライク!

 本作に触れて感じたのが、スタミナゲージがないことによる戦闘の快適さだ。

 攻撃も、回避も、自分のペースでできるため、戦闘が組み立てやすく、積極的にアクションをくり出そうという気分にさせられた。重量の概念もないため、好きな装備を自由に組み合わせられるのもうれしい点だ。

 スタミナゲージがないならゴリ押しし放題では? と思うかもしれないが、そんなことはない。

 こちらが攻撃を当て続けていても敵はしっかり反撃してくるし、その一撃も痛い。加えて、シンクロ率によるバフとデバフも大きいため、スタミナの概念がなくても攻防のバランスを意識するような立ち回りが求められる。
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 シンクロ率という独自のシステムがあるものの、スタミナを気にせずに回避を連打できる分、ほかのソウルライクよりもかなりカジュアルに遊べると感じた。体験版ではあまり触れられなかったが、ステータスや武器の強化もあり、自分だけのビルドを構築する要素も楽しめそうだ。

 
話題作『AI LIMIT無限機兵』は、2024年内のリリースを目指して鋭意開発中! 今後の続報に期待しよう。
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